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公開番号2025048582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023157471
出願日2023-09-22
発明の名称電気機器
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20250327BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気部品から温度検出器までの伝熱経路の熱容量や、電気部品の周囲温度によらず、電気部品の異常発熱を確実に検出することができる電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器A1は、電気部品11を含む機能部1と、電気部品11を制御する制御部4と、電気部品11の部品温度を検知し、当該検知する部品温度が予め設定された保護温度以上となった場合に、部品温度の上昇を抑制する保護動作を行う保護部2と、を備える。制御部4は、電気部品11の周囲温度が保護温度よりも小さい判別温度以上である標準状態において、機能部1を通常稼働させる通常稼働部41と、電気部品11の周囲温度が判別温度未満である低温状態において、周囲温度を上昇させる予熱部42と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気部品を含む機能部と、
前記電気部品を制御する制御部と、
前記電気部品の部品温度を検知し、当該検知する部品温度が予め設定された保護温度以上となった場合に、前記部品温度の上昇を抑制する保護動作を行う保護部と、
を備え、
前記制御部は、前記電気部品の周囲温度が前記保護温度よりも小さい判別温度以上である標準状態において、前記機能部を通常稼働させる通常稼働部と、前記周囲温度が前記判別温度未満である低温状態において、前記周囲温度を上昇させる予熱部と、を含む、電気機器。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記通常稼働部は、前記標準状態において、前記機能部の出力が第1出力となるように、前記電気部品を制御し、
前記予熱部は、前記低温状態において、前記機能部の出力が前記第1出力よりも小さい第2出力となるように、前記電気部品を制御する、請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記予熱部は、前記電気部品の周囲温度を上昇させるヒータを含み、前記低温状態において当該ヒータを稼働させる、請求項1に記載の電気機器。
【請求項4】
前記周囲温度を検知する検出部をさらに備える、請求項1に記載の電気機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記機能部の起動時において、前記予熱部により前記周囲温度を上昇させる処理を所定時間継続した後に、前記通常稼働部により前記機能部を通常稼働させる、請求項1に記載の電気機器。
【請求項6】
前記機能部は、入力される第1電力を第2電力に変換して出力する電力変換部であり、
前記電気部品は、少なくとも1つのスイッチング素子を含み、
前記制御部は、前記少なくとも1つのスイッチング素子に駆動信号を出力することで、前記電気部品を制御する、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気部品が筐体内部に配置された電気機器が知られている。特許文献1には、このような電気機器の一例としての、インバータ装置が開示されている。特許文献1に記載のインバータ装置は、ダイカストケース、本体カバーおよび表面カバーを備える。ダイカストケースには、順変換部を構成するダイオードモジュール、逆変換部を構成するインテリジェントパワーモジュール、および、インバータの出力電流を検出するための電流検出器、直流電圧を平滑化するための電解コンデンサなどの複数の電気部品が搭載されている。これらの複数の電気部品は、ダイカストケース、本体カバーおよび表面カバーによって囲まれている。
【0003】
また、従来、電気部品の温度異常を検出する方法が考案されている。例えば、特許文献2には、温度異常から保護したい部品に、サーモスタットを取り付けて、当該部品の温度異常を検出する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-303779号公報
特開2008-104245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記電気機器において、電気部品の発熱異常を検出するために、特許文献2のように、サーモスタットを取り付けた場合、次のような事象が生じる虞がある。例えば、電気部品からサーモスタットまでの伝熱経路の熱容量が大きく且つ電気部品の周囲温度が低い場合、電気部品の異常発熱に対して、サーモスタットを取り付けた部分の温度上昇に時間を要する。その結果、サーモスタットの検出温度と、電気部品の部品温度との温度差が、時間経過とともに大きくなり、サーモスタットの検出温度がサーモスタットの動作温度に達する前に、電気部品の温度が破壊温度(電気部品の耐温度)に達してしまう虞がある。
【0006】
本開示は、上記事情に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、電気部品から温度検出器までの伝熱経路の熱容量や、電気部品の周囲温度によらず、電気部品の異常発熱を確実に検出することができる電気機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示によって提供される電気機器は、電気部品を含む機能部と、前記電気部品を制御する制御部と、前記電気部品の部品温度を検知し、当該検知する部品温度が予め設定された保護温度以上となった場合に、前記部品温度の上昇を抑制する保護動作を行う保護部と、を備え、前記制御部は、前記電気部品の周囲温度が前記保護温度よりも小さい判別温度以上である標準状態において、前記機能部を通常稼働させる通常稼働部と、前記周囲温度が前記判別温度未満である低温状態において、前記周囲温度を上昇させる予熱部と、を含む。
【0008】
前記電気機器の好ましい実施の形態において、前記通常稼働部は、前記標準状態において、前記機能部の出力が第1出力となるように、前記電気部品を制御し、前記予熱部は、前記低温状態において、前記機能部の出力が前記第1出力よりも小さい第2出力となるように、前記電気部品を制御する。
【0009】
前記電気機器の好ましい実施の形態において、前記予熱部は、前記電気部品の周囲温度を上昇させるヒータを含み、前記低温状態において当該ヒータを稼働させる。
【0010】
前記電気機器の好ましい実施の形態において、前記周囲温度を検知する検出部をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

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