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公開番号2025019206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024203765,2023519201
出願日2024-11-22,2020-09-28
発明の名称無線送信におけるプリおよびポストフォワードエラーコレクションならびにパケットパディングのための技術
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04L 1/00 20060101AFI20250130BHJP(電気通信技術)
要約【課題】たとえばIEEE802.11beによるEHT WiFiなどの先進通信方式による無線送信の性能を改善する。
【解決手段】本開示は、プリ・ポストフォワードエラーコレクションFECパラメータのセットと、パケット拡張PEパラメータのセットとに基づいて、データフレームを送信および/または受信するように構成された通信デバイス(100)に関し、プリ・ポストFECパラメータのセットは、第1の無線送信技術によってサポートされたリソースユニットRUのサイズに関して第2の無線送信技術に対して定義された、プリ・ポストFECパラメータのセットの拡張に基づいており、このプリ・ポストFECパラメータのセットは、第1の無線送信技術によってサポートされているRUの組み合わせに基づいており、PEパラメータのセットは、第2の無線送信技術に対して定義されたPEパラメータのセットの拡張に基づいている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信デバイス(100)であって、
プリ・ポストフォワードエラーコレクションFECパラメータのセットと、パケット拡張PEパラメータのセットとに基づいて、データフレームを送信および/または受信するように構成され、
前記プリ・ポストFECパラメータのセットは、第1の無線送信技術によってサポートされたリソースユニットRUのサイズに関して第2の無線送信技術に対して定義された、プリ・ポストFECパラメータのセットの拡張に基づいており、前記プリ・ポストFECパラメータのセットは、前記第1の無線送信技術によってサポートされているRUの組み合わせに基づいており、
前記PEパラメータのセットは、コンステレーションサイズと、総空間時間ストリームの数と、前記第1の無線送信技術によってサポートされたリソースユニットRU割り当てサイズとに関して、前記第2の無線送信技術に対して定義されたPEパラメータのセットの拡張に基づいている、通信デバイス(100)。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記プリ・ポストFECパラメータのセットに基づいて、ポストパディングが前記データフレームのどこで開始するかを決定するように構成され、前記プリ・ポストFECパラメータのセットは、
拡張N
SD_Short
表によって定義された、前記データフレームの最後のシンボルについてのデータサブキャリアの整数N
SD_Short
であって、前記拡張N
SD_Short
表は、前記第1の無線送信技術によって定義されたN
SD_Short
の追加値に関して前記第2の無線送信技術によって定義されたN
SD_Short
表の拡張である、N
SD_Short
と、
前記データフレームの前記最後のシンボルについてのシンボルごとの符号化ビットの整数N
CBPS_Short
であって、N
CBPS_Short
はN
SD_Short
に依存する、N
CBPS_Short
と、
前記データフレームの前記最後のシンボルについてのシンボルごとのデータビットの整数N
DBPS_Short
であって、N
DBPS_Short
はN
CBPS_Short
に依存する、N
DBPS_Short

に基づいている請求項1に記載の通信デバイス(100)。
【請求項3】
前記プリ・ポストFECパラメータのセットは、前記第1の無線送信技術によってサポートされたRU値の組み合わせに関して前記第2の無線送信技術に対して定義された、N
SD_Short
表の拡張に基づいており、
前記N
SD_Short
表は、事前に定義された数のN
SD_Short
値を含む請求項1または2に記載の通信デバイス(100)。
【請求項4】
前記拡張N
SD_Short
表は、デュアルキャリア変調DCMスイッチオンおよび/またはDCMスイッチオフに対してN
SD_Short
値の数を定義する請求項3に記載の通信デバイス(100)。
【請求項5】
52+26のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では18であり、DCM=1では8であり、
106+26のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では30であり、DCM=1では14であり、
484+242のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では180または174であり、DCM=1では90であり、
996+484のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では360であり、DCM=1では180であり、
242+484+996のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では420であり、DCM=1では210であり、
484+2×996のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では600または606または612であり、DCM=1では300または306であり、
3×996のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では720または726または738であり、DCM=1では360または366であり、
484+3×996のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では840または846または852であり、DCM=1では420または426であり、
4×996のRUサイズでは、N
SD_Short
の値は、DCM=0では978または984または990であり、DCM=1では486または492である請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
【請求項6】
106+26に等しいRU値と、DCMスイッチオンと、シングルストリームと、コードレート1/2)でのバイナリ位相シフトキーイング変調との組み合わせに対して、どの2×N
DBPS
の後でも単一パディングビットを追加するように構成された請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
【請求項7】
前記PEパラメータの拡張セットは、4K-QAM以上の拡張変調方式、8個を超える空間ストリームの拡張数、および240MHz、320MHz以上の拡張帯域幅のうちの少なくとも1つに対して定義される請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
【請求項8】
前記PEパラメータの拡張セットは、前記第2の無線送信技術に対して定義されたPHYパケット拡張PPEスレッショルドフィールドの拡張に基づいており、
前記PPEスレッショルドフィールドは、前記NSTSサブフィールドサイズを少なくとも4ビットに、また前記RUインデックスビットマスクサイズを少なくとも6ビットに拡張することによって拡張される請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
【請求項9】
前記PEパラメータの拡張セットは、前記第2の無線送信技術に対して定義されたリソースユニット割り当てインデックスフィールドの拡張に基づいており、
前記拡張リソースユニット割り当てインデックスフィールドは、3×996および/または4×996以上の拡張リソースユニット割り当てサイズを含む請求項1乃至8のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
【請求項10】
前記PEパラメータの拡張セットは、前記第2の無線送信技術に対して定義されたコンステレーションインデックスフィールドの拡張に基づいており、
前記拡張コンステレーションインデックスフィールドは、4096-QAM以上の1つまたは複数の拡張コンステレーションを含む請求項1乃至9のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線送信におけるプリフォワードエラーコレクション(FEC)、ポストフォワードエラーコレクションおよびパケットパディングのための技術に関する。本開示は特に、WiFi無線送信と、WiFi無線送信におけるパケット拡張(PE)およびプリ/ポストFECパディングとに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex、直交周波数分割多重)を使用する無線送信では、処理要件を緩和するために、何も情報を含んでいないいくつかのパディングがパケットの末尾に挿入される。このパディングは、パケットを人為的に増やして、受信機が復号処理を完了できるようにする。WiFi規格による、たとえばIEEE802.11axによる無線通信では、処理要件を緩和するためにパケット拡張(PE)およびプリ・ポストFECが導入された。これら2つの機構は、空間ストリームの数、リソースユニット(RU)サイズおよびQAM(Quadrature Amplitude Modulation)サイズに関する特定の要件に基づいて導入された。無線通信規格の新バージョン、たとえばIEEE802.11beによるWiFiの新バージョンが導入されると、空間ストリームの数、RUサイズ、QAMサイズに関するこれらの当初の要件は、追加の値を導入することによる更新が必要になる。
【0003】
新しい規格、特にIEEE802.11beは、空間ストリームの数、RUサイズおよびQAMサイズに関して高い数値をサポートしようとしているので、PEならびにプリ・ポストFECパディングの定義、シグナリングおよび使用法が修正される必要がある。
【発明の概要】
【0004】
本開示の目的は、たとえばIEEE802.11beによるEHT(Extreme High Throughput)WiFiなどの先進通信方式による無線送信の性能を改善するための技術を提供することである。
【0005】
特に、本開示の目的は、たとえばIEEE802.11beによるEHT WiFiなどの新しい無線送信規格におけるPEおよびプリ・ポストFECパディングの定義、シグナリングおよび使用法を更新することである。
【0006】
この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。さらなる実装が、従属請求項、本明細書および図から明らかになる。
【0007】
本開示の基本的なアイデアは、たとえばIEEE802.11beに準じた新しい無線送信規格(たとえばEHT WiFi)に準拠する、パケット拡張およびプリ・ポストフォワードエラーコレクション(FEC)パディングの新しい定義を適用することである。
【0008】
適切なプリ・ポストFECおよびパケット拡張機構は、特にIEEE802.11beに対して設計される。この機構は、新規格に追加されている新機能には適していない現在の標準IEEE802.11ax(IEEE802.11-15/0810、2015年9月:HE PHY Padding and Packet Extension)で定義されていた機構に基づいている。
【0009】
IEEE802.11beは、プリ・ポストFECパラメータの適応を要求する3つの態様、すなわち、240MHzの帯域幅(320MHzのBW内で80MHzをパンクチャすることによって達成される)および/または320MHzの帯域幅と、マルチRUと、4K-QAMとを導入している。これらの態様を評価するために、本開示では、整数値を維持することに関する要件を考慮して、N
SD_Short
の潜在的な値と、N
CBPS_Short
、N
DBPS_Short
およびN
DBPS_Short
/N
ES
に対するそれらの影響とを例示する。リンクレベルシミュレーションを検証することによって、N
SD_Short
の値をわずかに修正することによる実際の影響がないことが示されることが可能である。本開示では、BCCが≦242トーンRUに制限されている(したがって、整数N
DBPS_Short
/N
ES
を要求する)ことを考慮して、DCMがあってもなくても機能する値が選択される。
【0010】
本発明を詳細に説明するために、以下の用語、略語、および表記法が使用される。
FEC フォワードエラーコレクション
Post-FEC ポストフォワードエラーコレクション
Pre-FEC プリフォワードエラーコレクション
PE パケット拡張
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多重アクセス
QAM 直交振幅変調
BW 帯域幅

SD_Short
シンボルごとのサブキャリアの数

CBPS_Short
シンボルごとの符号化ビットの数

DBPS_Short
シンボルごとのデータビットの数
RU リソースユニット
STA WiFi表記法によるステーション
AP WiFi表記法によるアクセスポイント
EHT 超高スループット
SIFS ショートインターフレームスペース
PPDU 物理プロトコルデータユニット
リソースユニット(RU)は、ダウンリンク(DL)送信とアップリンク(UL)送信の両方に使用されるサブキャリア(トーン)のグループを表すためにWiFi方式で用いられるOFDMA術語のユニットである。OFDMAでは、異なる送信電力が異なるRUに加えられることがある。20MHz帯域幅では最大9個の、40MHzの場合では最大18個の、80MHzまたは160MHz帯域幅の場合ではそれより多いRUがある。これらのRUはアクセスポイントを、マルチユーザがそれに同時かつ効率的にアクセスできるように使用可能にする。
(【0011】以降は省略されています)

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