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公開番号
2025008863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111441
出願日
2023-07-06
発明の名称
検査方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B23K
11/24 20060101AFI20250109BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】外乱存在下でも精度よく不良品を判別することができる検査方法を提供すること。
【解決手段】本開示に係る検査方法は、鋼板11、12を挟む電極21、22に通電するスポット溶接の検査方法であって、電極において、通電終了後の加圧力及び電極間変位量から鋼板の収縮量を算出し、収縮量が判別閾値以下である場合に、スポット溶接が不良であると判定するものである。さらに、本開示に係る検査方法は、電極において、通電開始時から通電終了時における加圧力及び電極間変位量の時間変化から鋼板の膨張量を算出し、膨張量の最大値と最小値の差分から収縮量を算出するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鋼板を挟む電極に通電するスポット溶接の検査方法であって、
前記電極において、通電終了後の加圧力及び電極間変位量から前記鋼板の収縮量を算出し、
前記収縮量が判別閾値以下である場合に、スポット溶接が不良であると判定する
検査方法。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記電極において、通電開始から通電終了における前記加圧力及び前記電極間変位量の時間変化から前記鋼板の膨張量を算出し、
前記膨張量の最大値と最小値の差分から前記収縮量を算出する
請求項1に記載の検査方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は検査方法に関し、特にスポット溶接の検査方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、重ね合わせた鋼板同士においてスポット溶接を用いて接合を行う溶接方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/174842号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、スポット溶接を用いた接合において、テスト溶接において目標値として記憶させたステップ毎の単位体積当たりの瞬時発熱量の時間変化曲線及び累積発熱量を基準とし、溶接を行うことが開示されている。
【0005】
また、特許文献1には、いずれかのステップにおいて、散りの発生によって単位体積当たりの瞬時発熱量の時間変化量が基準である時間変化曲線から外れた場合に、外れ量を当該ステップの残りの通電時間内で補償することが開示されている。さらに、特許文献1には、本溶接での累積発熱量がテスト溶接における累積発熱量と一致するように、及びいずれかのステップにおいて散りの発生を検出した場合にはそれ以降における累積発熱量の目標値を低減するように、通電量を制御することが開示されている。
【0006】
特許文献1は、散りの発生後に累積発熱量の異常値判定の判別閾値を設定し、補正する制御が行われており、この方式は溶接不良の判別を行う検査方法にも用いられる。一方で、製造機器の稼働に対し外部から受ける干渉が大きい、即ち、外乱の大きいサンプルにおいては、通電中の膨張量が外乱の強度に応じて変動するため、異常値判定の判別閾値を設けることが困難である。
【0007】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、外乱存在下でも精度よく不良品を判別することができる検査方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る検査方法は、鋼板を挟む電極に通電するスポット溶接の検査方法であって、前記電極において、通電終了後の加圧力及び電極間変位量から前記鋼板の収縮量を算出し、前記収縮量が判別閾値以下である場合に、スポット溶接が不良であると判定するものである。このようにすることで、精度よく不良品を判別することができる検査方法を提供することができる。
【0009】
また、前記電極において、通電開始時から通電終了時における前記加圧力及び前記電極間変位量の時間変化から前記鋼板の膨張量を算出し、前記膨張量の最大値と最小値の差分から前記収縮量を算出してもよい。このようにすることで、外乱存在下でも不良品を判別することができる検査方法を提供することができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、外乱存在下でも精度よく不良品を判別することができる検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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