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公開番号
2025039353
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146405
出願日
2023-09-08
発明の名称
タップ切換台ユニット及びタップ切換台
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
29/02 20060101AFI20250313BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】取り付けの作業性を高めることができるタップ切換台ユニット及びタップ切換台を提供する。
【解決手段】変圧器に用いられ、複数のタップ切換台1A,1B,1Cが鉄心締付金具50に取り付けられたタップ切換台ユニット100であって、複数のタップ切換台1A,1B,1C夫々は、複数のタップ端子3A,3B,3Cを有する台部2A,2B,2Cに一端部が設けられ、他端部が鉄心締付金具50に固定される2つの取付部4A,4B,4Cを備えており、少なくとも1つの取付部4A,4B,4Cは、他のタップ切換台1A,1B,1Cの取付部4A,4B,4Cと共に鉄心締付金具50に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
変圧器に用いられ、複数のタップ切換台が板部材に取り付けられたタップ切換台ユニットであって、
前記複数のタップ切換台夫々は、
複数のタップ端子を有する台部に一端部が設けられ、他端部が前記板部材に固定される2つの固定脚部を備えており、
少なくとも1つの固定脚部は、他のタップ切換台の固定脚部と共に前記板部材に固定されているタップ切換台ユニット。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記複数のタップ切換台は連なって配設されており、
両端のタップ切換台を除く残りタップ切換台は前記2つの固定脚部が他のタップ切換台の固定脚部と共に前記板部材に固定されている請求項1に記載のタップ切換台ユニット。
【請求項3】
前記両端のタップ切換台のうち、一端のタップ切換台の前記2つの固定脚部は同じ長さであり、
他端のタップ切換台及び前記残りタップ切換台は、
前記2つの固定脚部のうち、一方の固定脚部の長さが他方の固定脚部の長さよりも短く、
前記他方の固定脚部の長さは、前記一端のタップ切換台の固定脚部と同じである請求項2に記載のタップ切換台ユニット。
【請求項4】
前記一端のタップ切換台の前記固定脚部の他端部、及び、前記残りタップ切換台の前記他方の固定脚部の他端部には、第1貫通孔が夫々形成されており、
前記残りタップ切換台及び前記他端のタップ切換台には、前記一方の固定脚部の他端部に前記第1貫通孔よりも大きい第2貫通孔が夫々形成されている請求項3に記載のタップ切換台ユニット。
【請求項5】
前記一端のタップ切換台の前記固定脚部の他端部、及び、前記残りタップ切換台の前記他方の固定脚部の他端部には、係合突起が夫々形成されており、
前記残りタップ切換台及び前記他端のタップ切換台夫々の前記一方の固定脚部の他端部には、前記係合突起と係合する被係合部が夫々形成されている請求項3又は4に記載のタップ切換台ユニット。
【請求項6】
複数のタップ切換台が板部材に取り付けられた変圧器用の切換台ユニットに用いられるタップ切換台であって、
複数のタップ端子を有する台部に一端部が設けられ、他端部が前記板部材に固定される2つの固定脚部を備えており、
前記2つの固定脚部のうち、一方の固定脚部の長さが他方の固定脚部の長さよりも短いタップ切換台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タップ切換台ユニット及びタップ切換台に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、変圧器におけるタップを切り替える絶縁性のタップ切換台が用いられていた(特許文献1,2参照)。このような絶縁性のタップ切換台は、コイルを備えた巻鉄心が収容される容器に前記巻鉄心を固定する鉄心締付金具に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-112060号公報
特開平6-112061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、3相用のタップ切換台の場合、鉄心締付金具の一面に3つのタップ切換台を取り付ける作業が必要である。しかし、鉄心締付金具が狭いので作業に手間がかかる。このような問題について、特許文献1,2においては、十分に検討されておらず、解決できない。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、取り付けの作業性を高めることができるタップ切換台ユニット及びタップ切換台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るタップ切換台ユニットは、変圧器に用いられ、複数のタップ切換台が板部材に取り付けられたタップ切換台ユニットであって、前記複数のタップ切換台夫々は、複数のタップ端子を有する台部に一端部が設けられ、他端部が前記板部材に固定される2つの固定脚部を備えており、少なくとも1つの固定脚部は、他のタップ切換台の固定脚部と共に前記板部材に固定されている。
【0007】
本発明に係るタップ切換台は、複数のタップ切換台が板部材に取り付けられた変圧器用の切換台ユニットに用いられるタップ切換台であって、複数のタップ端子を有する台部に一端部が設けられ、他端部が前記板部材に固定される2つの固定脚部を備えており、前記2つの固定脚部のうち、一方の固定脚部の長さが他方の固定脚部の長さよりも短い。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、取り付けの作業性を高めることができるタップ切換台ユニット及びタップ切換台を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係るタップ切換台を備えるタップ切換台ユニットの斜視図である。
実施形態1に係るタップ切換台ユニットのタップ切換台の正面図及び底面図である。
実施形態1に係るタップ切換台ユニットの他のタップ切換台の底面図である。
3つのタップ切換台が鉄心締付金具に取り付けられている状態を概念的に示す図である。
図4のV-V線による断面図である。
実施形態2に係るタップ切換台ユニットにおいて、タップ切換台の取付部及び他のタップ切換台の取付部が共締めされている状態を示す断面図である。
実施形態3に係るタップ切換台ユニットにおいて、タップ切換台の取付部及び他のタップ切換台の取付部が共締めされている状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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