TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025018847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023126920,2023121911
出願日2023-08-03,2023-07-26
発明の名称米飯様食品
出願人株式会社はくばく
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類A23L 7/10 20160101AFI20250130BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】大麦を含む穀物を、例えば米飯の様に食したい場合、利便性の高い調理が困難である。また、単に調理時間を短縮できるだけでなく、食感や風味等を損ねずに調理する手段については、未だに充分な報告がなされていない。
【解決手段】損傷でん粉含有量が5質量%~30質量%である圧扁された大麦を含有する、電子レンジ調理用の米飯様食品を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
損傷でん粉含有量が5質量%~30質量%である圧扁された大麦を含有する、電子レンジ調理用の米飯様食品。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記圧扁された大麦の平均厚みが、0.5~1.2mmである、請求項1に記載の米飯様食品。
【請求項3】
前記電子レンジ調理は、前記圧扁された大麦に対して加水された後に行われるものである、請求項1に記載の米飯様食品。
【請求項4】
前記圧扁された大麦1質量部に対する前記加水量が、1~5質量部である、請求項3に記載の米飯様食品。
【請求項5】
加水後の浸漬処理が実質的に不要である、請求項3に記載の米飯様食品。
【請求項6】
前記電子レンジ調理の加熱条件が、出力500w以上、且つ、加熱時間20秒~3.5分である、請求項1に記載の米飯様食品。
【請求項7】
沸騰水を2分間吸水させた場合の吸水率が、前記圧扁された大麦1質量部に対して2.1質量部超である圧扁された大麦を用いることを特徴とする、請求項1に記載の米飯様食品。
【請求項8】
圧縮試験による硬さの平均値が、1300g以下である圧扁された大麦を用いることを特徴とする、請求項1に記載の米飯様食品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、米飯様食品に関する。より詳細には、電子レンジ調理用の米飯様食品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
大麦は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維とを含有しており、これらのバランスや他の含有成分により、整腸効果、血糖値改善効果、抗肥満効果等の種々の健康機能も有することが知られている。
【0003】
近年の健康志向の高まりも相俟って、大麦は、麦ご飯、粥、リゾット、スープ等の食品で用いられることが多くなってきた。しかしながら、これらの調理方法では喫食までに多大な時間を要し、即席麺やパックご飯など短時間で調理可能な食品と比較して利便性を満足するものではなかった。
【0004】
短時間での穀物の調理方法としては、例えば、特許文献1では電子レンジ調理可能なα化穀物の製造方法が、特許文献2では圧扁した大麦を用いた比較的短時間での麦粥の製造方法が提案されている。しかしながら、これらの技術を用いた場合であっても、調理前のα化度が高いこと等の理由により、米飯様の粒感が低下してしまい、食感を満足するものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭61-195655号公報
特開昭61-141849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の通り、大麦は食物繊維による多様な健康機能を有しており、日常的に摂取したいニーズがある。しかしながら、大麦を含む穀物を、例えば米飯の様に食したい場合、利便性の高い調理が困難である。また、単に大麦を用いた際の調理時間を短縮できるだけでなく、食感や風味等を損ねずに調理する手段については、未だに充分な報告がなされていない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、損傷でん粉含有量が5質量%~30質量%である圧扁された大麦を用い、電子レンジ調理用として用いることにより、調理時間を短縮し、且つ、食感を満足できることを見出し、簡便に大麦の健康機能を享受することが可能な米飯様食品を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、下記に掲げる米飯様食品を提供する。
[1]
損傷でん粉含有量が5質量%~30質量%である圧扁された大麦を含有する、電子レンジ調理用の米飯様食品。
【0009】
[2]
前記圧扁された大麦の平均厚みが、0.5~1.2mmである、[1]に記載の米飯様食品。
【0010】
[3]
前記電子レンジ調理は、前記圧扁された大麦に対して加水された後に行われるものである、[1]又は[2]に記載の米飯様食品。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社はくばく
米飯様食品
2日前
株式会社はくばく
米飯様食品
2日前
個人
燻製米。
2か月前
個人
機能性建骨米。
2か月前
池田食研株式会社
発酵物
19日前
池田食研株式会社
発泡顆粒
1日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
不二製油株式会社
栄養組成物
2か月前
個人
青果物のカービング方法
16日前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
15日前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
15日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
23日前
キッコーマン株式会社
粉末醤油
3日前
不二製油株式会社
卵凝固促進剤
2か月前
株式会社発明工房
焙煎器
24日前
ダイニチ工業株式会社
焙煎装置
24日前
明星食品株式会社
麺塊剥離方法
2か月前
日澱化學株式会社
チーズ様食品
2か月前
竹下産業株式会社
乾燥機
1か月前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
15日前
個人
野菜果実海藻ジュース飲料
2か月前
個人
薬草茶用の薬草配合物
2日前
池田食研株式会社
風味付与増強剤
2か月前
サンノプコ株式会社
消泡剤
1か月前
池田食研株式会社
ポリアミン粉末
1か月前
個人
ブライン液の製造方法
3日前
明星食品株式会社
乾燥麺塊の製造方法
22日前
株式会社ティムコ
お好み焼の製造方法
3日前
株式会社海心
マイクロ波調理用加工食品
19日前
池田食研株式会社
バレリアン含有組成物
15日前
不二製油株式会社
卵ソース用増粘促進剤
2か月前
理研ビタミン株式会社
スープの製造方法
2日前
鹿児島県
緑茶飲料成型物の製造方法
1か月前
SoPros株式会社
毛細血管形状改善剤
19日前
太陽化学株式会社
疼痛改善用組成物
22日前
理研ビタミン株式会社
炒め米飯用油脂組成物
22日前
続きを見る