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公開番号2025026766
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-25
出願番号2023131696
出願日2023-08-11
発明の名称工作機械
出願人株式会社FUJI
代理人個人
主分類B23Q 11/00 20060101AFI20250217BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】切屑排出装置に取り外しが容易な切粉の回収かごを備えた工作機械を提供すること。
【解決手段】、加工室内でワークの加工を実行するための各種加工装置と、前記各種加工装置によって加工されるワークの切屑を前記加工室の底部に配置された貯留槽で受けて機外へと排出する切屑排出装置と、前記貯留槽を囲むクーラントタンクに溜められたクーラントを濾過することで繰り返し使用するクーラント装置と、を有し、前記貯留槽からクーラントタンクへクーラントを流すための流通部が、機体カバーの前面に形成された前記加工室の正面扉に近い前記貯留槽の側部に形成され、前記貯留槽の外側には、切屑の中の細かい切粉を捕獲するメッシュの回収カゴが前記流通部を囲むように前記側部に対して着脱可能に取り付けられた工作機械。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
加工室内でワークの加工を実行するための各種加工装置と、
前記各種加工装置によって加工されるワークの切屑を前記加工室の底部に配置された貯留槽で受けて機外へと排出する切屑排出装置と、
前記貯留槽を囲むクーラントタンクに溜められたクーラントを濾過することで繰り返し使用するクーラント装置と、
を有し、
前記貯留槽からクーラントタンクへクーラントを流すための流通部が、機体カバーの前面に形成された前記加工室の正面扉に近い前記貯留槽の側部に形成され、前記貯留槽の外側には、切屑の中の細かい切粉を捕獲するメッシュの回収カゴが前記流通部を囲むように前記側部に対して着脱可能に取り付けられた工作機械。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記正面扉が設けられた機体カバーは、前記正面扉の下に着脱可能な下カバーがあり、前記下カバーを取り外した部分に前記回収カゴが位置している請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記貯留槽の側部には前記流通部を挟む位置にスリット部が形成され、前記回収カゴは、上面が開口した箱型形状であって、貯留槽の側部に接する側面に、前記流通部を塞がないように大きくあいた開口部と、前記スリット部に挿入可能な取付け部とが形成された請求項1または請求項2に記載の工作機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チップコンベアなどの切屑排出装置に、取り外しが容易な切粉の回収カゴを備えた工作機械に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
工作機械は、例えばバイトなどの切削工具やドリルなどの回転工具を使用したワーク加工が行われ、その機内では発生したワークの切屑がクーラントによって洗い流される。そのため、機体底部の貯留槽にはクーラントとともに切屑が溜められ、その切屑がチップコンベアやスクリューコンベアなどの切屑排出装置によって機外へと排出される。こうした切屑排出装置では、比較的大きな切屑は機外へと運ばれて回収できるが、細かい切粉などは貯留槽や、その貯留槽を囲むクーラントタンク内に残ってしまい、それが沈んで底面に堆積してしまう。
【0003】
下記特許文献1には、チップコンベアに切屑の一部回収する構成が設けられた工作機械が開示されている。同文献の従来例は、チップコンベアの傾斜した立ち上がり部分に流通口が形成され、その流通口を通ったクーラントがドレン室に溜められるようになっている。さらにドレン室にはフィルタとして着脱可能なカゴが収容され、そのドレン室とクーラントの収容タンクとがドレンホースを介して接続されている。こうした従来例は、チップコンベアによって運ばれて最上部に到達した切屑が、そこで落下することなく残ってしまった場合に、傾斜部分を滑り落ちたとしても、ドレン室内のカゴによって回収され、収容タンクまでは流出しないようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-238286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
チップコンベアなどの切屑排出装置は、クーラントが溜められる貯留槽内に、微細な切粉などが運び出されることなく液面に浮遊してしまう。例えば、前記従来例のような構造における切粉は、その一部が貯留槽内で沈んでしまい底面に堆積し、また一部はドレン室内に流入することになる。前記従来例は、カゴが微細な切粉などをクーラントから除去できる目開きの金属メッシュであるため、切粉などに関してもカゴで受け取ったものの排出が容易であるといえる。しかしながら、前記従来例は、ドレン室のような特別な構成が設けられ、その中にカゴが入れられた複雑な構造になってしまっている。また、そのドレン室およびカゴは、チップコンベアの傾斜部分の裏側に配置されているため、作業者によるカゴの出し入れなど取り扱いが非常に不便でもある。
【0006】
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、切屑排出装置に取り外しが容易な切粉の回収かごを備えた工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る工作機械は、加工室内でワークの加工を実行するための各種加工装置と、前記各種加工装置によって加工されるワークの切屑を前記加工室の底部に配置された貯留槽で受けて機外へと排出する切屑排出装置と、前記貯留槽を囲むクーラントタンクに溜められたクーラントを濾過することで繰り返し使用するクーラント装置と、を有し、前記貯留槽からクーラントタンクへクーラントを流すための流通部が、機体カバーの前面に形成された前記加工室の正面扉に近い前記貯留槽の側部に形成され、前記貯留槽の外側には、切屑の中の細かい切粉を捕獲するメッシュの回収カゴが前記流通部を囲むように前記側部に対して着脱可能に取り付けられたものである。
【発明の効果】
【0008】
前記構成によれば、加工室内では記各種加工装置によってワークが加工され、そこで発生するワークの切屑がクーラントに洗い流され、加工室の底部に配置された貯留槽へと落ちて溜められる。貯留槽内の切屑は切屑排出装置によって機外へと排出されるが、切屑の中の細かい切粉はクーラントの液面を浮遊し、一部が一緒に流通部を通って貯留槽からクーラントタンクへと流れる。その際、切粉は、貯留槽を流れ出たところでメッシュの回収カゴによって捕獲される。そして、切粉が溜まった回収カゴは、機体カバーの前面に形成された加工室の正面扉に近い貯留槽の側部に着脱可能に取り付けられているため、作業者は容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
工作機械の一実施形態について機体の内部構造を示した斜視図である。
チップコンベアを示した外観斜視図である。
機体カバーによって覆われた工作機械の外観斜視図である。
貯留槽の流通部に対して取り付けられた回収カゴを示した斜視図である。
図3において二点鎖線で囲んだ、工作機械に対する作業位置に立った作業者の足元を示した拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る工作機械の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の工作機械を示した図であり、特に機体の内部構造を示した斜視図である。本実施形態の工作機械1は、ワークを加工するための各種加工装置がスラント型のベッド6上に組付けられた小型NC旋盤である。ベッド6は、その上面が前傾しており、そこにワークを回転可能に把持する第1ワーク主軸装置3、その第1ワーク主軸装置3に対向配置され、ワークを回転可能に把持する第2ワーク主軸装置4および、複数のタレット工具Tを有するタレット装置5が組付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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