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公開番号
2025019296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024206664,2021042413
出願日
2024-11-27,2021-03-16
発明の名称
接続方法
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F16L
47/03 20060101AFI20250130BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】隙間の形成や、不均一な樹脂の盛り上がりを抑制することが可能な接続方法を提供すること。
【解決手段】本開示の接続方法におけるステップS10は、樹脂管11の管端11aと樹脂管12の管端12aを加熱する。ステップS11は、電気融着継手500のストッパ部22に配置され、電熱線を含むストッパ発熱部7に通電を行い加熱する。ステップS14は、ステップS11の後に、筒状部21の継手受口部23の内側に挿入された樹脂管11の管端11aと、継手受口部24の内側に挿入された樹脂管12の管端12aとを、ステップS11で加熱されたストッパ部22に融着する。ステップS15は、継手受口部23に配置され、電熱線31を含む受口発熱部3に通電を行って、継手受口部23と樹脂管11を融着し、継手受口部24に配置され、電熱線31を含む受口発熱部4に通電を行って、継手受口部4と樹脂管12を融着する。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
熱可塑性樹脂を含む第1管の管端と、熱可塑性樹脂を含む第2管の管端を加熱する管端加熱工程と、
電気融着継手の筒状部の内面に内側に突出するように設けられたストッパ部に配置され、電熱線を含むストッパ発熱部に通電を行い加熱するストッパ加熱工程と、
前記管端加熱工程の後に、前記筒状部の両端の一方に設けられた第1継手受口部の内側に挿入された前記第1管の管端と、他方に設けられた第2継手受口部の内側に挿入された前記第2管の管端とを、前記ストッパ加熱工程で加熱された前記ストッパ部に融着する第1融着工程と、
前記第1融着工程の後に、前記第1継手受口部に配置され、電熱線を含む第1受口発熱部に通電を行って、前記第1継手受口部と前記第1管を融着する第2融着工程と、
前記第1融着工程の後に、前記第2継手受口部に配置され、電熱線を含む第2受口発熱部に通電を行って、前記第2継手受口部と前記第2管を融着する第3融着工程と、を備えた、接続方法。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記ストッパ加熱工程における前記ストッパ発熱部への通電終了後に、前記第1融着工程を行う、
請求項1に記載の接続方法。
【請求項3】
前記第2融着工程と前記第3融着工程は、同時に行われる、
請求項1または2に記載の接続方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気融着継手と管の接続方法および配管構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
樹脂管や、樹脂層および金属補強層を有する金属補強複合管などの樹脂が用いられた管どうしを接続する際に、電気融着継手が多用されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
例えば、特許文献1に示す電気融着継手には、両端部それぞれに接続対象の管が挿し込まれる管受口が形成された熱可塑性樹脂製の継手本体と、継手本体の内周面に内側に向かって突出したストッパ部が設けられている。ストッパ部は、管受口に差し込まれた管の位置を規制する。管受口とストッパ部の各々に発熱体が設けられており、発熱体を発熱させることによって、発熱体周囲の樹脂と管の樹脂とが融着し、電気融着継手と管が接続される。
【0004】
例えば、特許文献2に示す電気融着管継手は、2本の熱可塑性プラスチック管を突き合わせ接合する継手であって、接合する管の内外径と等しい内外径を有する熱可塑性プラスチック製のリング状本体と、リング状本体の端面に布設された電熱線と、電熱線に電気を供給するためのターミナルを備えている。管をリング状本体に当接させた状態で電熱線を加熱することによって継手と管の融着が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-87286号公報
特開平9-144983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、ストッパ部と管受口における2か所の融着を同時に行うため、2か所の間に閉じ込められた空気が熱で膨張し、樹脂が噴出しやすくなり、内側に盛り上がる樹脂の高さが周方向において不均一となる場合があった。また、空気が樹脂に混入し、混入した空気が膨張によって破裂すると、内側に盛り上がった樹脂に窪みが生じる場合があった。
【0007】
また、特許文献2では、電気融着継手を用いて突き合わせ融着を行っているため、十分に加熱し難い場合があり、隙間(クレビス)が生じることがあった。
【0008】
不均一な樹脂の盛り上がりやクレビスが形成されると乱流が生じるため、一部の水や薬液が配管内に滞留しやすくなる。これにより、微生物が繁殖し水質悪化を引き起こしたり、薬液の劣化によって純度低下を引き起こしたりする可能性があるため、半導体製造用配管等では製品歩留まり悪化を引き起こすおそれがある。
【0009】
本開示は、隙間の形成や、不均一な樹脂の盛り上がりを抑制することが可能な接続方法および配管構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、第1の態様に係る接続方法は、管端加熱工程と、第1融着工程と、第2融着工程と、第3融着工程と、を備える。管端加熱工程は、熱可塑性樹脂を含む第1管の管端と、熱可塑性樹脂を含む第2管の管端を加熱する。第1融着工程は、管端加熱工程の後に、電気融着継手の両端の一方に設けられた第1継手受口部の内側に挿入された第1管の管端と、他方に設けられた第2継手受口部の内側に挿入された第2管の管端を、電気融着継手の内側において接触させて管端同士を融着する。第2融着工程は、第1継手受口部に配置され、電熱線を含む第1受口発熱部に通電を行って、第1継手受口部と第1管を融着する。第3融着工程は、第2継手受口部に配置され、電熱線を含む第2受口発熱部に通電を行って、第2継手受口部と第2管を融着する。
(【0011】以降は省略されています)
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