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公開番号2025042448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149473
出願日2023-09-14
発明の名称ブッシング及び電気機器
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H01B 17/58 20060101AFI20250319BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】碍管の小型化を図ることができるブッシング及び電気機器を提供する。
【解決手段】本開示に係るブッシング3は、碍管6と、該碍管6の軸長方向に沿う方向に延び、前記碍管6の軸長方向の一端部(内側端部6a)から、前記碍管6の外側に向けて突出している棒状導体5と、該棒状導体5を覆い、前記碍管6とは別体の絶縁性カバ7とを備えることを特徴とする。碍管6と絶縁性カバ7とが互いに別体なので、碍管6は軸長方向に短い。即ち、碍管6の小型化を図ることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
碍管と、
該碍管の軸長方向に沿う方向に延び、前記碍管の軸長方向の一端部から、前記碍管の外側に向けて突出している棒状導体と、
該棒状導体を覆い、前記碍管とは別体の絶縁性カバと
を備えることを特徴とするブッシング。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記絶縁性カバは、
前記碍管に取り付けられる取付部と、
該取付部に支持されて、前記棒状導体を前記碍管の周方向に沿う方向に囲むカバ本体と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のブッシング。
【請求項3】
前記カバ本体は、前記棒状導体の突出方向に拡径する筒状をなすことを特徴とする請求項2に記載のブッシング。
【請求項4】
前記絶縁性カバは前記碍管よりも柔軟であることを特徴とする請求項1又は2に記載のブッシング。
【請求項5】
機器本体と、
該機器本体を収容するケースと、
ブッシングと
を備え、
該ブッシングは、
前記ケースの壁部を貫通する碍管と、
該碍管の軸長方向に沿う方向に延び、前記碍管の、前記ケースの内側に位置している一端部から、前記碍管の外側に向けて突出している棒状導体と、
該棒状導体を覆い、前記碍管とは別体の絶縁性カバと
を備え、
前記機器本体と前記棒状導体とは、前記ケースに収容される内部導体を介して互いに電気的に接続されることを特徴とする電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブッシング及び電気機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、変圧器用ブッシング(ブッシング)を備える変圧器(電気機器)が記載されている。特許文献1に記載の変圧器は、変圧器本体(機器本体)と、変圧器本体を収容するケースとを備える。変圧器用ブッシングは碍管を備える。碍管は碍管本体と絶縁性カバと(文中「本体部分」と「取付け部」と)を備える。碍管本体は筒状をなし、ケースの壁部を貫通する。
以下では、碍管本体の軸長方向の両端部の内、ケースの内側に位置する端部を内側端部という。
【0003】
碍管本体の内側端部からは、碍管本体の軸長方向に沿う方向に延びる棒状導体が、碍管本体の外側に向けて突出している。棒状導体は変圧器本体に電気的に接続される。
絶縁性カバは筒状をなし、碍管本体の内側端部に同軸に、且つ一体に設けられている。絶縁性カバは、棒状導体を碍管の周方向に沿う方向に囲む。絶縁性カバが棒状導体を覆うので、無用の他部材(特に導電性部材)が棒状導体に接触又は過剰に接近することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-256046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているような変圧器用ブッシングの場合、碍管本体と絶縁性カバとが互いに一体なので、碍管は軸長方向に長い。しかしながら、碍管を軸長方向に短縮する手段は特許文献1に記載されていない。
【0006】
本開示の目的は、碍管の小型化を図ることができるブッシング及び電気機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るブッシングは、碍管と、該碍管の軸長方向に沿う方向に延び、前記碍管の軸長方向の一端部から、前記碍管の外側に向けて突出している棒状導体と、該棒状導体を覆い、前記碍管とは別体の絶縁性カバとを備えることを特徴とする。
【0008】
本開示にあっては、碍管の軸長方向の一端部から、碍管の軸長方向に沿う方向に延びる棒状導体が、碍管の外側に向けて突出している。
碍管及び絶縁性カバが棒状導体を覆うので、無用の他部材が棒状導体に接触又は過剰に接近することを防止することができる。
碍管と絶縁性カバとが互いに別体なので、碍管は軸長方向に短い。即ち、碍管の小型化を図ることができる。故に、碍管の製造が容易である。また、ブッシングの組み立て時の碍管の取り扱いが容易である。更に、ブッシングを組み立てる前の碍管の保管スペースを縮小することができる。
【0009】
本開示に係るブッシングは、前記絶縁性カバは、前記碍管に取り付けられる取付部と、
該取付部に支持されて、前記棒状導体を前記碍管の周方向に沿う方向に囲むカバ本体とを備えることを特徴とする。
【0010】
本開示にあっては、絶縁性カバが取付部とカバ本体とを備える。取付部は碍管に取り付けられる。
カバ本体は取付部に支持されて、棒状導体を碍管の周方向に沿う方向に囲む。故に、無用の他部材が棒状導体に対して碍管の軸長方向に交差する方向に接近することを防止することができる。一方、必要な他部材(例えば棒状導体に接続される導体)は棒状導体に対して碍管の軸長方向に沿う方向に接近することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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