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公開番号2025072087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182603
出願日2023-10-24
発明の名称サスペンションアーム
出願人豊田鉄工株式会社
代理人個人
主分類B60G 7/00 20060101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約【課題】空力特性を向上させることのできるサスペンションアームを提供する。
【解決手段】ロアアーム30は、底壁31と、底壁31から車両上方に突出するとともに前後方向Yにおいて互いに対向する前壁32Aおよび後壁32Bとを有する。ロアアーム30は、車幅方向Xに延在する板状をなす整流部70を有する。整流部70は、前壁32Aの上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前壁32Aに片持ち支持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底壁と、前記底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する前壁および後壁と、を有するサスペンションアームにおいて、
車幅方向に延在する板状をなし、前記前壁の上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前記前壁に片持ち支持された整流部を備える、サスペンションアーム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記整流部の下面には、車両前後方向に延びるリブが設けられている、
請求項1に記載のサスペンションアーム。
【請求項3】
前記整流部の先端部分は、車両下方に向けて湾曲して延びている、
請求項1または2に記載のサスペンションアーム。
【請求項4】
前記整流部における前記前壁側の端部は、前記前壁の上端よりも車両上方の位置まで延びている、
請求項1または2に記載のサスペンションアーム。
【請求項5】
前記整流部における前記前壁側の端部に設けられ、当該端部から車両上方に向けて突出するとともに車幅方向に延在する突出壁部を有する、
請求項4に記載のサスペンションアーム。
【請求項6】
本体側底壁と、前記本体側底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する本体側前壁および本体側後壁と、を有するアーム本体と、
前記アーム本体をインサートして成形される樹脂成形部と、を備え、
前記樹脂成形部は、前記本体側前壁における車両前方側の面を被覆する被覆部を有しており、
前記底壁は、前記本体側底壁を含み、前記前壁は、前記本体側前壁と前記被覆部とを含み、前記後壁は、前記本体側後壁を含み、
前記整流部は、前記被覆部に一体に設けられている、
請求項1または2に記載のサスペンションアーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サスペンションアームに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、車体と車輪とを繋ぐサスペンションアームが設けられている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のサスペンションアームは、互いに対向するように車幅方向に延在する一対の側壁と、一対の側壁の下端同士を繋ぐように延在する底壁とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-107838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、サスペンションアームは、車両の下部に、同車両の外方に露出するように設けられる。そのため、車両の走行に際して、サスペンションアームには走行風が当たるようになる。このようにしてサスペンションアームに走行風が当たることで、空力特性の低下を招くおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのサスペンションアームは、底壁と、前記底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する前壁および後壁と、を有するサスペンションアームにおいて、車幅方向に延在する板状をなし、前記前壁の上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前記前壁に片持ち支持された整流部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
サスペンションアームの一実施形態であるロアアームの側端面図である。
同ロアアームが適用される車両の懸架装置を示す概略図である。
同ロアアームの斜視図である。
同ロアアームを構成するアーム本体と補強部材とを分離して示す分解斜視図である。
同ロアアームの平面図である。
同ロアアームの底面図である。
同ロアアームにおける整流部の基端部分およびその周辺の拡大側断面図である。
同ロアアームにおける前壁および整流部の拡大側断面図である。
同ロアアームにおける整流部の角度θと長さ比率RとCd値との関係を示すグラフである。
同ロアアームにおける整流部の角度θと長さ比率RとCL値との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図1~図10を参照して、サスペンションアームを懸架装置のロアアームとして具体化した一実施形態について説明する。
<懸架装置10>
図2に示すように、懸架装置10は、車体100と車輪110との間に配置されるとともに、車体100に対して車輪110を揺動自在に支持している。懸架装置10は、路面から車輪110を介して車体100に伝達される衝撃を緩和するとともに、路面に対して車輪110を押し付けるように構成されている。
【0008】
懸架装置10は、アッパーアーム20と、ロアアーム30と、サスペンションスプリング80とを備えている。
アッパーアーム20およびロアアーム30は、車幅方向Xに延びている。アッパーアーム20は、ロアアーム30の上方に配置されている。アッパーアーム20およびロアアーム30は、車体100のフレーム101と、車輪110を支持する支持部材111とを連結している。
【0009】
サスペンションスプリング80は、車両上下方向(以下、上下方向Z)に延びている。サスペンションスプリング80の下端部は、ロアアーム30に支持されている。
<ロアアーム30>
図1および図3に示すように、ロアアーム30は、底壁31と、前壁32Aと、後壁32Bと、整流部70とを有している。底壁31は、車幅方向Xおよび車両前後方向(以下、前後方向Y)に延在している。底壁31は、車幅方向Xに延びる長尺状をなしている。前壁32Aおよび後壁32Bは、底壁31の前後方向Yにおける両端縁から上方に突出するとともに互いに対向している。整流部70は、前壁32Aの上部から車両前方に向けて延びている。この整流部70については、後に詳述する。
【0010】
ロアアーム30は、アーム本体40と、補強部材50と、樹脂成形部60とを有している。
<アーム本体40>
図1および図4に示すように、アーム本体40は、本体側底壁41と、本体側前壁42Aと、本体側後壁42Bとを有している。本体側底壁41は、車幅方向Xに延びる長尺状をなしている。本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、本体側底壁41の前後方向Yにおける両端縁から上方に突出するとともに互いに対向している。アーム本体40は上方に開口している。
(【0011】以降は省略されています)

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