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公開番号
2024177856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096224
出願日
2023-06-12
発明の名称
自動化用パレット
出願人
株式会社FUJI
代理人
個人
主分類
B23Q
7/00 20060101AFI20241217BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ワークの搬送および加工を自動化させるための自動化用パレットを提供すること。
【解決手段】ワークが取り付けられるパレット本体と、前記パレット本体に固定され、チャックによって把持可能なハンドルと、を有する自動化用パレットであり、例えば 前記ハンドルは、前記パレット本体を挟み込むように、それぞれの中心線が同軸になるようにして第1ハンドルおよび第2ハンドルが配置され、その中心線が前記パレット本体の回転中心であり、また、前記パレット本体は、表裏両面にワークが取り付けられる板状の部材であり、前記第1ハンドルおよび前記第2ハンドルは、円形の部材であってワーク自動搬送装置のチャックに把持される側の前記第1ハンドルより前記第2ハンドルの径が大きく形成されたものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークが取り付けられるパレット本体と、
前記パレット本体に固定され、チャックによって把持可能なハンドルと、
を有する自動化用パレット。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記ハンドルは、前記パレット本体を挟み込むように配置された第1ハンドルおよび第2ハンドルである自動化用パレット。
【請求項3】
前記第1ハンドルおよび前記第2ハンドルは、それぞれの中心線が同軸であって、その中心線が前記パレット本体の回転中心である請求項2に記載の自動化用パレット。
【請求項4】
前記パレット本体は、表裏両面にワークが取り付けられる板状の部材である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動化用パレット。
【請求項5】
前記第1ハンドルおよび前記第2ハンドルは円形の部材であって、ワーク自動搬送装置のチャックに把持される側の前記第1ハンドルより前記第2ハンドルの径が大きく形成された請求項2または請求項3に記載の自動化用パレット。
【請求項6】
前記第1ハンドルは、ワーク自動搬送装置のチャックを構成するチャック爪が嵌まり込む係合溝が形成された請求項5に記載の自動化用パレット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークの搬送および加工を自動化させるための自動化用パレットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
工作機械によるワークの自動加工は、ワークをパレットに装着して搬送する場合がある。例えばワークをパレット上に搭載して搬送台車によって搬送し、工作機械のテーブル上に移載して位置決め固定するような装置が存在する。下記特許文献1におけるワークパレットの移送は、工作機械で加工の終えたワークを台車に載せて搬送し、他の工作機械あるいはパレットストッカに向けた搬送が可能になっている。パレット上に金型素材(ワーク)が載置固定され、このパレットがパレットストッカの前方の搬送台車上に移載するとともに、該搬送台車が工作機械の前方に移動し、更にパレットがワークとともに工作機械のテーブル上に送り込まれ、そして位置決めされて加工が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願平3-350964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記従来例のパレットを使用したワークの搬送および加工は、ワークを載置固定したパレットを搬送するためのワーク搬送装置や、工作機械に設けられたテーブルの構造などが特注品になってしまい、パレットを使用しないワークだけの搬送には対応できない。例えば、旋盤やマシニングセンタなど複数の工作機械が並べられた加工機械ラインでは、ワークそのものがワーク自動搬送装置によって各々の工作機械へと搬送され、所定の加工が実行される。すなわち、ワーク自動搬送装置や工作機械の主軸装置にはチャックが設けられ、互いのチャックによってワークの受け渡しが行われる。しかしながら、そうした加工機械ラインは、前記従来例の場合とは異なり、ワークを搭載したパレットについて搬送および加工の自動化ができなかった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、ワークの搬送および加工を自動化させるための自動化用パレットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自動化用パレットは、ワークが取り付けられるパレット本体と、前記パレット本体に固定され、チャックによって把持可能なハンドルと、を有する。
【発明の効果】
【0007】
前記構成によれば、チャックで把持することが困難なワークであっても、ハンドルを介してチャックによって把持することができるため、パレット本体に取り付けられたワークの搬送および加工の自動化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
自動化用パレットが使用される加工機械ラインの一例を示した斜視図である。
加工機械ラインを構成するマシニングセンタの内部構造を示した斜視図である。
ワークの受け渡しを行うワーク自動搬送装置を簡略化して示した側面図である。
ワークが取り付けられた自動化用パレットを示す斜視図である。
ワークを搭載した自動化用パレットをロボットハンドが把持した状態の斜視図である。
ロボットハンドで把持した自動化用パレットをマシニングセンタ側のチャックで受け取る状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る自動化用パレットの一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、自動化用パレットが使用される加工機械ラインの一例を示した斜視図である。この加工機械ライン1は、1台のワークストッカ3とモジュール化された2台のマシニングセンタ5が並べられたものである。図2は、そのマシニングセンタ5の内部構造を示した斜視図である。マシニングセンタ5は、可動ベッド11上に組み付けられ、一定の幅寸法でコンパクトに構成されたものである。図1に示すように全体が機体カバーによって覆われ、その内部には一点鎖線で示す範囲にワークの加工が行われる加工室20が構成されている。
【0010】
マシニングセンタ5は、工具を保持する主軸ヘッド12が前側に設けられ、ドリルなど工具の着脱が可能な主軸チャック13を備え、取り付けられた工具が主軸用モータ14によって回転するよう構成されている。その主軸ヘッド12は、加工や部品交換などに伴う3軸方向に移動できるよう駆動装置10に搭載されている。駆動装置10は、機体前後方向に移動するY軸スライド15に対して機体幅方向に移動するX軸スライド16が搭載され、そのX軸スライド16に対して機体上下方向に移動するZ軸スライド17が搭載されている。各スライドの移動は、サーボモータの回転出力をボールネジ機構によって直進運動に変換するよう構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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