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公開番号
2025028379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024226604,2024554231
出願日
2024-12-23,2024-05-30
発明の名称
印刷装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250220BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】搬送部材上の付着物の除去と回収に関する各部材に対するメンテナンス作業の作業性の向上を図ることが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置1は、メディアMを搬送する搬送部材31と、搬送部材31の上方に位置する印刷ユニット4と、搬送部材31の下方に位置する液槽ユニット5と、液槽ユニット5の液槽51の下方に位置する回収ユニット6と、を備える。回収ユニット6は、液槽51にためられた液体Lが液槽51を介して循環する流路を形成する循環流路部6Aと、循環流路部6Aを流れる液体Lに含まれる付着物Aを回収可能な回収部材62,63と、を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷媒体を支持しつつ搬送可能な搬送面を有する搬送部材と、
前記搬送部材の上方に位置し、前記搬送面上の前記印刷媒体に画像を印刷することが可能な印刷ユニットと、
前記搬送部材の下方に位置しており、液体をためることが可能な液槽、および前記搬送面に付着している付着物を前記液槽に送ることが可能な移送部材を有する液槽ユニットと、
前記液槽の下方に位置しており、前記液槽にためられた前記液体が前記液槽を介して循環する流路を形成する循環流路部、および前記循環流路部を流れる前記液体に含まれる前記付着物を回収可能な回収部材を有する回収ユニットと、を備える、印刷装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記液槽は、前記搬送部材を上方側から見た時に前記搬送部材の設置領域内に位置する液槽本体を有している、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記移送部材は、前記液槽本体内に位置している、請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記循環流路部は、前記液槽を上方側から見た時に前記液槽の設置領域内に位置し、前記回収部材が接続された状態で直線状に延びる回収流路部材を有している、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記液槽ユニットは、前記印刷ユニットのうち前記搬送面に沿った上流端に対して下流側に位置している、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記回収ユニットは、前記印刷ユニットのうち前記搬送面に沿った上流端に対して下流側に位置している、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記液槽ユニットは、前記搬送部材の前記搬送面の中央部位よりも下流側に位置している、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記回収ユニットは、前記搬送部材の前記搬送面の中央部位よりも下流側に位置している、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記循環流路部は、前記液槽と前記回収流路部材とを直接接続する接続流路部材を有している、請求項4に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記循環流路部は、前記液槽と前記回収流路部材との間に前記液体を貯留する貯留部が介在しない状態で、前記液槽と前記回収流路部材とを直接接続する接続流路部材を有している、請求項4に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷装置として、印刷対象の印刷媒体を搬送する搬送部材を備えた装置が知られている。この種の印刷装置では、印刷媒体を透過した印刷用のインクなどが搬送部材の表面に付着することがある。このため、搬送部材に付着したインクなどの付着物の除去と回収を行う必要がある。例えば、特許文献1には、搬送部材上の付着物の除去と回収を行うための構造として、クリーニングブラシ、凝集タンク、及びフィルタを備えた印刷装置が開示されている。クリーニングブラシは、貯留槽に貯留された清掃液を使用して搬送部材を清掃することにより、搬送部材から付着物を除去する。凝集タンクは、清掃後の清掃液を凝集剤が付与された状態で貯留する。フィルタは、凝集タンクに貯留された清掃液から凝集物を分離することにより、搬送部材上の付着物が含まれる凝集物を回収する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-83155号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の一の局面に係る印刷装置は、印刷媒体を支持しつつ搬送可能な搬送面を有する搬送部材と、前記搬送部材の上方に位置し、前記搬送面上の前記印刷媒体に画像を印刷することが可能な印刷ユニットと、前記搬送部材の下方に位置しており、液体をためることが可能な液槽、および前記搬送面に付着している付着物を前記液槽に送ることが可能な移送部材を有する液槽ユニットと、前記液槽の下方に位置しており、前記液槽にためられた前記液体が前記液槽を介して循環する流路を形成する循環流路部、および前記循環流路部を流れる前記液体に含まれる前記付着物を回収可能な回収部材を有する回収ユニットと、を備える。このような本開示の一の局面に係る印刷装置によれば、搬送部材上の付着物の除去と回収に関する各部材に対するメンテナンス作業の作業性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、本開示の実施形態に係る印刷装置の正面図である。
図2は、図1の印刷装置のII-II線に沿った断面図である。
図3は、印刷装置に備えられる搬送ユニット、液槽ユニット及び回収ユニットの位置関係を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
印刷装置では、搬送部材上の付着物の除去効果を維持するために、例えばクリーニングブラシに対してメンテナンス作業を実施する必要がある。また、付着物の回収効果を維持するために、例えばフィルタに対してメンテナンス作業を実施する必要がある。
【0007】
上述したような特許文献1に開示される技術では、クリーニングブラシは貯留槽内に設置されており、フィルタは凝集タンクに接続されている。このため、クリーニングブラシに対しては貯留槽の周辺でメンテナンス作業を実施し、フィルタに対しては貯留槽から離れた凝集タンクの周辺でメンテナンス作業を実施することになる。この場合、搬送部材上の付着物の除去と回収に関する各部材に対するメンテナンス作業の作業性が悪いという課題がある。
【0008】
そのため、搬送部材上の付着物の除去と回収に関する各部材に対するメンテナンス作業の作業性の向上を図ることが可能な印刷装置が求められる。
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態に係る印刷装置について説明する。なお、以下では、方向関係については水平面上において互いに直交するXY直交座標を用いて説明する。また、X方向及びY方向と直交する鉛直上下方向をZ方向とする。
【0010】
図1及び図2に示される印刷装置1は、広幅で長尺の印刷媒体であるメディアMに対して、インクを付着させることが可能なインクユニットを備えた装置である。印刷装置1は、インクユニットによりメディアMに対してインクを付着させて画像を印刷する。印刷装置1としては、スクリーン印刷方式の装置、インクジェット方式の装置を挙げることができる。印刷装置1がスクリーン印刷方式の装置である場合、インクユニットは、複数の開口を有したスクリーン版と、スキージとを含む。この場合、インクユニットは、スキージの移動に応じてスクリーン版に沿ってインクを移動させることにより、スクリーン版の開口を通じてインクをメディアMに付着させる。一方、印刷装置1がインクジェット方式の装置である場合、インクユニットは、メディアMに対してインクを吐出することにより、メディアMに対してインクを付着させる。以下では、印刷装置1がインクジェット方式の装置である場合について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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