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公開番号
2025006985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108078
出願日
2023-06-30
発明の名称
工作機械
出願人
株式会社オーエム製作所
代理人
個人
主分類
B23B
25/00 20060101AFI20250109BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】加工時間の短縮化が図られ、また、切削屑に対して高い分断性能を発揮し、さらに、切削屑が起因となる不具合が可及的に低減された工作機械を提供する。
【解決手段】ワークWを載置固定する回転テーブル1と、この回転テーブル1上に載置固定されたワークWを切削加工する切削工具2と、この切削工具2の刃先近傍に向かって高圧クーラントを噴出するクーラント噴出部3とを備え、また、切削工具2の移動が数値制御プログラムに基づいて制御されるように構成され、また、切削工具2は、数値制御プログラムにより送り移動と停止とを交互に繰り返しながら移動するように構成され、さらに、クーラント噴出部3は、高圧クーラントが切削加工中の切削工具2の刃先2a近傍の切削屑に噴射されるように構成されている工作機械。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークを載置固定する回転テーブルと、この回転テーブル上に載置固定されたワークを切削加工する切削工具と、この切削工具の刃先近傍に向かって高圧クーラントを噴出するクーラント噴出部とを備え、前記切削工具の移動が数値制御プログラムに基づいて制御されるように構成されている工作機械であって、前記切削工具は、前記数値制御プログラムにより送り移動と停止とを交互に繰り返しながら移動するように構成され、さらに、前記クーラント噴出部は、前記高圧クーラントが切削加工中の前記切削工具の刃先近傍の切削屑に噴射されるように構成されていることを特徴とする工作機械。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1記載の工作機械において、前記数値制御プログラムは、設定された停止時間で前記切削工具の送り速度が所定速度から徐々に減速し、一旦停止した後、前記送り速度を徐々に増速させながら前記所定速度に達するようにプログラムされていることを特徴とする工作機械。
【請求項3】
請求項1記載の工作機械において、前記数値制御プログラムは、前記切削工具が送り速度の減速を伴わずに即時停止し、設定された停止時間分、前記切削工具の送り移動を停止させるようにプログラムされていることを特徴とする工作機械。
【請求項4】
請求項2記載の工作機械において、前記停止時間は、前記切削工具が送り移動される送り時間に比して長い時間に設定されていることを特徴とする工作機械。
【請求項5】
請求項3記載の工作機械において、前記停止時間は、前記切削工具が送り移動される送り時間に比して長い時間に設定されていることを特徴とする工作機械。
【請求項6】
請求項1~5いずれか1項に記載の工作機械において、前記高圧クーラントの噴出圧力は、1MPa~10MPaに設定されていることを特徴とする工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
工作機械において、ワークに溝入れ加工を行う場合、切削により生成される切削屑が長く繋がった状態で生成され、この長く繋がった状態の切削屑が切削工具等に絡みつき加工不良や装置の故障の原因となっている。
【0003】
従来、このような切削屑の絡みつきの問題を解決するため、特許文献1に示すような切削工具を送り方向に振動させながら加工する振動切削機能を有する工作機械や、特許文献2に示すような切削工具がワークを所定量切り込んだら一旦切削工具を戻り移動させ、この戻り移動により切削屑を分断し、切削屑の連続生成を阻止しながら加工を行う揺動切削機能を有する工作機械が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-285701号公報
特開2017-182336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献2に示すような揺動切削機能を有する工作機械(以下、「従来例」という。)は、加工時間が長くなったり、切削屑が切削工具とワークの間に挟まりチップの破損等の不具合が生じたりするなどの問題を有し、さらに、切削屑の分断性能も高いとはいえない。
【0006】
本発明はこのような従来例が有する問題に鑑みなされたものであり、揺動切削加工に比べて加工時間の短縮化が図られ、また、切削屑に対して高い分断性能を発揮すると共に、この分断した切削屑が切削工具とワークの間に挟まり刃先(チップ)の破損等の不具合が生じることが可及的に低減された工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
ワークWを載置固定する回転テーブル1と、この回転テーブル1上に載置固定されたワークWを切削加工する切削工具2と、この切削工具2の刃先近傍に向かって高圧クーラントを噴出するクーラント噴出部3とを備え、前記切削工具2の移動が数値制御プログラムに基づいて制御されるように構成されている工作機械であって、前記切削工具2は、前記数値制御プログラムにより送り移動と停止とを交互に繰り返しながら移動するように構成され、さらに、前記クーラント噴出部3は、前記高圧クーラントが切削加工中の前記切削工具2の刃先2a近傍の切削屑に噴射されるように構成されていることを特徴とする工作機械に係るものである。
【0009】
また、請求項1記載の工作機械において、前記数値制御プログラムは、設定された停止時間で前記切削工具2の送り速度が所定速度から徐々に減速し、一旦停止した後、前記送り速度を徐々に増速させながら前記所定速度に達するようにプログラムされていることを特徴とする工作機械に係るものである。
【0010】
また、請求項1記載の工作機械において、前記数値制御プログラムは、前記切削工具2が送り速度の減速を伴わずに即時停止し、設定された停止時間分、前記切削工具2の送り移動を停止させるようにプログラムされていることを特徴とする工作機械に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)
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