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公開番号
2025042490
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149544
出願日
2023-09-14
発明の名称
2重シールドティグ溶接方法
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
主分類
B23K
9/29 20060101AFI20250319BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】2重シールドティグ溶接方法において、アークに溶加材を挿入しながら溶接するときに、溶加材の溶融状態を安定化して溶接品質を良好にすること。
【解決手段】インナーガス7を噴出させるインナーノズル4及びアウターガス9を噴出させるアウターノズル5を備えた溶接トーチWTを使用し、溶接電流Iwを通電しアーク3を発生させて溶接する2重シールドティグ溶接方法において、溶接電流Iwの平均値Iarに応じてインナーガスの流量Fiを設定し、アーク3に溶加材10を挿入しながら溶接するときは、設定されたインナーガスの流量Fiが減少するように補正する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インナーガスを噴出させるインナーノズル及びアウターガスを噴出させるアウターノズルを備えた溶接トーチを使用し、
溶接電流を通電しアークを発生させて溶接する2重シールドティグ溶接方法において、
前記溶接電流の平均値に応じて前記インナーガスの流量を設定し、
前記アークに溶加材を挿入しながら溶接するときは前記設定された前記インナーガスの流量が減少するように補正する、
ことを特徴とする2重シールドティグ溶接方法。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記溶接電流はピーク期間及びベース期間から形成されるパルス波形である、
ことを特徴とする請求項1に記載の2重シールドティグ溶接方法。
【請求項3】
前記パルス波形の周波数は0.1~3Hzの範囲である、
ことを特徴とする請求項2に記載の2重シールドティグ溶接方法。
【請求項4】
前記ピーク期間及び前記ベース期間の各々の前記溶接電流の値に応じて前記インナーガスの流量を設定し、
前記アークに前記溶加材を挿入しながら溶接するときは前記ピーク期間中のみ前記インナーガスの流用の前記補正を行う、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の2重シールドティグ溶接方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2重シールドティグ溶接方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インナーガスを噴出させるインナーノズル及びアウターガスを噴出させるアウターノズルを備えた溶接トーチを使用し、溶接電流を通電して溶接する2重シールドティグ溶接方法が慣用されている(例えば、特許文献1参照)。インナーガス及びアウターガスとしては、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスが使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-15048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2重シールドティグ溶接方法において、アークに溶加材を挿入しながら溶接するときに、溶加材の溶融が安定せずに溶接品質が悪くなるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明では、アークに溶加材を挿入しながら溶接する場合において、溶加材の溶融状態を安定化して溶接品質を良好にすることができる2重シールドティグ溶接方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
インナーガスを噴出させるインナーノズル及びアウターガスを噴出させるアウターノズルを備えた溶接トーチを使用し、
溶接電流を通電しアークを発生させて溶接する2重シールドティグ溶接方法において、
前記溶接電流の平均値に応じて前記インナーガスの流量を設定し、
前記アークに溶加材を挿入しながら溶接するときは前記設定された前記インナーガスの流量が減少するように補正する、
ことを特徴とする2重シールドティグ溶接方法である。
【0007】
請求項2の発明は、
前記溶接電流はピーク期間及びベース期間から形成されるパルス波形である、
ことを特徴とする請求項1に記載の2重シールドティグ溶接方法である。
【0008】
請求項3の発明は、
前記パルス波形の周波数は0.1~3Hzの範囲である、
ことを特徴とする請求項2に記載の2重シールドティグ溶接方法である。
【0009】
請求項4の発明は、
前記ピーク期間及び前記ベース期間の各々の前記溶接電流の値に応じて前記インナーガスの流量を設定し、
前記アークに前記溶加材を挿入しながら溶接するときは前記ピーク期間中のみ前記インナーガスの流用の前記補正を行う、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の2重シールドティグ溶接方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る2重シールドティグ溶接方法によれば、アークに溶加材を挿入しながら溶接する場合において、溶加材の溶融状態を安定化して溶接品質を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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