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公開番号2025008038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023109878
出願日2023-07-04
発明の名称工作機械
出願人株式会社ツガミ
代理人個人,個人
主分類B23B 15/00 20060101AFI20250109BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】ワークの供給及び排出、並びに、ワーク変更時の段取り替えを容易にすることができる工作機械を提供する。
【解決手段】工作機械1は、ワークWを保持する第1主軸ユニット10と、ワークWを加工する工具を装着可能なタレット31を備える移動可能なタレット装置30と、タレット31に装着されたワーク受け40と、を備える。工作機械1は、タレット31を回転させてワーク受け40を位置決めし、第1主軸ユニット10から突出するワークWの一端をワーク受け40が支持し、ワークWの他端を第1主軸ユニット10で支持する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを保持する第1主軸ユニットと、
前記ワークを加工する工具を装着可能なタレットを備える移動可能なタレット装置と、
前記タレットに装着されたワーク受けと、を備え、
前記タレットを回転させて前記ワーク受けを位置決めし、前記第1主軸ユニットから突出する前記ワークの一端を前記ワーク受けが支持し、前記ワークの他端を前記第1主軸ユニットで支持する、
工作機械。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記第1主軸ユニット内に前進又は後退可能に配置され、前記ワークを前記第1主軸ユニットの前方に押す第1主軸内プッシャーを備え、
前記ワーク受けは、前記ワークの前記一端の先端面を位置決めするワーク押し当て面を備え、
前記第1主軸ユニットは、前記ワークをクランプ又はアンクランプする第1主軸チャックを備え、
前記タレット装置を前記第1主軸ユニットに向かって移動し、前記ワーク受けの前記ワーク押し当て面で前記ワークを前記第1主軸ユニット内に押し込み、前記第1主軸内プッシャーを前進させて前記ワークを前記ワーク押し当て面に押し当てて前記第1主軸ユニットに対する前記ワークの長手方向の位置決めをし、前記第1主軸チャックで前記ワークをクランプする、
請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記一端が加工された前記ワークを前記第1主軸内プッシャーで押し、前記ワークの前記一端を前記ワーク受けで支持し、前記ワークの他端を前記第1主軸ユニットで支持する、
請求項2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記第1主軸ユニットに対向して配置され、前記第1主軸ユニットから前記ワークを受け渡されて前記ワークを加工する第2主軸ユニットと、
前記第2主軸ユニット内に前進又は後退可能に配置され、前記ワークを前記第1主軸ユニットに向かって押す第2主軸内プッシャーと、
前記第2主軸ユニットに設けられ、前記ワークをクランプ又はアンクランプする第2主軸チャックと、を備え、
前記他端が加工された前記ワークを前記第2主軸内プッシャーで押し、前記ワークの前記一端を前記第2主軸チャックで支持し、前記ワークの前記他端を前記ワーク受けで支持する、
請求項2又は3に記載の工作機械。
【請求項5】
前記第1主軸内プッシャーは、プッシャー胴部と、前記プッシャー胴部の前記ワーク側に取り外し可能に取り付けられ、前記ワークに接するプッシャー先端部と、を備える、
請求項2又は3に記載の工作機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
工作機械には、例えば特許文献1に記載されているように、加工に使用する工具を選択するためのタレットが設けられるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-87853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タレットを有する工作機械においては、タレットにより選択された工具を使用して、主軸に把握されたワークに加工を行う。上記の加工では、ワークの供給時又は排出時に、作業者が主軸内のストッパ位置まで手でワークを押し込んだり、又は、加工後の背面主軸内に潜ったワークを手で排出する必要があり、作業に時間がかかり、作業者に負担がかかっていた。
【0005】
また、主軸内にはワークの長手方向の位置決め用のストッパが設置されている。ワーク長又はワーク径が変更になった場合には、ストッパの位置の変更、ストッパの交換等を手動で行う必要がある。このため、ストッパ交換等の段取り替えに時間がかかっていた。
【0006】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、ワークの供給及び排出、並びに、ワーク変更時の段取り替えを容易にすることができる工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る工作機械は、ワークを保持する第1主軸ユニットと、前記ワークを加工する工具を装着可能なタレットを備える移動可能なタレット装置と、前記タレットに装着されたワーク受けと、を備え、前記タレットを回転させて前記ワーク受けを位置決めし、前記第1主軸ユニットから突出する前記ワークの一端を前記ワーク受けが支持し、前記ワークの他端を前記第1主軸ユニットで支持する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ワークの供給及び排出、並びに、ワーク変更時の段取り替えを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る工作機械の概略平面図である。
図1のA1矢視図であり、本発明の一実施形態に係る工作機械の概略正面図である。
図1のA2-A2断面図であり、本発明の一実施形態に係る工作機械の第1主軸ユニットの断面図である。
図1のA3-A3断面図であり、本発明の一実施形態に係る工作機械の第2主軸ユニットの断面図である。
図1のA4-A4矢視図であり、本発明の一実施形態に係る工作機械のタレット装置を示す図である。
(a)は図1の部分拡大図であり、本発明の一実施形態に係る工作機械のワーク受けを示す断面図である。(b)、(c)、(d)は、(a)のA5、A6、A7の各矢視図である。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る工作機械におけるワークの手動供給の手順を示す図である。
(a)は図7(b)のA8矢視図である。(b)は(a)のA9矢視図である。
本発明の一実施形態に係る工作機械における主軸側の加工を行った状態の図である。
本発明の一実施形態に係る工作機械におけるワークの手動排出の手順を示す図である。
(a)は、図10のA10矢視図である。(b)は、(a)のA11矢視図である。
(a)~(c)は、主軸内プッシャーの取り外し手順を示す図である。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る工作機械のプッシャー抜け防止ナットを示す図である。(c)、(d)は、プッシャー抜け防止ナット用のナット取り外し工具を示す図である。
(a)は、本発明の一実施形態に係る工作機械の主軸内プッシャーを示す断面図である。(b)は、主軸内プッシャー用のプッシャー取り外し工具を示す図である。(c)は、主軸内プッシャーのプッシャー胴部からプッシャー先端部を取り外す態様を示す図である。
(a)~(d)は、本発明の一実施形態に係る工作機械における主軸から背面主軸へのワークの受け渡し手順を示す図である。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る工作機械における背面主軸側の加工完了後の、ワークの排出手順を示す図である。(c)は、(b)のA12矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係るワーク受け装置及び工作機械について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、第1主軸ユニットと第2主軸ユニットとが対向して配置されており、第1主軸ユニットについての「前方」は第2主軸ユニットに向かう方、第2主軸ユニットについての「前方」は第1主軸ユニットに向かう方を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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