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公開番号
2025063579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172919
出願日
2023-10-04
発明の名称
非消耗電極アーク溶接方法
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
主分類
B23K
9/12 20060101AFI20250409BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】フィラーワイヤを用いた非消耗電極アーク溶接方法において、フィラーワイヤの高溶着化を図ること。
【解決手段】非消耗電極1と母材2との間にアーク3を発生させて溶融池2を形成し、フィラーワイヤ6を溶融池2に送給して溶接する非消耗電極アーク溶接方法において、フィラーワイヤ6を逆送してアーク3によって溶滴を形成し、正送して溶滴を溶融池2に短絡移行させる。フィラーワイヤ6と溶融池2との間が非短絡状態になると正送への切り換えを開始し、短絡状態になると逆送への切り換えを開始する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを前記溶融池に送給して溶接する非消耗電極アーク溶接方法において、
前記フィラーワイヤを逆送して前記アークによって溶滴を形成し、正送して前記溶滴を前記溶融池に短絡移行させる、
ことを特徴とする非消耗電極アーク溶接方法。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記フィラーワイヤと前記溶融池との間が非短絡状態になると前記正送への切り換えを開始し、短絡状態になると前記逆送への切り換えを開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の非消耗電極アーク溶接方法。
【請求項3】
前記フィラーワイヤと前記溶融池との間に短絡判別電圧を印加することによって前記非短絡状態と前記短絡状態との判別を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の非消耗電極アーク溶接方法。
【請求項4】
予め定めた逆送期間が経過すると前記正送への切り換えを開始し、予め定めた正送期間が経過すると前記逆送への切り換えを開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の非消耗電極アーク溶接方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は非消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを溶融池に送給して溶接する非消耗電極アーク溶接方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを溶融池に送給して溶接するアーク溶接方法が慣用されている。
【0003】
特許文献1の発明では、消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを溶融池に送給して溶接する消耗電極アーク溶接方法において、フィラーワイヤの溶融池への挿入位置を溶接方向の前後方向にウィービングし、フィラーワイヤの送給速度をウィービングに同期して変化させている。これにより、フィラーワイヤの送給速度を高速化しても溶融状態を安定化することができるので、高溶着化を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5785812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術のフィラーワイヤを用いたアーク溶接方法においては、フィラーワイヤの高溶着化を図るために、フィラーワイヤの挿入位置を溶接方向の前後方向にウィービングしている。このために、フィラーワイヤの送給機にウィービング機構が必要となるので、構造が複雑になり価格も高くなるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明では、フィラーワイヤを用いた非消耗電極アーク溶接方法において、特別な機構を付加することなく一般的なフィラーワイヤの送給機を使用して、フィラーワイヤの高溶着化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
非消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを前記溶融池に送給して溶接する非消耗電極アーク溶接方法において、
前記フィラーワイヤを逆送して前記アークによって溶滴を形成し、正送して前記溶滴を前記溶融池に短絡移行させる、
ことを特徴とする非消耗電極アーク溶接方法である。
【0008】
請求項2の発明は、
前記フィラーワイヤと前記溶融池との間が非短絡状態になると前記正送への切り換えを開始し、短絡状態になると前記逆送への切り換えを開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の非消耗電極アーク溶接方法である。
【0009】
請求項3の発明は、
前記フィラーワイヤと前記溶融池との間に短絡判別電圧を印加することによって前記非短絡状態と前記短絡状態との判別を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の非消耗電極アーク溶接方法である。
【0010】
請求項4の発明は、
予め定めた逆送期間が経過すると前記正送への切り換えを開始し、予め定めた正送期間が経過すると前記逆送への切り換えを開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の非消耗電極アーク溶接方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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