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公開番号
2025017512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120585
出願日
2023-07-25
発明の名称
エレベータ制御装置
出願人
東芝エレベータ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66B
13/14 20060101AFI20250130BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】建屋構造や戸の構造を変更することなく、ELの運行方法によりドラフトの影響を低減する。
【解決手段】同一区画の昇降路内を昇降する複数台のエレベータ号機の戸開閉をドラフトの影響を受けないように制御するエレベータ制御装置であって、基準階を境に上方階と下方階に区分けし、上方階で戸開中のエレベータがあるときには下方階のエレベータは戸閉し、または下方階で戸開中のエレベータがあるときには上方階のエレベータは戸閉するように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
同一区画の昇降路内を昇降する複数台のエレベータ号機の戸開閉をドラフトの影響を受けないように制御するエレベータ制御装置であって、
基準階を境に上方階と下方階に区分けし、上方階で戸開中のエレベータがあるときには下方階のエレベータは戸閉し、または下方階で戸開中のエレベータがあるときには上方階のエレベータは戸閉するように制御するドラフト運転制御を実施する、エレベータ制御装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記基準階は、昇降路の気圧と各階ホールの気圧との差圧がゼロ近傍の階とする、請求項1に記載のエレベータ制御装置。
【請求項3】
同一区画の昇降路内を昇降する複数台のエレベータ号機の戸開閉をドラフトの影響を受けないように制御するエレベータ制御装置であって、
前記複数台のエレベータのうち、少なくとも1台をドラフト負荷低減用に割り当て、呼び登録がない場合には、最上階または最下階の内で、ドラフト影響が大きい方へ移動して戸開待機させるように制御するドラフト運転制御を実施する、エレベータ制御装置。
【請求項4】
前記ドラフト負荷低減用に割り当てたエレベータは、呼び登録の対象から除外され、負荷低減専用とする、請求項3に記載のエレベータ制御装置。
【請求項5】
ドラフトの影響が小さい時期、時間帯または外部からの指定によって、前記ドラフト運転制御を行わず、ドラフトの影響が大きい特定の時期、特定の時間帯に自動でまたは外部からの指定によって前記ドラフト運転制御に切り替える、請求項1または3に記載のエレベータ制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、エレベータ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高層ビルなど昇降行程の長いエレベータ(以下、「EL」とも称する)において、冬季の煙突効果による戸開閉動作への影響(以下、「ドラフト」という)が問題となることがある。一般的には建屋側で風除室の設置や空調による気圧制御でドラフトの影響を抑制できる。しかし、昨今の大寒波や節電により想定以上のドラフトが発生し、EL運行に支障をきたすことがある。
【0003】
従来、昇降路や戸の構造によりドラフト影響を低減する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-19519号公報
特許第6054482号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、建屋構造によりドラフトを低減する従来技術では、建屋の計画段階からドラフト影響を見込む必要があり、EL据付後にドラフト影響が判明した場合には解決できないという課題がある。
【0006】
また、戸の構造によりドラフト影響を低減する従来技術では、戸の構造が複雑となることや、既設ドアへの適用が困難であるという課題がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑み、建屋構造や戸の構造を変更することなく、ELの運行方法によりドラフトの影響を低減することのできるエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するための実施形態は、同一区画の昇降路内を昇降する複数台のエレベータ号機の戸開閉をドラフトの影響を受けないように制御するエレベータ制御装置であって、基準階を境に上方階と下方階に区分けし、上方階で戸開中のエレベータがあるときには下方階のエレベータは戸閉し、または下方階で戸開中のエレベータがあるときには上方階のエレベータは戸閉するように制御する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係るエレベータ制御装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態の原理を示す説明図である。
本発明の実施形態におけるドラフト低減運転実行制御部の処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態における戸開禁止指令生成部の処理手順を示すフローチャートである。
本発明に係るエレベータ制御装置の変形例の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
図1は本発明に係るエレベータ制御装置の実施形態の構成を示すブロック図、図2は本発明の実施形態の原理を示す説明図である。
(【0011】以降は省略されています)
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