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公開番号
2025019778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123586
出願日
2023-07-28
発明の名称
軸受又は直動装置
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
F16C
33/58 20060101AFI20250131BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】分解することなく簡便に異常を検知可能な軸受や直動装置を提供する。
【解決手段】直動装置は、転動溝と、転動溝に転動自在に配置される転動体と、
を備える。転動溝は、転動体との初期接触状態において接触する接触部と、初期接触状態において接触しない非接触部と、を有する。非接触部には、互いに異なる複数の機能層が被覆される。複数の機能層は、初期接触状態における転動溝と転動体との初期接触角に近い側から順に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
転動溝と、
前記転動溝に転動自在に配置される転動体と、
を備える軸受又は直動装置であって、
前記転動溝は、前記転動体との初期接触状態において接触する接触部と、前記初期接触状態において接触しない非接触部と、を有し、
前記非接触部には、互いに異なる複数の機能層が被覆され、
前記複数の機能層は、前記初期接触状態における前記転動溝と前記転動体との初期接触角に近い側から順に配置される、
軸受又は直動装置。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記機能層は、色相を有する、
請求項1に記載の軸受又は直動装置。
【請求項3】
前記機能層は、香料を内包するマイクロカプセルを有する、
請求項1又は2に記載の軸受又は直動装置。
【請求項4】
前記機能層は、一定の凹凸パターンを有する、
請求項1又は2に記載の軸受又は直動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸受又は直動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般産業用途向けの搬送装置やロボットにおいて、精度や機能の維持管理を効率的に行うため、これらに用いられる軸受や直動装置について、異常検知や状態監視のニーズが高まっている。
【0003】
例えば、特許文献1には、直動転がり案内装置における現在の動作状態を検出するため、AEセンサを用いることが開示されている。しかしながら、特許文献1の技術では、直動転がり案内装置とは別に各センサや検出した信号の解析部等の大掛かりなシステム構成が必要となり、コスト負担が大きくなるとともに、検出信号と直動転がり案内装置の動作状態との相関関係を把握するために多くのデータ蓄積が要であり、運用も容易ではない。
【0004】
これに対し、特許文献2や特許文献3には、センサを用いずに滑り軸受の滑り層の表面を被覆し、被覆層の剥がれ具合から寿命や状態を検知する技術が開示されている。しかしながら、被覆層の磨耗を確認するためには滑り軸受を分解する必要があるため、扱いが煩雑である。また、異常の進行度を把握することが困難であるため、交換のタイミングの最適化することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4430316号
特許第5083646号
特開平4-78319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、分解することなく簡便に異常を検知可能な軸受や直動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 転動溝と、
前記転動溝に転動自在に配置される転動体と、
を備える軸受又は直動装置であって、
前記転動溝は、前記転動体との初期接触状態において接触する接触部と、前記初期接触状態において接触しない非接触部と、を有し、
前記非接触部には、互いに異なる複数の機能層が被覆され、
前記複数の機能層は、前記初期接触状態における前記転動溝と前記転動体との初期接触角に近い側から順に配置される、
軸受又は直動装置。
(2) 前記機能層は、色相を有する、
(1)に記載の軸受又は直動装置。
(3) 前記機能層は、香料を内包するマイクロカプセルを有する、
(1)又は(2)に記載の軸受又は直動装置。
(4) 前記機能層は、一定の凹凸パターンを有する、
(1)~(3)のいずれか1つに記載の軸受又は直動装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、分解することなく簡便に異常を検知可能な軸受や直動装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係るリニアガイドのレール1の一部を示す斜視図である。
図2(a)は、レール1の断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA部拡大図である。
図3は、図2(b)を模式的に示した図である。
図4は、摩耗や負荷によって接触角が変化した場合の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る軸受又は直動装置の各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。軸受としては各種転がり軸受が例示され、直動装置としてはリニアガイドやボールネジ等が例示される。以下、本発明がリニアガイドのレールに適用された場合を例に説明するが、軸受の内外輪やボールネジのねじ軸等にも適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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