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公開番号2024090618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206614
出願日2022-12-23
発明の名称搬送装置
出願人株式会社慧泉
代理人個人,個人,個人
主分類B66C 1/28 20060101AFI20240627BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】積み重ねられた複数の対象物品のうちの最上部に位置する対象物品より下方に位置する対象物品を効率よく搬送できる搬送装置を提供する。
【解決手段】対象物品を搬送するための搬送装置1であって、該搬送装置は上方を走行する天井クレーンから吊り下げられて設置可能であって、該搬送装置は、下方に延びている対向する一対のアーム51、52と、前記アームの其々に設けられ、前記対象物品を支持する支持部材6と、を備え、前記アームの長さは、2つ以上の前記対象物品が重ねられた対象物品群の高さ方向の長さより、長く、一対の前記アームの間に位置する前記対象物品群を複数の前記支持部材により支持することで該対象物品群を搬送できる搬送装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物品を搬送するための搬送装置であって、
該搬送装置は上方を走行する天井クレーンから吊り下げられて設置可能であって、
該搬送装置は、
下方に延びている対向する一対のアームと、
前記アームの其々に設けられ、前記対象物品を支持する支持部材と、を備え、
前記アームの長さは、2つ以上の前記対象物品が重ねられた対象物品群の高さ方向の長さ
より、長く、
一対の前記アームの間に位置する前記対象物品群を複数の前記支持部材により支持することで該対象物品群を搬送できる、
搬送装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
動力装置をさらに備え、
前記支持部材は、前記動力装置で発生する動力を受けて、該支持部材が設けられた一方の前記アームから対向する他方の前記アームに向かって突出及び後退可能に設けられており、
該支持部材が突出した状態において前記対象物品群を支持可能である、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記アームに隣接して設けられ、下方に延びている一対のガイド部材をさらに備え、
一対の前記ガイド部材の其々は、他方の前記ガイド部材に近接又は遠隔するように移動可能であり、
一対の前記ガイド部材が近接した状態において、一対の該ガイド部材の間に位置する前記対象物品群を一対の該ガイド部材により挟み込むことができる、
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記ガイド部材の其々は、前記アームと略同一の長さであり、かつ前記アームと略同一方向に延びており、
前記ガイド部材の其々は前記アームと接続されており、
前記ガイド部材の其々は、前記アームとの接続部を軸として回動することで、他方の前記ガイド部材に近接又は遠隔するように移動可能である、
請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記ガイド部材は、バネにより付勢されている付勢構造を有し、該付勢構造により他方の前記ガイド部材に近接するように移動可能であり、
前記ガイド部材は、前記動力装置で発生する動力を受けて他方の前記ガイド部材から遠隔するように移動可能である、
請求項4に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記ガイド部材は、上端部、中央部及び下端部において、隣接する前記アームに回動可能に接続されており、
前記付勢構造は、前記ガイド部材の上端部及び下端部に設けられており、
前記ガイド部材が前記動力装置で発生する動力を受ける係止部は、前記ガイド部材の上端部及び下端部に設けられている、
請求項5に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2017-197350号公報(特許文献1)がある。この公報には、「吊り対象物として、例えば、ロール状の薄型鋼板(コイルC)を吊り上げて所定の場所に搬送するものである」天井クレーンが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-197350号公報
特開2000-109284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
積み重ねられた複数の対象物品(以下、対象物品群とする場合がある。)のうちの最上部に位置する対象物品(以下、最上部対象物品とする場合がある。)より下方に位置する対象物品(以下、下方対象物品とする場合がある。)を効率よく搬送できないおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、例えば以下の構成を採用する。
対象物品を搬送するための搬送装置であって、
該搬送装置は上方を走行する天井クレーンから吊り下げられて設置可能であって、
該搬送装置は、
下方に延びている対向する一対のアームと、
前記アームの其々に設けられ、前記対象物品を支持する支持部材と、を備え、
前記アームの長さは、2つ以上の前記対象物品が重ねられた対象物品群の高さ方向の長さ
より、長く、
一対の前記アームの間に位置する前記対象物品群を複数の前記支持部材により支持することで該対象物品群を搬送できる、
搬送装置。
【0006】
動力装置をさらに備え、
前記支持部材は、前記動力装置で発生する動力を受けて、該支持部材が設けられた一方の前記アームから対向する他方の前記アームに向かって突出及び後退可能に設けられており、
該支持部材が突出した状態において前記対象物品群を支持可能である、
搬送装置。
【0007】
前記アームに隣接して設けられ、下方に延びている一対のガイド部材をさらに備え、
一対の前記ガイド部材の其々は、他方の前記ガイド部材に近接又は遠隔するように移動可能であり、
一対の前記ガイド部材が近接した状態において、一対の該ガイド部材の間に位置する前記対象物品群を一対の該ガイド部材により挟み込むことができる、
搬送装置。
【0008】
前記ガイド部材の其々は、前記アームと略同一の長さであり、かつ前記アームと略同一方向に延びており、
前記ガイド部材の其々は前記アームと接続されており、
前記ガイド部材の其々は、前記アームとの接続部を軸として回動することで、他方の前記ガイド部材に近接又は遠隔するように移動可能である、
搬送装置。
【0009】
前記ガイド部材は、バネにより付勢されている付勢構造を有し、該付勢構造により他方の前記ガイド部材に近接するように移動可能であり、
前記ガイド部材は、前記動力装置で発生する動力を受けて他方の前記ガイド部材から遠隔するように移動可能である、
搬送装置。
【0010】
前記ガイド部材は、上端部、中央部及び下端部において、隣接する前記アームに回動可能に接続されており、
前記付勢構造は、前記ガイド部材の上端部及び下端部に設けられており、
前記ガイド部材が前記動力装置で発生する動力を受ける係止部は、前記ガイド部材の上端部及び下端部に設けられている、
搬送装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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