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公開番号
2025059727
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170005
出願日
2023-09-29
発明の名称
トランス用のコイル基板
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
H01F
30/10 20060101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1コイルパターンと第2コイルパターンとの間の寄生容量が大きくなってしまう。
【解決手段】コイル基板3は、複数の単層基板35(35A、35B、…)を積層した積層基板であり、単層基板35には、第1挿通孔31の周りに沿って第1導電パターン36A、36B、…が形成されており、隣接する単層基板35(35A、35B、…)の第1導電パターン36A、36B…同士を電気的に接続することにより、第1コイルパターン36が形成されている。単層基板35には、第2挿通孔32の周りに沿って第2導電パターン37A、37B、…が形成されており、隣接する単層基板35(35A、35B、…)の第2導電パターン37A、37B、…同士を電気的に接続することにより、第2コイルパターン37が形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気回路を形成するコアの第1磁性部分に挿通される第1挿通孔と、前記コアの第2磁性部分に挿通される第2挿通孔と、を有したトランス用のコイル基板であって、
前記コイル基板は、前記第1挿通孔の周りに、一次コイルまたは二次コイルのいずれか一方となる第1コイルパターンを有し、前記第2挿通孔の周りに、前記一次コイルまたは前記二次コイルの他方となる第2コイルパターンを有しており、
前記コイル基板は、複数の単層基板を積層した積層基板であり、
前記単層基板には、前記第1挿通孔の周りに沿って第1導電パターンが形成されており、隣接する単層基板の前記第1導電パターン同士を電気的に接続することにより、前記第1コイルパターンが形成され、
前記単層基板には、前記第2挿通孔の周りに沿って第2導電パターンがさらに形成されており、隣接する単層基板の前記第2導電パターン同士を電気的に接続することにより、前記第2コイルパターンが形成されていることを特徴とするトランス用のコイル基板。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記単層基板には、前記第1導電パターン同士を電気的に接続する第1導電ビアにより、前記第1コイルパターンが形成されており、
前記単層基板には、前記第2導電パターン同士を電気的に接続する第2導電ビアにより、前記第2コイルパターンが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス用のコイル基板。
【請求項3】
前記コイル基板には、前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とを仕切るように貫通した貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス用のコイル基板。
【請求項4】
複数の前記単層基板のうち、前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとが形成された第1単層基板と、前記第1導電パターンのみが形成された第2単層基板と、を有しており、
前記コイル基板の平面視において、前記第1単層基板に形成された第1導電パターンの面積は、前記第1単層基板に形成された第2導電パターンの面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のトランス用のコイル基板。
【請求項5】
前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とは、円形状であり、
前記コイル基板の平面視において、複数の前記単層基板の第1導電パターンのみを視たときに、複数の前記単層基板の第1導電パターンにより、前記第1コイルパターンは、前記第1挿通孔に沿った円状の連続した縁部を形成しており、
前記コイル基板の平面視において、複数の前記単層基板の第2導電パターンのみを視たときに、複数の前記単層基板の第2導電パターンにより、前記第2コイルパターンは、前記第2挿通孔に沿った円形状の連続した縁部を形成していることを特徴とする請求項2に記載のトランス用のコイル基板。
【請求項6】
前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とは、円形状であり、
前記コイル基板の平面視において、前記第1導電パターンの外縁および前記第2導電パターンの外縁は、略矩形状であり、
前記第1導電パターンおよび前記第2導電パターンは、前記第1導電パターンの外縁の1辺と、前記第2導電パターンの外縁の1辺と、が対向するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス用のコイル基板。
【請求項7】
前記コイル基板の両側の表面には、絶縁層が被覆されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス用のコイル基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランス用のコイル基板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
たとえば、特許文献1には、一方の面に一次コイルとなる渦巻き状の第1コイルパターンを有し、他方の面に二次コイルとなる渦巻き状の第2コイルパターンが形成されたトランス用のコイル基板が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-4928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示すコイル基板は、コイル基板の両面に、第1コイルパターンおよび第2コイルパターンが形成されているため、第1コイルパターンと第2コイルパターンとの間の寄生容量が大きくなることが想定される。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コイル基板の寄生容量を低減することができるトランス用のコイル基板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を鑑みて、トランス用のコイル基板は、磁気回路を形成するコアの第1磁性部分に挿通される第1挿通孔と、前記コアの第2磁性部分に挿通される第2挿通孔と、を有したトランス用のコイル基板であって、前記コイル基板は、前記第1挿通孔の周りに、一次コイルまたは二次コイルのいずれか一方となる第1コイルパターンを有し、前記第2挿通孔の周りに、前記一次コイルまたは前記二次コイルの他方となる第2コイルパターンを有しており、前記コイル基板は、複数の単層基板を積層した積層基板であり、前記単層基板には、前記第1挿通孔の周りに沿って第1導電パターンが形成されており、隣接する単層基板の前記第1導電パターン同士を電気的に接続することにより、前記第1コイルパターンが形成され、前記単層基板には、前記第2挿通孔の周りに沿って第2導電パターンがさらに形成されており、隣接する単層基板の前記第2導電パターン同士を電気的に接続することにより、前記第2コイルパターンが形成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、コイル基板は、第1挿通孔の周りに第1コイルパターンを有し、第2挿通孔の周りに第2コイルパターンを有することにより、一次コイルと二次コイルを分離して設けることができる。これにより、一次コイルと二次コイルとの間の寄生容量を抑えることができる。さらに、第1導電パターンが形成された単層基板を積層し、隣接する第1導電パターン同士を電気的に接続することにより、巻線の形態に近い一次コイルを形成することができる。同様に、第2導電パターンが形成された単層基板を積層し、隣接する第2導電パターン同士を電気的に接続することにより、巻線の形態に近い二次コイルを形成することができる。
【0008】
より好ましい態様としては、前記単層基板には、前記第1導電パターン同士を電気的に接続する第1導電ビアにより、前記第1コイルパターンが形成されており、前記単層基板には、前記第2導電パターン同士を電気的に接続する第2導電ビアにより、前記第2コイルパターンが形成されている。
【0009】
この態様によれば、単層基板に設けられた第1導電ビアおよび第2導電ビアを用いることにより、よりシンプルな構造で、第1および第2コイルパターンを形成することができる。
【0010】
より好ましい態様としては、前記コイル基板には、前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とを仕切るように貫通した貫通孔が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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