TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025018449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122149
出願日2023-07-27
発明の名称両面自着性生地
出願人テクナード株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 27/18 20060101AFI20250130BHJP(積層体)
要約【課題】吸湿性及び弾力性を両立することができる両面自着性生地を提供する。
【解決手段】
第1のシート1の表面1aと第2のシート2の表面2aとが着脱可能である両面自着性生地100であって、第1のシート1と第2のシート2との間に、シリカゲルとポリアミド樹脂とを含有する調湿層3を備え、第1のシート1と調湿層3との間及び第2のシート2と調湿層3との間の少なくとも一方に、ポリウレタンを用いてなる弾性層4,5が形成された、両面自着性生地。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1のシートの表面と第2のシートの表面とが着脱可能である両面自着性生地であって、
前記第1のシートと前記第2のシートとの間に、シリカゲルとポリアミド樹脂とを含有する調湿層を備え、前記第1のシートと前記調湿層との間及び前記第2のシートと前記調湿層との間の少なくとも一方に、ポリウレタンを用いてなる弾性層が形成された、両面自着性生地。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記調湿層の少なくとも一方の面に、不透過性シートが形成されている、請求項1に記載の両面自着性生地。
【請求項3】
前記第1のシートの表面はカットパイルであり、前記第2のシートの表面は前記カットパイルと着脱可能なループパイルであるか、又は前記第2のシートの表面はカットパイルであり、前記第1のシートの表面は前記カットパイルと着脱可能なループパイルである、
請求項1又は2に記載の両面自着性生地。
【請求項4】
前記第1のシートの表面は面ファスナーのオスであり、前記第2のシートの表面は前記面ファスナーのオスと着脱可能な面ファスナーのメスであるか、又は前記第2のシートの表面は面ファスナーのオスであり、前記第1のシートの表面は前記面ファスナーのオスと着脱可能な面ファスナーのメスである、
請求項1又は2に記載の両面自着性生地。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、両面自着性生地に関し、さらに詳しくは、吸湿性及び弾力性を両立することができる両面自着性生地に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、容器等の保護にはタオル等の生地が使用されてきた。例えば、表裏2枚のシートを重ね合わせたタオル地シートは、二重タオルと呼ばれ実用化されている。このような二重タオルとしては、例えば、「第1シートと第2シートとの2枚の繊維製シートを備えた2重タオル地シートにおいて、前記第1シートは、表裏の一方の面が第1付着面であり、他方の面が第1非付着面であり、前記第2シートは、表裏の一方の面が第2付着面であり、他方の面が第2非付着面であり、前記第1付着面と前記第2付着面とは、互いに着脱可能な付着面であり、前記第1非付着面と前記第2非付着面とは、互いに着脱不能な面であり、前記第1非付着面と前記第2非付着面とが対向した状態で、前記第1シートと前記第2シートとが重ね合わせられて一体化されており、前記第1付着面と前記第2付着面とが、前記2重タオル地シートの表裏の外面を構成し、前記2重タオル地シートの表裏の外面を重ね合わせて、前記第1付着面と前記第2付着面とを着脱することにより、前記2重タオル地シートの表と裏をひっつけたり剥がしたりすることができるように構成されたことを特徴とする2重タオル地シート。」(特許文献1)等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3235650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の二重タオルは、保水性、通水性、速乾性、保温性等を主目的としているため、吸湿性や弾力性に劣るという問題があった。
【0005】
そこで、本発明ではこのような背景の下において、吸湿性及び弾力性を両立することができる両面自着性生地を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
しかるに本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、着脱可能である第1のシートと第2のシートとの間に、調湿層と弾性層を形成することで、吸湿性及び弾力性を両立することができることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
[1]
第1のシートの表面と第2のシートの表面とが着脱可能である両面自着性生地であって、
前記第1のシートと前記第2のシートとの間に、シリカゲルとポリアミド樹脂とを含有する調湿層を備え、前記第1のシートと前記調湿層との間及び前記第2のシートと前記調湿層との間の少なくとも一方に、ポリウレタンを用いてなる弾性層が形成された、両面自着性生地。
[2]
前記調湿層の少なくとも一方の面に、不透過性シートが形成されている、両面自着性生地。
[3]
前記第1のシートの表面はカットパイルであり、前記第2のシートの表面は前記カットパイルと着脱可能なループパイルであるか、又は前記第2のシートの表面はカットパイルであり、前記第1のシートの表面は前記カットパイルと着脱可能なループパイルである、両面自着性生地。
[4]
前記第1のシートの表面は面ファスナーのオスであり、前記第2のシートの表面は前記面ファスナーのオスと着脱可能な面ファスナーのメスであるか、又は前記第2のシートの表面は面ファスナーのオスであり、前記第1のシートの表面は前記面ファスナーのオスと着脱可能な面ファスナーのメスである、両面自着性生地。
【発明の効果】
【0008】
本発明の両面自着性生地は、吸湿性及び弾力性を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一態様に係る両面自着性生地の構成を示す模式図である。
本発明の一態様に係る調湿層の表面を示す図である。
本発明の他の態様に係る両面自着性生地の構成を示す模式図である。
本発明の別の態様に係る両面自着性生地の構成を示す模式図である。
本発明の別の態様に係る両面自着性生地の構成を示す模式図である。
本発明の別の態様に係る両面自着性生地の構成を示す模式図である。
本発明の別の態様に係る両面自着性生地の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、本発明の一態様に係る両面自着性生地について、図面を参照して説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
積層体
5か月前
東レ株式会社
積層体
1か月前
東レ株式会社
フィルム
5か月前
東レ株式会社
積層構造体
1か月前
ユニチカ株式会社
積層体
24日前
アイカ工業株式会社
化粧板
6か月前
アイカ工業株式会社
化粧板
5か月前
東レ株式会社
積層フィルム
28日前
エスケー化研株式会社
積層体
27日前
ダイニック株式会社
ターポリン
7か月前
大倉工業株式会社
多層フィルム
27日前
東ソー株式会社
蓋材用フィルム
3か月前
個人
加熱調理に利用可能な鉄製品
2か月前
東レ株式会社
サンドイッチ構造体
5か月前
東レ株式会社
電子機器筐体用部材
1か月前
東レ株式会社
電子機器筐体用部材
1か月前
株式会社カネカ
保護フィルム積層体
6か月前
菊地シート工業株式会社
遮熱シート
1か月前
中京油脂株式会社
積層体
4か月前
クラレプラスチックス株式会社
積層体
1か月前
個人
積層体
6か月前
三井化学株式会社
構造体
5か月前
豊田合成株式会社
積層体
5か月前
小松マテーレ株式会社
板材
4か月前
個人
葉材を用いた意匠性構造部材
1か月前
日東電工株式会社
複層構造体
5か月前
株式会社 RIYONX
人工皮革製制振材
3か月前
グンゼ株式会社
樹脂フィルム
3か月前
株式会社カネカ
積層体およびディスプレイ
6か月前
日本プラスト株式会社
内装材
5か月前
アキレス株式会社
積層シート
1か月前
富士電機株式会社
パネル構造
5か月前
東レ株式会社
積層フィルム、光学フィルタ
5か月前
マクセル株式会社
樹脂シート
5か月前
グンゼ株式会社
積層フィルム
4か月前
東レ株式会社
積層体、包装材、及び梱包体
7か月前
続きを見る