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公開番号
2025052784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161683
出願日
2023-09-25
発明の名称
入力回路及び切替方法
出願人
西部電機株式会社
代理人
個人
主分類
H03K
19/0175 20060101AFI20250328BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】 アクチュエータなどを制御するための入力回路であって、出力回路が有電圧接点であっても無電圧接点であっても同様の工事により設置することができる入力回路等を提供する。
【解決手段】 入力回路1は、出力回路に接続される。出力回路は、複数の接点と、前記各接点に対応して設けられる複数の接点端子と、前記複数の接点に共通して設けられるコモン端子を備える。入力回路1は、制御装置5と、第1切替装置と、第2切替装置を備える。制御装置5は、配線6が一つの接点端子に接続する。第1切替装置13は、直流電源11を配線端9に接続するか否かを切り替える。第2切替装置19は、制御装置5の他の配線に配線端9を接続するか接地するかを切り替える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力回路に接続される入力回路であって、
前記出力回路は、複数の接点と、前記各接点に対応して設けられる複数の接点端子と、前記複数の接点に共通して設けられるコモン端子を備え、
当該入力回路は、配線の一つが一つの前記接点端子に接続する制御装置と、第1切替装置と、第2切替装置を備え、
前記第1切替装置は、電源を前記コモン端子に接続するか否かを切り替え、
前記第2切替装置は、前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続するか接地するかを切り替える、入力回路。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記出力回路が無電圧接点であるならば、
前記第1切替装置は電源を前記コモン端子に接続し、
前記第2切替装置は前記制御装置の他の配線を接地する、請求項1記載の入力回路。
【請求項3】
前記出力回路が有電圧接点であるならば、
前記第1切替装置は電源を前記コモン端子に接続せず、
前記第2切替装置は前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続する、請求項1記載の入力回路。
【請求項4】
前記第2切替装置は、第3切替装置及び第4切替装置を備え、
前記第1切替装置、前記第3切替装置及び前記第4切替装置は、通電状態と非通電状態を切り替えるものであり、
前記第1切替装置は、通電状態では電源を前記コモン端子に接続して、非通電状態では電源を前記コモン端子に接続せず、
前記第3切替装置は、通電状態では前記制御装置の他の配線を接地し、非通電状態では前記制御装置の他の配線を接地せず、
前記第4切替装置は、通電状態では前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続し、非通電状態では前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続せず、
前記第1切替装置、前記第3切替装置及び前記第4切替装置は、それぞれ、指定装置が第1状態であれば通電状態、通電状態及び非通電状態であり、前記指定装置が第2状態であれば非通電状態、非通電状態及び通電状態である、請求項1記載の入力回路。
【請求項5】
入力回路における切替方法であって、
前記入力回路は、出力回路に接続され、
前記出力回路は、複数の接点と、前記各接点に対応して設けられる複数の接点端子と、前記複数の接点に共通して設けられるコモン端子を備え、
前記入力回路は、配線の一つが一つの前記接点端子に接続する制御装置と、第1切替装置と、第2切替装置を備え、
前記第1切替装置が電源を前記コモン端子に接続するか否かを切り替え、前記第2切替装置が前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続するか接地するかを切り替える切替ステップを含み、
前記切替ステップにおいて、
前記出力回路が無電圧接点であるならば、前記第1切替装置は電源を前記コモン端子に接続し、前記第2切替装置は前記制御装置の他の配線を接地し、
前記出力回路が有電圧接点であるならば、前記第1切替装置は電源を前記コモン端子に接続せず、前記第2切替装置は前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続する、切替方法。
【請求項6】
前記第2切替装置は、第3切替装置及び第4切替装置を備え、
前記第1切替装置、前記第3切替装置及び前記第4切替装置は、通電状態と非通電状態を切り替えるものであり、
前記第1切替装置は、通電状態では前記電源を前記コモン端子に接続して、非通電状態では前記電源を前記コモン端子に接続せず、
前記第3切替装置は、通電状態では前記制御装置の他の配線を接地し、非通電状態では前記制御装置の他の配線を接地せず、
前記第4切替装置は、通電状態では前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続し、非通電状態では前記制御装置の他の配線に前記コモン端子を接続せず、
前記切替ステップにおいて、前記第1切替装置、前記第3切替装置及び前記第4切替装置は、それぞれ、指定装置が第1状態であれば通電状態、通電状態及び非通電状態であり、前記指定装置が第2状態であれば非通電状態、非通電状態及び通電状態である、請求項5記載の切替方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、入力回路及び切替方法に関し、特に、出力回路に接続される入力回路等に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
接点(電気接点)は、電気回路を開閉動作するものである。接点が閉じると電気が流れ(通電状態)、接点が開くと電気が流れなくなる(非通電状態)。
【0003】
特許文献1に記載されているように、無電圧接点と有電圧接点が知られている。無電圧接点は、接点が閉じた状態で接点に電圧がかからないものである。有電圧接点は、接点が閉じた状態で接点に電圧がかかるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平2-284518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図5は、従来の出力回路及び入力回路の構成の一例を示す図である。
【0006】
出力回路は無電圧接点であり、第5接点101と、第6接点103を備える。制御装置113は、第5接点101が通電状態になると、中央演算処理装置(CPU)111に信号を出力する。
【0007】
制御装置113は、一つの配線により第5接点101と接続され、別の配線により直流電源115と接続される。第5接点101及び第6接点103は、共有して設けられるコモン端子105により配線用接地部117に接続されて接地される。
【0008】
図6は、図5の従来の出力回路及び入力回路の具体的な構成の一例を示す。出力回路121は、水門の開閉などを行うためにアクチュエータを遠隔操作するための複数の接点を備える。入力回路において、制御装置125は、アクチュエータに対して開く動作を指示するための接点に対する操作に応じて、CPU123に信号を出力する。
【0009】
設備を更新するときには、出力回路は従前のものを使用し、入力回路を更新する場合がある。出力回路が無電圧接点であるならば、更新後の入力回路を容易に設置することができる。
【0010】
しかしながら、出力回路が有電圧接点であるならば、図6の入力回路をそのまま使用することができない。そのため、現地において追加工事を行う必要があった。追加工事は、例えば、遠隔操作のための装置における制御盤の電源ユニットを除去して無電圧接点にするなどを行っている。そのため、現地において多くの費用と工数が必要になった。
(【0011】以降は省略されています)
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