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公開番号2025042694
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023149777
出願日2023-09-15
発明の名称バンドソー装置
出願人アサダ株式会社
代理人個人,個人
主分類B23D 55/04 20060101AFI20250321BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】携帯に便利なように軽量化が可能で、また操作し易いバンドソー装置10を提供すること。
【解決手段】切断角度45°の斜め切りを行う場合、クランプレバー32を押し下げてロック片36の圧接を解除し、クランプレバー32をガイド穴34に沿って回し、台盤回動軸31を支点にして台盤22を45度の角度だけ回動させる。そして、クランプレバー32を引き起こして、ガイド片35をガイド穴34に摺接させ、ロック片36をガイド穴34の底面裏側に圧接して、台盤22を基台11にロックする。そうして、固定クランプ23と可動クランプ24でパイプ材40を挟持して基台11に固定し、フレーム12を基台11に倒伏して切断用開口部12cに露出しているバンドソー16の刃をパイプ材40に押し付けてパイプ材40を切断する。パイプ材40にはパイプ材40の中心線40bと45度で交差する切断端面40cが形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
加工品を固定するバイスを設けた基台と、フレーム回動軸を支点にして基台に起立倒伏可能に組付けたフレームを備え、
フレームに駆動プーリと、従動プーリと、両プーリ間に巻回されるエンドレスのバンドソーと、外気をフレーム内に吸引する冷却ファンと、冷却ファン及び駆動プーリを駆動するモータを設けるとともに、バンドソーが部分的に露出して走行する切断用開口部を形成し、切断用開口部の前後両端に切断用開口部に露出するバンドソーを捩じってバンドソーの刃を下向きにするバンドソーガイドを設け、
フレームを起立してバイスで加工品を基台に固定し、
フレームを基台に倒伏して切断用開口部に露出しているバンドソーの刃を加工品に押し付けて加工品を切断するバンドソー装置であって、
バイスが台盤と固定クランプ及び可動クランプを備え、
固定クランプが台盤に固定され、固定クランプと可動クランプで加工品を挟持するため可動クランプが台盤にスライド可能に組み付けられ、
台盤の固定クランプ側の一方の角隅部に設けた台盤回動軸で台盤が回動可能に基台に連結され、
基台に形成された台盤回動軸を曲率中心する円弧形のガイド穴に台盤の他方の角隅部から垂設したガイドロッドを摺動可能に篏合し、
ガイドロッドをガイド穴に解除可能にロックするロック手段を設け、
基台上で台盤回動軸を支点にして台盤を回動し、ロック手段でガイドロッドをロックすることにより加工品として切断したパイプ材の切断端面がパイプ材の中心線に直交する通常切断とパイプ材の切断端面がパイプ材の中心線に斜めに交差する斜め切りのいずれかが択一的に選択できるようにしたことを特徴とするバンドソー装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
ガイドロッドの先端部にガイド溝の内周面に摺接するガイド片とガイド穴の底部に接離するロック片を固定し、ガイドロッドの基端部にクランプレバーを上下動可能に組み付け、
台盤を回動させるときクランプレバーを押し下げてロック片をガイド溝の底部から離間させ、ガイド片をガイド溝に沿って摺動し、
台盤を基台に固定するときクランプレバーを引き上げてロック片をガイド溝の底部に圧接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバンドソー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はモータで高速回転するエンドレスのバンドソーで金属材、プラスチック材、木材等の加工品を切断するバンドソー装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
バンドソー装置の一形式として特開2022-86049号公報と実開昭59-59308号公報には、基台と、基台に加工品を固定するバイスと、フレーム回動軸を支点にして基台に起伏可能に組付けたフレームを備えたバンドソー装置が開示されている。
【0003】
このバンドソー装置では、フレームに駆動プーリと、従動プーリと、両プーリ間に巻回されるエンドレスのバンドソーと、外気をフレーム内に吸引する冷却ファンと、冷却ファン及び駆動プーリを駆動するモータを設けている。
【0004】
また、フレームにはバンドソーが部分的に露出して走行する切断用開口部が形成され、切断用開口部の前後両端には、切断用開口部に露出するバンドソーを捩じってバンドソーの刃を下向きにするバンドソーガイドが設けられている。
【0005】
このバンドソー装置でパイプ材などの加工品を切断するには、フレームを基台から起立するように回動し、バイスで加工品を挟持して基台に固定する。
【0006】
続いて、フレームを基台に倒伏するように回動して切断用開口部に露出しているバンドソーの刃を加工品に押し付けて加工品を切断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-86049号公報
実開昭59-59308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、バンドソー装置には通常、加工品としてパイプ材を切断する場合、切断端面がパイプ材の中心線に直交する通常の切断と、パイプ材の切断端面がパイプ材の中心線に斜めに交差する斜め切りの切断ができる機能を備えている。このような機能を備えた従来のバンドソー装置100を図12と図13に例示する。
【0009】
このバンドソー装置100の基台101にはフレーム102が回動可能に組み付けられている。また基台101にはバイス103が固着されている。このバイス103は鉄製の台盤104と固定クランプ105及び可動クランプ106を備えている。固定クランプ105は2本のボルト107、108で台盤104に固定されている。このボルト107、108は緩めると台盤104に形成したガイド溝109、110に沿って摺動させることができる。可動クランプ106はスライドロッド111の一端に回動可能に組み付けられている。また可動クランプ106はガイド溝110に摺動可能に組み付けられている。スライドロッド111の他端にはクランプハンドル112が取り付けられている。
【0010】
このバンドソー装置100を使ってパイプ材を切断角度0°で切断するには、図12に示すように可動クランプ106をガイド溝110に沿ってスライドさせ、固定クランプ105と可動クランプ106でパイプ材40を挟持し、クランプハンドル112を操作してスライドロッド111をロックし、パイプ材40を台盤104に固定する。そして、フレーム102を基台101に倒伏させ、フレーム102に内蔵されたバンドソーをモータ113で高速回転させてパイプ材40を切断する。
(【0011】以降は省略されています)

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