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公開番号2025038166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2024223844,2023554702
出願日2024-12-19,2022-10-18
発明の名称通信方法、ユーザ装置、チップセット、プログラム、及び移動通信システム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 4/06 20090101AFI20250311BHJP(電気通信技術)
要約【課題】改善されたマルチキャスト・ブロードキャストサービスを実現可能とする通信方法及びユーザ装置を提供する。
【解決手段】マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて、無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置UE100が実行する通信は、所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数に属する隣接セルがブロードキャストするシステム情報(SI)スケジューリング情報を受信するステップと、隣接セルがMBSシステム情報ブロックを提供する能力を有している旨をSIスケジューリング情報が示す場合、セル再選択プロシージャにおいて所望MBS周波数を他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うステップと、を有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置が実行する通信方法であって、
MBSサービスと周波数との対応関係を示す周波数マッピング情報を含むブロードキャスト情報を受信することと、
前記ブロードキャスト情報が前記周波数マッピング情報を含む場合において、前記ブロードキャスト情報が所望MBSサービスについての周波数マッピング情報を含まない場合であっても、前記所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数が、前記ブロードキャスト情報が提供されるRRCレイヤよりも上位のレイヤにおいて提供される上位レイヤ情報に含まれることに応じて、セル再選択プロシージャにおいて前記所望MBS周波数を他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うことと、を有する
通信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記優先度付けを行うことは、前記ブロードキャスト情報が提供されない場合であっても、前記所望MBS周波数が前記上位レイヤ情報に含まれることに応じて、前記セル再選択プロシージャにおいて前記所望MBS周波数を前記他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うことを含む
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
サービングセルがブロードキャストするシステム情報(SI)スケジューリング情報を受信することと、
前記SIスケジューリング情報が前記ブロードキャスト情報の情報を含まないことに応じて、前記ブロードキャスト情報が提供されないと判断することと、をさらに有する
請求項2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記所望MBS周波数に属するセルがブロードキャストするシステム情報(SI)スケジューリング情報を受信することをさらに有し、
前記優先度付けを行うことは、前記SIスケジューリング情報がMBSシステム情報ブロックの情報を含むことに応じて、前記セル再選択プロシージャにおいて前記所望MBS周波数を前記他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うことを含む
請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて用いるユーザ装置であって、
無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態において、
MBSサービスと周波数との対応関係を示す周波数マッピング情報を含むブロードキャスト情報を受信する処理と、
前記ブロードキャスト情報が前記周波数マッピング情報を含む場合において、前記周波数マッピング情報が所望MBSサービスについて周波数マッピング情報を含まない場合であっても、前記所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数が、前記ブロードキャスト情報が提供されるRRCレイヤよりも上位のレイヤにおいて提供される上位レイヤ情報に含まれることに応じて、セル再選択プロシージャにおいて前記所望MBS周波数を他の周波数よりも優先するように優先度付けを行う処理と、を実行する制御部を備える
ユーザ装置。
【請求項6】
ユーザ装置に用いられ、請求項1に記載の通信方法を実行する
チップセット。
【請求項7】
請求項1に記載の通信方法をユーザ装置に実行させる
プログラム。
【請求項8】
請求項5に記載のユーザ装置と、ネットワークノードとを備える
移動通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)規格において、第5世代(5G)の無線アクセス技術であるNR(New Radio)の技術仕様が規定されている。NRは、第4世代(4G)の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高速・大容量かつ高信頼・低遅延といった特徴を有する。3GPPにおいて、5G/NRのマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)の技術仕様を策定する議論が行われている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP寄書:RP-201038、“WID revision: NR Multicast and Broadcast Services”
【発明の概要】
【0004】
5G/NRのマルチキャスト・ブロードキャストサービスは、4G/LTEのマルチキャスト・ブロードキャストサービスよりも改善されたサービスを提供することが望まれる。
【0005】
そこで、本開示は、改善されたマルチキャスト・ブロードキャストサービスを実現可能とする通信方法及びユーザ装置を提供することを目的とする。
【0006】
第1の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置が実行する通信である。前記通信方法は、所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数に属する隣接セルがブロードキャストするシステム情報(SI)スケジューリング情報を受信するステップと、前記隣接セルがMBSシステム情報ブロックを提供する能力を有している旨を前記SIスケジューリング情報が示す場合、前記セル再選択プロシージャにおいて前記所望MBS周波数を他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うステップと、を有する。
【0007】
第2の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置が実行する通信である。前記通信方法は、RRCレイヤにおいてネットワークからブロードキャストで提供されるブロードキャスト情報と、前記RRCレイヤよりも上位のレイヤにおいて前記ネットワークから提供される上位レイヤ情報とのうち、いずれか一方の情報を選択するステップと、所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数をセル再選択プロシージャにおいて他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うステップと、を有する。前記ブロードキャスト情報及び前記上位レイヤ情報のそれぞれは、MBSサービスと周波数との対応関係を示す情報である。前記優先度付けを行うステップは、前記選択するステップで選択された前記一方の情報に基づいて前記優先度付けを行うステップを含む。
【0008】
第3の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置が実行する通信である。前記通信方法は、所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数に属する少なくとも1つのセルに対する測定の結果が所定基準を満たす少なくとも1つのセルを特定するステップと、前記特定されたセルがMBSシステム情報ブロックをブロードキャストすると前記ユーザ装置が判定した場合、前記所望MBS周波数をセル再選択プロシージャにおいて他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うステップと、を有する。
【0009】
第4の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置が実行する通信である。前記通信方法は、所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数に属する少なくとも1つのセルがMBSシステム情報ブロックをブロードキャストすると前記ユーザ装置が判定した場合、前記所望MBS周波数をセル再選択プロシージャにおいて他の周波数よりも優先するように優先度付けを行うステップと、前記所望MBS周波数に対する測定結果に基づいて前記所望MBS周波数から候補セルを特定するステップと、前記特定された候補セルが前記少なくとも1つのセルに含まれる場合、前記候補セルを再選択するステップと、を有する。
【0010】
第5の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムにおいて無線リソース制御(RRC)アイドル状態又はRRCインアクティブ状態にあるユーザ装置が実行する通信である。前記通信方法は、所望MBSサービスと対応付けられた所望MBS周波数をセル再選択プロシージャにおいて他の周波数よりも優先することにより、前記所望MBS周波数に属するセルを再選択するステップと、前記セルから送信されるマルチキャスト制御チャネルに基づいて、前記セルが前記所望MBSサービスを提供するか否かを判定するステップと、前記判定するステップで前記セルが前記所望MBSサービスを提供しないと判定した場合、前記セル再選択プロシージャをやり直すステップと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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