TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025016477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024174182,2022524181
出願日2024-10-03,2020-11-05
発明の名称2次ノード(SN)によって開始される、SNを追加および変更するための条件付きプロシージャ
出願人クゥアルコム・インコーポレイテッド,QUALCOMM INCORPORATED
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H04W 36/24 20090101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ワイヤレス通信システムにおいて条件付きハンドオーバ(CHO)プロシージャを使用することによって、条件付き新無線(NR)2次ノード(SN)追加および変更をサポートするためのプロシージャを提供する。
【解決手段】ユーザ機器(UE)は、マスタノード(MN)から、実行基準に基づいてUEのためのSNの条件付き追加または変更のための候補セルのセットを識別する構成情報を受信することと、実行基準が候補セルのうちの1つについて満たされることを検出することと、検出に基づいて候補セルに対してSNとして追加または変更するためのアクションをとることと、を含むプロシージャを実施する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
マスタノード(MN)から、前記UEのための2次ノード(SN)の条件付き追加または変更のための、候補セルのセットを識別する構成情報と実行基準とを受信することと、
前記実行基準が前記候補セルのうちの1つについて満たされることを検出することと、
前記検出に基づいて前記候補セルに対してSNとして追加または変更するためのアクションをとることとを備える、方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記構成情報が、無線リソース制御(RRC)メッセージ中で前記UEによって受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記RRCメッセージが、SNの条件付き追加または変更のための以下の情報、すなわち、
ソースセルRRC構成変更、
前記セット中の各候補セルのための条件付きSN追加または変更実行基準構成、あるいは
前記セット中の各候補セルのためのRRC再構成、のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記RRCメッセージが、トランスペアレントコンテナ中に各候補セルのための前記実行基準構成を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記セット中の前記候補セルのうちの選択された1つについて、前記選択されたセルの構成が有効である場合、前記条件付きSN追加または変更実行基準がいつ満たされるかを示す、無線リソース制御(RRC)メッセージを前記MNに送ることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記構成情報が、前記MNによって決定された第1の構成情報と、SNによって決定された第2の構成情報とを示し、
前記UEが、前記第1の構成による実行基準と前記第2の構成による実行基準とを独立して監視し、
前記第1の構成による前記実行基準または前記第2の構成による前記実行基準のいずれかが満たされるとき、候補セルに対するSN変更を実行する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記UEが、前記候補セルに対する前記SN変更を実行した後に、古いSNによって決定された前記実行基準を監視することを停止する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
候補セルに対する前記SN変更が実行されたことを示す通知を前記MNに送ることをさらに備える、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記通知が、無線リソース制御(RRC)再構成完了メッセージを介して送られる、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
2次ノード(SN)によるワイヤレス通信のための方法であって、
実行基準に基づいてユーザ機器(UE)のためのSNの条件付き追加または変更のための1つまたは複数の候補セルのセットを識別することと、
候補セルの前記セットに関する情報をマスタノード(MN)にシグナリングすることとを備える、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、以下に完全に記載されるかのようにすべての適用可能な目的のためにそれらの全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2019年11月6日に出願された米国仮出願第62/931,651号の利益と優先権とを主張する、2020年11月4日に出願された米国出願第17/089,565号の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,800 文字)【0002】
[0002] 本開示の態様は、ワイヤレス通信(wireless communication)に関し、より詳細には、条件付きハンドオーバ(CHO:conditional handover)プロシージャを再使用することによって、条件付き新無線(NR)2次ノード(SN)追加および変更(conditional new radio (NR) secondary node (SN) addition and change)をサポートするためのプロシージャ(procedure)に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムを含む。
【0004】
[0004] いくつかの例では、ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE:user equipment)として知られる、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局(BS)を含み得る。LTEまたはLTE-Aネットワークでは、1つまたは複数のBSのセットがeノードB(eNB)を定義し得る。他の例では(たとえば、次世代または5Gネットワークでは)、ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの中央ユニット(CU)(たとえば、中央ノード(CN)、アクセスノードコントローラ(ANC)など)と通信しているいくつかの分散型ユニット(DU)(たとえば、エッジユニット(EU)、エッジノード(EN)、無線ヘッド(RH)、スマート無線ヘッド(SRH)、送信受信ポイント(TRP)など)を含み得、ここで、中央ユニットと通信している1つまたは複数の分散型ユニットのセットは、アクセスノード(たとえば、新無線基地局(NR BS)、新無線ノードB(NR NB)、ネットワークノード、5G NB、gノードB(gNB)など)を定義し得る。BSまたはDUは、(たとえば、BSからまたはUEへの送信のために)ダウンリンクチャネル上で、および(たとえば、UEからBSまたはDUへの送信のために)アップリンクチャネル上でUEのセットと通信し得る。
【0005】
[0005] これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例は、新無線(NR)、たとえば、5G無線アクセスと呼ばれる。NRは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、ならびにダウンリンク(DL)上でおよびアップリンク(UL)上でサイクリックプレフィックス(CP)とともにOFDMAを使用して、他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、ならびに、ビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーション(CA)をサポートするように設計されている。
【0006】
[0006] しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、NR技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
【発明の概要】
【0007】
[0007] 本開示のシステム、方法、およびデバイスは、各々いくつかの態様を有し、それらの態様のうちの単一の態様が単独で本開示の望ましい属性を担うとは限らない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴が手短に説明される。この説明を考慮した後に、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後に、本開示の特徴がワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントと局との間の改善された通信を含む利点をどのように提供するかが理解されよう。
【0008】
[0008] いくつかの態様は、2次ノード(SN:secondary node)によるワイヤレス通信のための方法に関する。本方法は、概して、実行基準(execution criteria)に基づいてユーザ機器(UE)のためのSNとしての条件付き追加または変更(conditional addition or change)のための1つまたは複数の候補セル(candidate cell)のセットを識別することと、候補セルのセットに関する情報をマスタノード(MN:master node)にシグナリングすることとを含む。
【0009】
[0009] いくつかの態様は、MNによるワイヤレス通信のための方法に関する。本方法は、概して、SNから、実行基準に基づいてUEのためのSNとしての条件付き追加または変更のための候補セルのセットを識別するシグナリングを受信することと、候補セルのセットに関する構成情報(configuration information)をUEにシグナリングすることとを含む。
【0010】
[0010] いくつかの態様は、UEによるワイヤレス通信のための方法に関する。本方法は、概して、MNから、UEのためのSNとしての条件付き追加または変更のための、候補セルのセットを識別する構成情報と実行基準とを受信することと、ここにおいて、実行基準が、トランスペアレントコンテナ(transparent container)中でMNから取得される、実行基準が候補セルのうちの1つについて満たされることを検出することと、検出(detection)に基づいて候補セルに対してSNとして追加または変更するためのアクションをとることとを含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
ヘッドホンカバー
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
4日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
25日前
リオン株式会社
聴取装置
24日前
日本放送協会
無線伝送システム
11日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
株式会社Move
イヤホン
17日前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
11日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
24日前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
27日前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
4日前
株式会社国際電気
無線通信システム
24日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
1か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
1か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
26日前
アズビル株式会社
放熱構造及びカメラ
21日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
4日前
リオン株式会社
補聴器システム
17日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
24日前
アイホン株式会社
ナースコールシステム
17日前
タカハタプレシジョン株式会社
通信装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置及び電子機器
21日前
TDK株式会社
振動デバイス
18日前
日本無線株式会社
船舶用無線通信システム
4日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
25日前
株式会社DOKE
発信者情報表示システム
5日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
24日前
大和ハウス工業株式会社
端末設置台
24日前
株式会社デンソー
電子制御装置
1か月前
キヤノン株式会社
受信装置及び通信システム
17日前
富士工業株式会社
厨房システム
3日前
続きを見る