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公開番号
2025020718
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124256
出願日
2023-07-31
発明の名称
レーザ印字装置
出願人
株式会社キーエンス
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B23K
26/00 20140101AFI20250205BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】レーザ印字装置の使い勝手を損なうことなく、印字条件を適切に設定させる。
【解決手段】レーザ印字装置Lは、設定面R2上に印字パターンPpを設定する入力インターフェースIuと、複数の異なる材質の種類を表示部301に表示し、ユーザ操作に基づきいずれか1つを選択する第1選択部105と、第1選択部105により選択された材質の種類に基づいて、該種類のワークWに対応する複数の異なるレーザ印字工法の種類を表示部301に表示し、ユーザ操作に基づきいずれか1つを選択する第2選択部106と、入力インターフェースIuにより設定された印字パターンPp、第1選択部105により選択された材質の種類、及び、第2選択部により選択されたレーザ印字工法の種類に基づいて、該レーザ印字工法によって該材質の種類のワークWに対して該印字パターンPpを印字するための印字条件を設定する印字条件設定部104と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
励起光に基づいてレーザ光を生成し、該レーザ光を出力するレーザ光出力部と、
前記レーザ光出力部から出力されたレーザ光を印字対象物へ照射し、該印字対象物の表面上の印字領域内で2次元走査するレーザ光走査部と、を備え、
前記レーザ光出力部及び前記レーザ光走査部を制御することにより、前記印字領域内に所定の印字パターンを印字するレーザ印字装置であって、
前記印字領域に対応する設定面を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記設定面上に、前記印字パターンを設定する印字パターン設定部と、
前記印字対象物を構成する複数の異なる材質の種類を前記表示部に表示し、ユーザ操作に基づいていずれか1つの種類を選択する第1選択部と、
前記第1選択部により選択された材質の種類に基づいて、該種類の印字対象物に対応する複数の異なるレーザ印字工法の種類を前記表示部に表示するとともに、ユーザ操作に基づいていずれか1つのレーザ印字工法を選択する第2選択部と、
前記印字パターン設定部により設定された印字パターン、前記第1選択部により選択された材質の種類、及び、前記第2選択部により選択されたレーザ印字工法の種類に基づいて、該レーザ印字工法によって該材質の種類の印字対象物に対して該印字パターンを印字するための印字条件を設定する印字条件設定部と、を備える
ことを特徴とするレーザ印字装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されたレーザ印字装置において、
前記第1選択部によって選択される材質の種類ごとに、前記第2選択部によって選択されるレーザ印字工法として、黒削り工法、白削り工法、光沢有り工法、深彫り工法及び浅彫り工法のうちの複数を対応付けて記憶する工法記憶部を備え、
前記第2選択部は、前記工法記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1選択部により選択された材質の種類に対応する複数のレーザ印字工法を前記表示部に表示する
ことを特徴とするレーザ印字装置。
【請求項3】
請求項1に記載されたレーザ印字装置において、
前記第2選択部により選択されたレーザ印字工法における印字品質を、複数の異なる品質レベルとして前記表示部に表示するとともに、ユーザ操作に基づいていずれか1つの品質レベルを選択する第3選択部を備え、
前記印字条件設定部は、前記印字パターン設定部により設定された印字パターン、前記第1選択部によって選択された材質の種類、及び、前記第2選択部により選択されたレーザ印字工法の種類に加え、前記第3選択部によって選択された品質レベルに基づいて印字条件を設定する
ことを特徴とするレーザ印字装置。
【請求項4】
請求項1に記載されたレーザ印字装置において、
前記第2選択部によって選択されるべきレーザ印字工法ごとに、前記第1選択部によって選択された種類の印字対象物に対し、前記印字パターン設定部により設定された印字パターンの印字に要する印字時間を算出する印字時間算出部を備え、
前記第2選択部は、前記複数の異なるレーザ印字工法を前記表示部に表示するとともに、前記印字時間算出部によって算出された印字時間を、前記表示部に表示されたレーザ印字工法の各々に対応付けて表示する
ことを特徴とするレーザ印字装置。
【請求項5】
請求項1に記載されたレーザ印字装置において、
前記第2選択部によって選択されるべきレーザ印字工法ごとに、各レーザ印字工法を示すプレビュー画像及びイラストの少なくとも一方を記憶する画像記憶部を備え、
前記第2選択部は、前記複数の異なるレーザ印字工法を前記表示部に表示するとともに、前記画像記憶部の記憶内容に基づいて、前記プレビュー画像及びイラストのうちの少なくとも一方を、前記表示部に表示されたレーザ印字工法の各々に対応付けて表示する
ことを特徴とするレーザ印字装置。
【請求項6】
請求項1に記載されたレーザ印字装置において、
前記印字条件設定部は、
前記印字条件を構成する複数の異なるパラメータのうち、2つのパラメータを可変パラメータとし、かつ残りのパラメータを固定パラメータとするとともに、前記可変パラメータを変化させることで複数の異なる印字条件を生成し、
前記第2選択部によって選択されるべきレーザ印字工法ごとに、該レーザ印字工法に対応した可変パラメータを選択する
ことを特徴とするレーザ印字装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、レーザ印字装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レーザ印字装置の一例として、印字条件設定装置を備えたレーザマーキング装置が開示されている。具体的に、この特許文献1に開示されている印字条件設定装置は、レーザ光の走査速度、レーザ出力等、レーザ光の印字条件を構成する印字パラメータのうちの2つを変化させることで、複数の印字条件を生成する。前記特許文献1に係るレーザマーキング装置は、各印字条件に基づいて複数回の印字を行うことで、ユーザに、所望の印字結果を選択させる。
【0003】
前記特許文献1によれば、所望の印字結果に対応した印字パラメータの組を決定することで、その印字パラメータを適切な値に設定することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-148307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、印字対象物の材質の種類と、レーザ印字工法の種類に応じて、適切な印字条件は変わり得ると考えられる。そこで、材質の種類と、レーザ印字工法の種類とをセットにした複数の異なる候補からユーザに1つを選択させて、その選択に応じて印字条件に設定する手法が考えられる。
【0006】
しかしながら、前述の如き方法の場合、材質及びレーザ印字工法の種類が増えるにしたがって、候補数が過度に多くなると想定される。例えば、材質が10種類かつレーザ印字工法が5種類の場合、前記候補数は10×5=50個にも及ぶ。候補数が過度に増えてしまうと、レーザ印字装置の使い勝手を損なうことになるため不都合である。
【0007】
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レーザ印字装置の使い勝手を損なうことなく、印字条件を適切に設定させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、励起光に基づいてレーザ光を生成し、該レーザ光を出力するレーザ光出力部と、前記レーザ光出力部から出力されたレーザ光を印字対象物へ照射し、該印字対象物の表面上の印字領域内で2次元走査するレーザ光走査部と、を備え、前記レーザ光出力部及び前記レーザ光走査部を制御することにより、前記印字領域内に所定の印字パターンを印字するレーザ印字装置に係る。
【0009】
前記第1の態様によれば、前記レーザ印字装置は、前記印字領域に対応する設定面を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記設定面上に、前記印字パターンを設定する印字パターン設定部と、前記印字対象物を構成する複数の異なる材質の種類を前記表示部に表示し、ユーザ操作に基づいていずれか1つの種類を選択する第1選択部と、前記第1選択部により選択された材質の種類に基づいて、該種類の印字対象物に対応する複数の異なるレーザ印字工法の種類を前記表示部に表示するとともに、ユーザ操作に基づいていずれか1つのレーザ印字工法を選択する第2選択部と、前記印字パターン設定部により設定された印字パターン、前記第1選択部により選択された材質の種類、及び、前記第2選択部により選択されたレーザ印字工法の種類に基づいて、該レーザ印字工法によって該材質の種類の印字対象物に対して該印字パターンを印字するための印字条件を設定する印字条件設定部と、を備える。
【0010】
前記第1の態様によると、前記レーザ印字装置は、材質の種類を第1選択部に選択させた後、その種類に対応した複数の異なるレーザ印字工法を表示部に表示し、そのうちの一を第2選択部に選択させる。これにより、選択肢を段階的に表示させることができ、表示部に同時表示される選択肢の数を減らすことができる。このことは、レーザ印字装置の使い勝手を確保する上で有効である。また、材質の種類とレーザ印字工法の種類とをそれぞれ選択することには変わりないため、印字条件を適切に設定することができる。このように、レーザ印字装置の使い勝手を損なうことなく、印字条件を適切に設定させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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