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公開番号
2025067080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176771
出願日
2023-10-12
発明の名称
クラッシュボックス
出願人
豊田鉄工株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
F16F
7/12 20060101AFI20250417BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】クラッシュボックスにおいて、衝突に伴う筒体の変形に対し補強部材を追加することにより、重量及び製造コストの増大を抑えつつ、衝突エネルギ吸収量を増大する。
【解決手段】内部に中空部を形成するように筒状に形成され、中空部の貫通方向に入力される衝突荷重を受けて座屈変形して衝突エネルギを吸収する筒体11と、筒体11内に保持され、中空部を2領域に分割する板体である中間板16と、を備え、中間板16は、板面上に屈曲部16a~16dを形成され、屈曲部16a~16dの屈曲に伴う突出端は、衝突荷重入力方向に直線を成して延びる稜線を形成している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に中空部を形成するように筒状に形成され、前記中空部の貫通方向に入力される衝突荷重を受けて座屈変形して衝突エネルギを吸収する筒体と、
該筒体内に保持され、前記中空部を貫通方向に交差する方向の2領域に分割する板体である中間板と、を備え、
該中間板は、板面上に屈曲部を形成され、該屈曲部の屈曲に伴う突出端は、衝突荷重入力方向に直線を成して延びる稜線を形成している
クラッシュボックス。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記筒体は、衝突荷重の入力方向に交差する方向に2分割された半割体が、分割線に沿って形成された接合部により接合されて構成され、
前記中間板は、前記各半割体の互いに接合される前記接合部間に挟持されている
クラッシュボックス。
【請求項3】
請求項1又は2において、
前記中間板は、前記屈曲部を複数備え、該各屈曲部の前記突出端は、前記中間板の板面の表裏両側にそれぞれ形成されている
クラッシュボックス。
【請求項4】
請求項2において、
前記筒体の前記中空部を閉じるように前記筒体の端部に被せられた端板を備え、
前記中間板は、前記端板に対向する端部に、前記端板に当接する当接部を備え、該当接部に隣接して前記端板に当接しないように前記端板から離間して形成された非当接部を備える
クラッシュボックス。
【請求項5】
請求項4において、
前記中間板の前記非当接部は、前記当接部を挟んで両側にそれぞれ形成されている
クラッシュボックス。
【請求項6】
請求項4において、
前記中間板は、前記当接部及び前記非当接部を衝突荷重の入力側端部に備える
クラッシュボックス。
【請求項7】
請求項4において、
前記中間板は、前記当接部に対応して前記屈曲部が形成されている
クラッシュボックス。
【請求項8】
請求項7において、
前記中間板は、前記当接部に対応して前記屈曲部が複数形成されており、それら複数の前記屈曲部の少なくとも一部は、互いに非平行に形成され、衝突荷重の入力側ほど反入力側に比して互いに隣接する前記屈曲部同士が離間するように、前記屈曲部の一つに対して隣接する他が傾斜して配置されている
クラッシュボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クラッシュボックスに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
クラッシュボックスは、車体のフレーム先端に配置され、車両衝突時に変形して衝突エネルギを吸収する。特許文献1のクラッシュボックスは、衝突荷重を受けて変形する筒体を、一対の半割体をカシメピンにより結合して構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-82995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衝突エネルギ吸収量の増大要求に対し、筒体を構成する部材の強度を高めて対応すると、クラッシュボックスの重量及び製造コストが増大する。
【0005】
本発明の課題は、クラッシュボックスにおいて、衝突に伴う筒体の変形に対し補強部材を追加することにより、重量及び製造コストの増大を抑えつつ、衝突エネルギ吸収量を増大することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明のクラッシュボックスは、内部に中空部を形成するように筒状に形成され、前記中空部の貫通方向に入力される衝突荷重を受けて座屈変形して衝突エネルギを吸収する筒体と、該筒体内に保持され、前記中空部を貫通方向に交差する方向の2領域に分割する板体である中間板と、を備え、該中間板は、板面上に屈曲部を形成され、該屈曲部の屈曲に伴う突出端は、衝突荷重入力方向に直線を成して延びる稜線を形成している。
【0007】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記筒体は、衝突荷重の入力方向に交差する方向に2分割された半割体が、分割線に沿って形成された接合部により接合されて構成され、前記中間板は、前記各半割体の互いに接合される前記接合部間に挟持されている。
【0008】
本発明の第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記中間板は、前記屈曲部を複数備え、該各屈曲部の前記突出端は、前記中間板の板面の表裏両側にそれぞれ形成されている。
【0009】
本発明の第4発明は、上記第2発明において、前記筒体の前記中空部を閉じるように前記筒体の端部に被せられた端板を備え、前記中間板は、前記端板に対向する端部に、前記端板に当接する当接部を備え、該当接部に隣接して前記端板に当接しないように前記端板から離間して形成された非当接部を備える。
【0010】
本発明の第5発明は、上記第4発明において、前記中間板の前記非当接部は、前記当接部を挟んで両側にそれぞれ形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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