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公開番号
2025002696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103018
出願日
2023-06-23
発明の名称
ドリル
出願人
株式会社メドメタレックス
代理人
個人
主分類
B23B
51/00 20060101AFI20241226BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】切れ味が良く優れた耐久性を有するドリルを提供すること。
【解決手段】軸線まわりに回転させるドリル本体2の外周に形成された切り屑排出溝6と
、前記ドリル本体の外周から前記切り屑排出溝を横切って先端側斜め上方に向けて形成さ
れた第1シンニング面10と、前記第1シンニング面との境界稜線に主切れ刃となる第1
切れ刃14を形成し、前記第1シンニング面と接して、ドリル回転方向と反対側に形成さ
れる第1逃げ面11と、前記第1シンニング面の先端側であって、当該第1シンニング面
と接し、ドリル回転方向と反対側に形成される第2シンニング面12と、前記第2シンニ
ング面と前記第1逃げ面との境界稜線に形成される第2切れ刃15と、を有するドリル。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線まわりに回転させるドリル本体の外周に形成された切り屑排出溝と、
前記ドリル本体の外周から前記切り屑排出溝を横切って先端側斜め上方に向けて形成さ
れた第1シンニング面と、
前記第1シンニング面との境界稜線に主切れ刃となる第1切れ刃を形成し、前記第1シ
ンニング面と接して、ドリル回転方向と反対側に形成される第1逃げ面と、
前記第1シンニング面の先端側であって、当該第1シンニング面と接し、ドリル回転方
向と反対側に形成される第2シンニング面と、
前記第2シンニング面と前記第1逃げ面との境界稜線に形成される第2切れ刃と、
を有するドリル。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記第2切れ刃の前記第2シンニング面による第2すくい角が正角であることを特徴と
する請求項1に記載のドリル。
【請求項3】
前記第2すくい角が20°~60°である請求項2に記載のドリル。
【請求項4】
先端部に形成されるチゼルエッヂの長さが零である請求項1~3のいずれか1項に記載
のドリル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ドリル全般に関し、特に医療用のドリルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
穿孔に使用されるドリルは数多くの産業分野で使用されている。手術に使用されるドリ
ルは骨の穿孔に良く用いられる。骨は表面が硬い皮質骨に覆われ、内部は柔らかい海綿骨
となっている。皮質骨は非常に硬く、ショア硬度で90以上であり、この硬度は、ビッカ
ース硬度で820Hv、ロックウェル硬度で64.7HRcに相当する。
【0003】
図10に示すドリルは、手術用ドリルであり、切削力を向上させ、先端部内終端から外
周に掛けて創成する切刃の切削能力を向上させることによって摩耗し難く、且つ切削力に
優れた医療用ドリルを提供することを目的知するものである。
【0004】
図10は、特許文献1の図2の相当する図であり、図10(a)は先端側から見た平面
図であり、図10(b)は先端部分の側面図である。シンニング切り刃101が先端部に
形成され、シンニング切り刃101は、シンニングにより形成されたすくい面106と逃
げ面103の境界に形成されている。主切り刃102は、シンニング切り刃101と連続
して、シンニング切り刃101の外周側に形成されている。主切り刃により形成されたす
くい面105とシンニング切り刃101より形成されたシンニング面108形成されてい
る。2つのシンニング切り刃101の間にはチゼル104が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-108223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の医療用ドリルでは、シンニング切り刃101を形成するシンニング
面108が軸対象に2カ所にしかなく、切れ味を高めるためにシンニングの凹部を大きく
すると芯厚が小さくなりドリルの剛性が下がり、ドリルの損傷を避けることができない。
一般的に、ドリルは繰り返し使用されるものであるため、耐久性が必要とされるが、引用
文献1に記載のドリルでは耐久性に問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、切れ味が良く優れた耐
久性を有するドリルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明(1)は、軸線まわりに回転させるドリル本体の外周に形成された切り屑排出溝
と、前記ドリル本体の外周から前記切り屑排出溝を横切って先端側斜め上方に向けて形成
された第1シンニング面と、前記第1シンニング面との境界稜線に主切れ刃となる第1切
れ刃を形成し、前記第1シンニング面と接して、ドリル回転方向と反対側に形成される第
1逃げ面と、前記第1シンニング面の先端側であって、当該第1シンニング面と接し、ド
リル回転方向と反対側に形成される第2シンニング面と、前記第2シンニング面と前記第
1逃げ面との境界稜線に形成される第2切れ刃と、を有するドリルである。
【0009】
本発明(1)では、第1シンニング面と第2シンニング面を軸方向に備えているので、
芯厚を大きくすることができる。その結果、ドリルの切れ味と耐久性を上げることができ
る。
【0010】
本発明(2)は、前記第2切れ刃の前記第2シンニング面による第2すくい角が正角で
あることを特徴とする本発明(1)のドリルである。
(【0011】以降は省略されています)
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