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公開番号
2025064171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173714
出願日
2023-10-05
発明の名称
電源装置におけるケースの取付構造
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
3/00 20060101AFI20250410BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】脱着を容易に行うことが可能な電源装置におけるケースの取付構造を提供する。
【解決手段】支持体1と、支持体1に取り付けられるケース21と、を備えた電源装置におけるケースの取付構造であって、支持体1は、水平姿勢の上板部12と、上板部12において水平なx方向のx1側の端部につながり、且つ当該端部から折れ曲がってz方向のz2側に延びる枠板部121と、上板部12に形成された開口部122と、上板部12につながり、開口部122に対してx方向のx1側の端において折れ曲がって下方に延びる延出部123と、を含む。ケース21は、枠板部121に対してx方向のx1側に配置されており、z方向およびy方向に沿った平板状の主板部211と、主板部211に対してx方向のx2側に固定された取付部213と、を含む。取付部213は、下方に延び、且つ開口部122に嵌入される嵌入板部216を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、前記支持体に取り付けられるケースと、を備えた電源装置におけるケースの取付構造であって、
前記支持体は、
水平姿勢の平板部と、
前記平板部において水平な第1方向の外側の端部につながり、且つ当該端部から折れ曲がって鉛直方向の下側に延びる枠板部と、
前記平板部に形成された開口部と、
前記平板部につながり、前記開口部に対して前記第1方向の前記外側の端において折れ曲がって下方に延びる延出部と、を含み、
前記ケースは、
前記枠板部に対して前記第1方向の前記外側に配置されており、前記鉛直方向と、前記鉛直方向および前記第1方向に直交する第2方向と、に沿った平板状の主板部と、
前記主板部に対して前記第1方向の内側に固定された取付部と、を含み、
前記取付部は、前記鉛直方向の下側に延び、且つ前記開口部に嵌入される嵌入板部を有し、
前記延出部は、下方に向かうにつれて前記第1方向の前記内側に位置するように傾斜しており、
前記嵌入板部が前記開口部に嵌入されていない状態において、前記延出部の下端から前記枠板部までの前記第1方向における長さである第1寸法は、前記嵌入板部の前記第1方向の前記外側を向く第1面から前記主板部の前記第1方向の前記内側を向く第2面までの前記第1方向における長さである第2寸法よりも大きい、電源装置におけるケースの取付構造。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記嵌入板部は、前記第2方向における長さが下方に向かうにつれて小さくなる先細り形状部を有する、請求項1に記載の電源装置におけるケースの取付構造。
【請求項3】
前記ケースは、互いに離れた複数の前記嵌入板部を有し、
前記支持体は、複数の前記嵌入板部の各々に対応する複数の前記開口部を有する、請求項1または2に記載の電源装置におけるケースの取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電源装置におけるケースの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の電源装置の一例が開示されている。同文献に開示された電源装置は、装置内に収容された部品、ファンおよびヒートシンク等と、筐体カバーと、を備える。筐体カバーは、装置内の部品等を保護するためのものであり、フロントパネル部、リアパネル部、左右の側板部、天板部等を有する。筐体カバーの上記各部は、たとえば金属板を用いて形成された平板状部材である。筐体カバーの上記各平板状部材は、たとえば複数のボルトを用いて固定されている。また、特に左右の側板部は、装置内の部品交換等のメンテナンス時には取り外す必要があり、脱着が容易であることが望まれている。
【0003】
たとえば溶接用途の電源装置においては、高電圧、大電流の電力を供給するため、装置サイズが大型化する場合がある。この電源装置の大型化に伴い、筐体カバーを構成する上記各平板状部材のサイズも大きくなる。そうすると、平板状部材の重量が嵩み、また、当該平板状部材を固定するために使用するボルトの数も多くなるので、組み立て時やメンテナンス時等の左右の側板部の脱着時の作業性が悪くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-40680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、このような事情のもとで考え出されたものであって、脱着を容易に行うことが可能な電源装置におけるケースの取付構造を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本開示では、次の技術的手段を採用した。
【0007】
本開示によって提供されるケースの取付構造は、支持体と、前記支持体に取り付けられるケースと、を備えた電源装置におけるケースの取付構造であって、前記支持体は、水平姿勢の平板部と、前記平板部において水平な第1方向の外側の端部につながり、且つ当該端部から折れ曲がって鉛直方向の下側に延びる枠板部と、前記平板部に形成された開口部と、前記平板部につながり、前記開口部に対して前記第1方向の前記外側の端において折れ曲がって下方に延びる延出部と、を含み、前記ケースは、前記枠板部に対して前記第1方向の前記外側に配置されており、前記鉛直方向と、前記鉛直方向および前記第1方向に直交する第2方向と、に沿った平板状の主板部と、前記主板部に対して前記第1方向の内側に固定された取付部と、を含み、前記取付部は、前記鉛直方向の下側に延び、且つ前記開口部に嵌入される嵌入板部を有し、前記延出部は、下方に向かうにつれて前記第1方向の前記内側に位置するように傾斜しており、前記嵌入板部が前記開口部に嵌入されていない状態において、前記延出部の下端から前記枠板部までの前記第1方向における長さである第1寸法は、前記嵌入板部の前記第1方向の前記外側を向く第1面から前記主板部の前記第1方向の前記内側を向く第2面までの前記第1方向における長さである第2寸法よりも大きい。
【0008】
本開示の好ましい実施の形態においては、前記嵌入板部は、前記第2方向における長さが下方に向かうにつれて小さくなる先細り形状部を有する。
【0009】
本開示の好ましい実施の形態においては、前記ケースは、互いに離れた複数の前記嵌入板部を有し、前記支持体は、複数の前記嵌入板部の各々に対応する複数の前記開口部を有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の電源装置におけるケースの取付構造によれば、嵌入板部を開口部に鉛直方向の下側に向けて嵌入することで、ケースを容易に支持体に取り付けることができ、ケースの脱着を容易に行うことができる。また、支持体は、延出部を有し、当該延出部は、平板部につながり、開口部に対して第1方向の外側の端において折れ曲がって下方に延びる。このような構成によれば、嵌入板部を開口部に嵌入するとき、嵌入板部と延出部とが当接し、これら嵌入板部および延出部の協働により、ケース(主板部)を支持体(枠板部)に密着させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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