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公開番号
2025036901
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143545
出願日
2023-09-05
発明の名称
レーザー溶接装置
出願人
豊田鉄工株式会社
代理人
個人
主分類
B23K
26/21 20140101AFI20250310BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】レーザー溶接による二つの板材の接合箇所での密着度が低下することを抑制できるレーザー溶接装置を提供する。
【解決手段】レーザー溶接装置は、加工ヘッド14と、加圧機15a,15bと、を備える。加工ヘッド14は、厚さ方向に重ねられた二つの板材をレーザー光の照射によって溶接しつつ、板材に沿って移動することが可能とされる。加圧機15a,15bは、加工ヘッド14と一体に移動するとともに二つ板材のうちの一方を他方に向けて加圧する。上記加圧機15a,15bは、加工ヘッド14に対し同加工ヘッド14の移動方向と交差する方向、かつ板材に沿った方向に相対移動できるよう上記加工ヘッド14に連結されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
加工ヘッドと、加圧機と、を備え、
前記加工ヘッドは、厚さ方向に重ねられた二つの板材をレーザー光の照射によって溶接しつつ、前記板材に沿って移動することが可能であり、
前記加圧機は、前記加工ヘッドと一体に移動するとともに二つの前記板材のうちの一方を他方に向けて加圧するレーザー溶接装置において、
前記加圧機は、前記加工ヘッドに対し、前記加工ヘッドの移動方向と交差する方向かつ前記板材に沿った方向に相対移動するものとされているレーザー溶接装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記加圧機は、前記加工ヘッドにおけるレーザー光の照射を行う箇所よりも、前記加工ヘッドの移動方向の前方に位置している請求項1に記載のレーザー溶接装置。
【請求項3】
前記加圧機は、前記加工ヘッドにおけるレーザー光の照射を行う箇所よりも、前記加工ヘッドの移動方向の後方に位置している請求項1又は2に記載のレーザー溶接装置。
【請求項4】
前記加工ヘッドに対する前記加圧機の相対移動は、前記加工ヘッドを中心とする円弧状に行われる請求項1に記載のレーザー溶接装置。
【請求項5】
前記加圧機は、方向に関係なく自在に転動することが可能なボールを前記板材に押し付けることにより、二つ前記板材のうちの一方を他方に向けて加圧する請求項1又は4に記載のレーザー溶接装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザー溶接装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
厚さ方向に重ねられた二つの板材をレーザー溶接するためのレーザー溶接装置として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。このレーザー溶接装置は、加工ヘッドと、加圧機と、を備えている。
【0003】
加工ヘッドは、二つの上記板材をレーザー光の照射によって溶接しつつ、板材に沿って移動することが可能となっている。このように加工ヘッドを移動させながら二つの上記板をレーザー溶接することにより、それら板材が所定の長さに亘ってレーザー溶接によって接合されるようになる。
【0004】
加圧機は、加工ヘッドと一体に移動するとともに二つ上記板材のうちの一方を他方に向けて加圧する。これにより、レーザー溶接される際に二つの板材を密着させることができるため、レーザー溶接による二つの板材の接合がより一層強固になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4374526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、二つの板材の接合箇所が所定の長さに亘って曲線状に延びるよう、加工ヘッドを曲線状に移動させることによって二つの板材をレーザー溶接によって接合する場合、次のようなことが生じる。
【0007】
すなわち、二つの板材をレーザー溶接を通じ接合させるために加工ヘッドを曲線状に移動させると、加圧機による板材に対する加圧箇所が二つの板材を接合させる箇所から外れる、言い換えれば加工ヘッドを移動させる軌跡上から外れる。より詳しくは、加圧機による板材に対する加圧箇所が、上記軌跡上から、加工ヘッドの移動方向と交差する方向かつ板材に沿った方向に外れる。
【0008】
その結果、レーザー溶接による二つの板材の接合箇所での密着度が低下するため、それら板材の接合が弱くなるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するレーザー溶接装置は、加工ヘッドと、加圧機と、を備える。加工ヘッドは、厚さ方向に重ねられた二つの板材をレーザー光の照射によって溶接しつつ、板材に沿って移動することが可能とされる。加圧機は、加工ヘッドと一体に移動するとともに二つの板材のうちの一方を他方に向けて加圧する。上記加圧機は、加工ヘッドに対し、同加工ヘッドの移動方向と交差する方向かつ板材に沿った方向に相対移動するものとされている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
レーザー溶接装置の全体構成を示す略図である。
図1のレーザー溶接装置の加工ヘッドからのレーザー光の照射が行われる位置P1、及び、加圧機による加圧が行われる位置P2,P3における位置関係を示す平面図である。
図1のレーザー溶接装置における加工ヘッドに対する加圧機の相対移動を示す平面図である。
図1のレーザー溶接機における加工ヘッドが曲線状に移動するときの上記加工ヘッドに対する加圧機の相対移動を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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