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公開番号
2025017134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120036
出願日
2023-07-24
発明の名称
工具及び集塵装置
出願人
株式会社ディスコ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23Q
11/00 20060101AFI20250129BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】被加工物に穴を形成するときに集塵装置と被加工物との隙間から飛散する切り屑の量を低減する。
【解決手段】工具本体部と、刃部と、工具本体部に対して着脱可能に固定される装置本体部を有し、装置本体部が工具本体部に対して固定されたときに刃部の先端部を覆わずに突出させた態様で刃部の径方向の外側に配置される集塵装置と、を備え、装置本体部は、工具本体部に対して固定された第1基端部と第1基端部とは反対側に位置する第1先端部と、第1先端部に設けられ、刃部の径方向の外側において刃部を囲む様に配置されており、被加工物を切削して穴を形成するときに発生する切り屑を負圧により吸引するための吸引口と、第1先端部に設けられ、吸引口の径方向の外側において吸引口を囲む様に環状に配置されており、気体を噴射することで切り屑を所定の空間に閉じ込めるための気流を形成する一又は複数の噴射口と、を有する工具を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被加工物に穴を形成可能な工具であって、
工具本体部と、
該工具本体部に対して相対的に回転可能に装着されており該被加工物を切削可能な円柱形状の刃部と、
該工具本体部に対して着脱可能に固定される装置本体部を有し、該装置本体部が該工具本体部に対して固定されたときに該刃部の先端部を覆わずに突出させた態様で該刃部の径方向の外側に配置される集塵装置と、
を備え、
該集塵装置の該装置本体部は、
該工具本体部に対して固定された第1基端部と、
該装置本体部の長手方向において該第1基端部とは反対側に位置する第1先端部と、
該第1先端部に設けられ、該刃部の径方向の外側において該刃部を囲む様に配置されており、該被加工物を切削して該穴を形成するときに発生する切り屑を負圧により吸引するための吸引口と、
該第1先端部に設けられ、該吸引口の径方向の外側において該吸引口を囲む様に環状に配置されており、気体を噴射することで該切り屑を所定の空間に閉じ込めるための気流を形成する一又は複数の噴射口と、を有することを特徴とする工具。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
円柱形状の刃部を有する工具の工具本体部に対して着脱可能であり、被加工物に穴を形成するときに発生する切り屑を吸引するための集塵装置であって、
該工具本体部に対して着脱可能に固定される装置本体部を備え、
該装置本体部は、
該工具本体部に対して着脱可能に固定される第1基端部と、
該装置本体部の長手方向において該第1基端部とは反対側に位置する第1先端部と、
該第1先端部に設けられ、該刃部の径方向の外側において該刃部を囲む様に配置されており、該被加工物を切削して穴を形成するときに発生する該切り屑を負圧により吸引するための吸引口と、
該第1先端部に設けられ、該吸引口の径方向の外側において該吸引口を囲む様に配置されており、気体を噴射することで該切り屑を所定の空間に閉じ込めるための気流を形成する一又は複数の噴射口と、
を有し、
該装置本体部は、該第1基端部が該工具本体部に固定されたときに該刃部の先端部を覆わずに突出させた態様で該刃部の径方向の外側に配置されることを特徴とする集塵装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、集塵装置を備え被加工物に穴を形成可能な工具と、円柱形状の刃部を有する工具の工具本体部に対して着脱可能であり、被加工物に穴を形成するときに発生する切り屑を吸引するための集塵装置と、に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
アルミニウム合金等の金属やセラミックス等の材料で形成された被加工物に対してドリルビット(drill bit)(即ち、ドリル刃)等を用いて穴を形成するときには、切り屑が飛散することにより作業現場が汚染されるという問題がある。
【0003】
この問題を解決するために、加工工具に取り付けて使用される集塵装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、特許文献1に記載の集塵装置は、発明の詳細な説明において、集塵アタッチメント(attachment)と記載されている。
【0004】
特許文献1に記載の集塵装置は、ドリル刃の周囲を囲む筒状且つ蛇腹状のカバー部を有し、このカバー部の側部には、吸気管部が設けられている。被加工物の加工中には、カバー部の下端に位置する開口から切り屑が吸引されることで、切り屑の飛散が低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-306212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、被加工物の大きさ及び形状、並びに、切削の態様によっては、集塵装置と被加工物との隙間から切り屑が飛散するという問題がある。本発明は係る問題点に鑑みてなされたものであり、被加工物に穴を形成するときに集塵装置と被加工物との隙間から飛散する切り屑の量を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、被加工物に穴を形成可能な工具であって、工具本体部と、該工具本体部に対して相対的に回転可能に装着されており該被加工物を切削可能な円柱形状の刃部と、該工具本体部に対して着脱可能に固定される装置本体部を有し、該装置本体部が該工具本体部に対して固定されたときに該刃部の先端部を覆わずに突出させた態様で該刃部の径方向の外側に配置される集塵装置と、を備え、該集塵装置の該装置本体部は、該工具本体部に対して固定された第1基端部と、該装置本体部の長手方向において該第1基端部とは反対側に位置する第1先端部と、該第1先端部に設けられ、該刃部の径方向の外側において該刃部を囲む様に配置されており、該被加工物を切削して該穴を形成するときに発生する切り屑を負圧により吸引するための吸引口と、該第1先端部に設けられ、該吸引口の径方向の外側において該吸引口を囲む様に環状に配置されており、気体を噴射することで該切り屑を所定の空間に閉じ込めるための気流を形成する一又は複数の噴射口と、を有する工具が提供される。
【0008】
本発明の他の態様によれば、円柱形状の刃部を有する工具の工具本体部に対して着脱可能であり、被加工物に穴を形成するときに発生する切り屑を吸引するための集塵装置であって、該工具本体部に対して着脱可能に固定される装置本体部を備え、該装置本体部は、該工具本体部に対して着脱可能に固定される第1基端部と、該装置本体部の長手方向において該第1基端部とは反対側に位置する第1先端部と、該第1先端部に設けられ、該刃部の径方向の外側において該刃部を囲む様に配置されており、該被加工物を切削して穴を形成するときに発生する該切り屑を負圧により吸引するための吸引口と、該第1先端部に設けられ、該吸引口の径方向の外側において該吸引口を囲む様に配置されており、気体を噴射することで該切り屑を所定の空間に閉じ込めるための気流を形成する一又は複数の噴射口と、を有し、該装置本体部は、該第1基端部が該工具本体部に固定されたときに該刃部の先端部を覆わずに突出させた態様で該刃部の径方向の外側に配置される集塵装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様に係る工具で被加工物を加工するときには、集塵装置の一又は複数の噴射口から気体が噴射されることで、気流により切り屑を所定の空間に閉じ込める。これにより、集塵装置と被加工物との隙間から飛散する切り屑の量を低減すると共に、所定の空間に閉じ込められた切り屑を吸引口から吸引できる。従って、集塵装置と被加工物との隙間から飛散する切り屑の量を低減できる。
【0010】
本発明の他の態様に係る集塵装置は、被加工物の加工時に、一又は複数の噴射口から気体を噴射することで、切り屑を所定の空間に閉じ込めるための気流を形成する。これにより、集塵装置と被加工物との隙間から飛散する切り屑の量を低減すると共に、所定の空間に閉じ込められた切り屑を吸引口から吸引できる。従って、集塵装置と被加工物との隙間から飛散する切り屑の量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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