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公開番号
2025035701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023142922
出願日
2023-09-04
発明の名称
太陽電池アレイ
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04D
13/18 20180101AFI20250307BHJP(建築物)
要約
【課題】シート状の太陽電池モジュールより厚い従来の太陽電池モジュール用の取付金具を利用して、シート状の太陽電池モジュールを屋根材に固定できる太陽電池アレイを提供する。
【解決手段】太陽電池アレイ1は、太陽電池モジュール10と、設置対象80に太陽電池モジュール10を固定する固定部材20と、太陽電池モジュール10と固定部材20との間に位置するスペーサ30とを備える。太陽電池モジュール10は、光電変換部11と支持部12とを有する。固定部材20は、設置対象80に結合する結合部21と台座部22とを有する。スペーサ30は、支持部12に係合するスペーサ係合部31と、台座部22に当接する当接部32とを有する。スペーサ係合部31は、台座部22に対して、支持部12が位置する辺に交差する第1方向に移動可能に構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
1又は複数の太陽電池モジュールと、設置対象に前記1又は複数の太陽電池モジュールのそれぞれを固定する固定部材と、前記1又は複数の太陽電池モジュールのそれぞれと前記固定部材の少なくとも一部との間に位置するスペーサとを備え、
前記1又は複数の太陽電池モジュールのそれぞれは、第1方向に沿う2辺と前記第1方向に交差する第2方向に沿う2辺とを有する略矩形の板状又はシート状である1個の光電変換部と、前記第2方向に沿う2辺のそれぞれに位置する2個の支持部とを有し、
前記固定部材は、前記設置対象に結合する結合部と、前記結合部よりも前記太陽電池モジュールに近い側に位置する台座部とを有し、
前記スペーサは、前記太陽電池モジュールの支持部に係合して前記支持部の前記第1方向への移動を規制するスペーサ係合部と、前記固定部材の台座部に当接する当接部とを有し、前記スペーサ係合部と前記当接部とが前記第1方向と前記第2方向とに交差する第3方向に並ぶように構成され、
前記スペーサ係合部は、前記固定部材の台座部に対して前記第1方向に移動可能に構成される、
太陽電池アレイ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記設置対象は、山状部分を有し、
前記第1方向は、前記設置対象の山状部分の延在方向に直交する方向である、請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項3】
前記設置対象は、山状部分を有し、
前記第1方向は、前記設置対象の山状部分の延在方向である、請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項4】
前記複数の太陽電池モジュールは、第1太陽電池モジュールと第2太陽電池モジュールとを含み、
前記スペーサ係合部は、前記第1太陽電池モジュールの支持部に係合する第1スペーサ係合部と、前記第2太陽電池モジュールの支持部に係合する第2スペーサ係合部とを含み、
前記第1スペーサ係合部と前記第2スペーサ係合部とは、互いに独立に前記第1方向に移動可能に構成される、
請求項1から3までのいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
【請求項5】
前記スペーサは、前記スペーサ係合部と前記当接部との間の前記第3方向に沿った距離を調整する距離調整部を更に有する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
【請求項6】
前記太陽電池モジュールの支持部は、前記スペーサ係合部に係合するモジュール係合部を有し、
前記モジュール係合部が前記第2方向に沿って延在する溝状の凹部である場合に、前記スペーサ係合部は前記モジュール係合部の凹部に嵌合するように構成されるリブ状の凸部を有し、
前記モジュール係合部が前記第2方向に沿って延在するリブ状の凸部である場合に、前記スペーサ係合部は前記モジュール係合部の凸部に嵌合するように構成される溝状の凹部を有する、
請求項1から3までのいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
【請求項7】
前記太陽電池モジュールの支持部は、前記スペーサ係合部が係合する孔であるモジュール係合部を有し、
前記第2方向において、前記モジュール係合部の孔の寸法が前記スペーサ係合部の寸法よりも長い、
請求項1から3までのいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
【請求項8】
前記スペーサ係合部は、前記支持部が前記第1方向に変位した場合に前記支持部に対して復元力を作用させる弾性部材を有する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の太陽電池アレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、太陽電池アレイに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、スーパーストレート構造の太陽電池モジュールを屋根材に設置する取付金具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-234587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、シート状の太陽電池モジュールより厚い従来の太陽電池モジュール用の取付金具を利用して、シート状の太陽電池モジュールを屋根材に固定できる太陽電池アレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る太陽電池アレイは、1又は複数の太陽電池モジュールと、固定部材と、スペーサとを備える。前記固定部材は、設置対象に前記1又は複数の太陽電池モジュールのそれぞれを固定する。前記スペーサは、前記1又は複数の太陽電池モジュールのそれぞれと前記固定部材の少なくとも一部との間に位置する。前記1又は複数の太陽電池モジュールのそれぞれは、1個の光電変換部と、2個の支持部とを有する。前記光電変換部は、第1方向に沿う2辺と前記第1方向に交差する第2方向に沿う2辺とを有する略矩形の板状又はシート状である。前記2個の支持部は、前記第2方向に沿う2辺のそれぞれに位置する。前記固定部材は、前記設置対象に結合する結合部と、前記結合部よりも前記太陽電池モジュールに近い側に位置する台座部とを有する。前記スペーサは、前記太陽電池モジュールの支持部に係合して前記支持部の前記第1方向への移動を規制するスペーサ係合部と、前記固定部材の台座部に当接する当接部とを有する。前記スペーサは、前記スペーサ係合部と前記当接部とが前記第1方向と前記第2方向とに交差する第3方向に並ぶように構成される。前記スペーサ係合部は、前記固定部材の台座部に対して前記第1方向に移動可能に構成される。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る太陽電池アレイによれば、シート状の太陽電池モジュールより厚い従来の太陽電池モジュール用の取付金具を利用して、シート状の太陽電池モジュールが屋根材に固定される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る太陽電池アレイの構成例を示す平面図である。
図1の太陽電池アレイを矢印Aとして示される方向に見た正面図である。
図1の太陽電池アレイを矢印Bとして示される方向に見た側面図である。
図2の二点鎖線囲み部Cの拡大図である。
図4の二点鎖線囲み部Dの拡大図である。
太陽電池モジュールの設置方向を図1の設置方向から90度回転した場合の太陽電池アレイの構成例を示す平面図である。
図6の太陽電池アレイを矢印Gとして示される方向に見た側面図である。
図6の太陽電池アレイを矢印Hとして示される方向に見た正面図である。
スペーサが矩形状である場合の変形例である。
スペーサが第1補強部を有する場合の変形例である。
スペーサが第2補強部を有する場合の変形例である。
スペーサが第2距離調整部を有する場合の変形例である。
太陽電池モジュールの構成例を示す平面図である。
図13のE-E断面図である。
他の実施形態に係る太陽電池アレイの構成例を示す斜視図である。
図15の分解斜視図である。
図15のF-F断面図である。
図4のスペーサ係合部が弾性部材を備える構成例である。
図17のスペーサ係合部が弾性部材を備える構成例である。
図17のモジュール係合部が弾性部材を備える構成例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
太陽電池モジュールを折板屋根等の様々な種類の屋根材に固定することが求められている。流通量の多い太陽電池モジュールとして、スーパーストレート構造の太陽電池モジュールが知られている。スーパーストレート構造の太陽電池モジュールにおいて、ガラス基板がセルの保護材として用いられている。また、スーパーストレート構造の太陽電池モジュールは、外周にコの字型断面のフレームを備える。スーパーストレート構造の太陽電池モジュールを屋根材に固定するために、太陽電池モジュールのフレームを挟んで固定する金具が用いられることがある。
【0009】
上述したスーパーストレート構造の太陽電池モジュールと異なる構造の太陽電池モジュールとして、ガラス基板に替えて透明フィルムがセルの保護材として用いられているシート状の太陽電池モジュールが知られている。シート状の太陽電池モジュールにおいて、太陽電池モジュールの軽量化を目的として、フレームの構造が簡略化される場合がある。
【0010】
ここで、シート状の太陽電池モジュールは、スーパーストレート構造の太陽電池モジュールと比較して、風又は積雪等に起因する荷重を受けることによって撓みやすい。上述したスーパーストレート構造の太陽電池モジュールを屋根材に固定するための金具をシート状の太陽電池モジュールを屋根材に固定するために用いる場合、シート状の太陽電池モジュールが風又は積雪等に起因する荷重を受けて撓むことによって、シート状の太陽電池モジュールが金具から脱落したり屋根材と接触したりするおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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