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公開番号
2025020644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124148
出願日
2023-07-31
発明の名称
電子会議サポートシステム、電子会議サポート方法、及びプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250205BHJP(信号)
要約
【課題】移動体の運転者と電子会議を行っている移動体の外部の参加者に対して、運転者との円滑なコミュニケーションをサポートする。
【解決手段】電子会議サポートシステム1は、移動体50の移動状況を示す移動状況情報を取得する移動状況情報取得部13と、移動状況情報に基づいて、運転者Dの電子会議への対応の困難度を判断する会議対応困難度判断部16と、電子会議参加認識部12により運転者Dが外部参加者との間で電子会議を行っていることが認識されている場合に、困難度を示す会議対応困難度情報を、外部参加者が電子会議に参加するために使用している端末装置101,111に送信する会議対応困難度情報提供部17と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の運転者が、前記移動体の外部の外部参加者との間で電子会議を行っていることを認識する電子会議参加認識部と、
前記移動体の移動状況を示す移動状況情報を取得する移動状況情報取得部と、
前記移動状況情報に基づいて、前記運転者の前記電子会議への対応の困難度を判断する会議対応困難度判断部と、
前記電子会議参加認識部により前記運転者が前記外部参加者との間で前記電子会議を行っていることが認識されている場合に、前記困難度を示す会議対応困難度情報を、前記外部参加者が前記電子会議に参加するために使用している端末装置に送信する会議対応困難度情報提供部と、
を備える電子会議サポートシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記移動体の運転状況を示す運転状況情報を取得する運転状況情報取得部を備え、
前記会議対応困難度判断部は、前記移動状況情報と前記運転状況情報とに基づいて、前記困難度を判断する
請求項1に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項3】
前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得部を備え、
前記会議対応困難度判断部は、前記移動状況情報と前記生体情報とに基づいて、前記困難度を判断する
請求項1に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項4】
前記移動体の運転状況示す運転状況情報を取得する運転状況情報取得部を備え、
前記会議対応困難度判断部は、前記移動状況情報と前記生体情報と前記運転状況情報とに基づいて、前記困難度を判断する
請求項3に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項5】
前記移動状況情報には、前記移動体の移動速度と、前記移動体の前方に存在する信号機の作動状況とのうちの、少なくともいずれか一方が含まれる
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項6】
前記運転状況情報には、前記運転者による前記移動体の運転操作状況と、前記移動体に備えられた運転支援機能の作動状況と、前記移動体に備えられた自動運転機能の作動状況とのうちの、少なくともいずれか1つが含まれる
請求項2又は請求項4に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項7】
前記運転状況情報には、前記運転者による前記移動体の運転操作部の操作頻度が含まれ、
前記会議対応困難度判断部は、前記運転状況情報から認識される前記運転操作部の操作頻度が高いほど、前記困難度が高いと判断する
請求項2又は請求項4に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項8】
前記生体情報には、前記移動体に備えられたカメラにより撮影される前記運転者の画像から認識される前記運転者の視線の向きと、前記移動体に備えられた生体センサの検出情報とのうちの、少なくともいずれか一方が含まれる
請求項3又は請求項4に記載の電子会議サポートシステム。
【請求項9】
コンピュータにより実行される電子会議サポート方法であって、
移動体の運転者が、前記移動体の外部の外部参加者との間で電子会議を行っていることを認識する電子会議参加認識ステップと、
前記移動体の移動状況を示す移動状況情報を取得する移動状況情報取得ステップと、
前記移動状況情報に基づいて、前記運転者の前記電子会議への対応の困難度を判断する会議対応困難度判断ステップと、
前記電子会議参加認識ステップにより前記運転者が前記外部参加者との間で前記電子会議を行っていることが認識されている場合に、前記困難度を示す会議対応困難度情報を、前記外部参加者が前記電子会議に参加するために使用している端末装置に送信する会議対応困難度情報提供ステップと、
を含む電子会議サポート方法。
【請求項10】
コンピュータを、
移動体の運転者が、前記移動体の外部の外部参加者との間で電子会議を行っていることを認識する電子会議参加認識部と、
前記移動体の移動状況を示す移動状況情報を取得する移動状況情報取得部と、
前記移動状況情報に基づいて、前記運転者の前記電子会議への対応の困難度を判断する会議対応困難度判断部と、
前記電子会議参加認識部により前記運転者が前記外部参加者との間で前記電子会議を行っていることが認識されている場合に、前記困難度を示す会議対応困難度情報を、前記外部参加者が前記電子会議に参加するために使用している端末装置に送信する会議対応困難度情報提供部と、
して機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子会議サポートシステム、電子会議サポート方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも高齢者や障がい者や子供といった脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて車両の居住性に関する開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。
例えば、特許文献1は、車両の搭乗者が電子会議に参加する際に、車両の状態に応じて、車内のスピーカーからの出力と非出力の切替と、搭乗者の音声のマイクの感度の調整を行う構成を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-174693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両の居住性においては、車両の運転者は、電子会議に参加しているときに、車両の運転と電子会議の双方に対応する必要があるが、車両の走行状況によっては車両の運転を優先するために電子会議への対応が制限される場合がある。そして、この場合には、電子会議に参加している車外の他の参加者が、運転者との円滑なコミュニケーションを維持することが難しくなる。そこで、電子会議に参加して車両の運転者と電子会議を行っている車外の参加者に対して、運転者との円滑なコミュニケーションをサポートすることが本願の課題である。
本願は上記課題の解決のため、車両等の移動体の運転者と電子会議を行っている移動体の外部の参加者に対して、運転者との円滑なコミュニケーションをサポートすることができる電子会議サポートシステム、電子会議サポート方法、及びプログラムを提供することを目的としたものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための第1態様として、移動体の運転者が、前記移動体の外部の外部参加者との間で電子会議を行っていることを認識する電子会議参加認識部と、前記移動体の移動状況を示す移動状況情報を取得する移動状況情報取得部と、前記移動状況情報に基づいて、前記運転者の前記電子会議への対応の困難度を判断する会議対応困難度判断部と、前記電子会議参加認識部により前記運転者が前記外部参加者との間で前記電子会議を行っていることが認識されている場合に、前記困難度を示す会議対応困難度情報を、前記外部参加者が前記電子会議に参加するために使用している端末装置に送信する会議対応困難度情報提供部と、を備える電子会議サポートシステムが挙げられる。
【0006】
上記電子会議サポートシステムにおいて、前記移動体の運転状況を示す運転状況情報を取得する運転状況情報取得部を備え、前記会議対応困難度判断部は、前記移動状況情報と前記運転状況情報とに基づいて、前記困難度を判断する構成としてもよい。
【0007】
上記電子会議サポートシステムにおいて、前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得部を備え、前記会議対応困難度判断部は、前記移動状況情報と前記生体情報とに基づいて、前記困難度を判断する構成としてもよい。
【0008】
上記電子会議サポートシステムにおいて、前記移動体の運転状況示す運転状況情報を取得する運転状況情報取得部を備え、前記会議対応困難度判断部は、前記移動状況情報と前記生体情報と前記運転状況情報とに基づいて、前記困難度を判断する構成としてもよい。
【0009】
上記電子会議サポートシステムにおいて、前記移動状況情報には、前記移動体の移動速度と、前記移動体の前方に存在する信号機の作動状況とのうちの、少なくともいずれか一方が含まれる構成としてもよい。
【0010】
上記電子会議サポートシステムにおいて、前記運転状況情報には、前記運転者による前記移動体の運転操作状況と、前記移動体に備えられた運転支援機能の作動状況と、前記移動体に備えられた自動運転機能の作動状況とのうちの、少なくともいずれか1つが含まれる構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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