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公開番号2025016361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2024111366
出願日2024-07-11
発明の名称ホールガードを利用したボルト締結構造
出願人ジーエヌアイ カンパニー リミテッド,GNI.Co.Ltd.
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F16B 1/02 20060101AFI20250124BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】様々な大きさのホールを有するグレーティングプレートまたはスチールパッドなどの下部構造物を変更することなく、迅速かつ強固に設備を固定できるホールガードを利用したボルト締結構造を提供する。
【解決手段】様々な大きさのホールに装着可能なホールガード100を利用したボルト締結構造が開示される。これは、下部構造物の上にホールガード100を装着した状態でボルトが締結されるので、大きいホールまたは大きい長孔を有するスチールパッドまたはホールが破損してホールの大きさが一定でないグレーティングなどにボルトを利用した締結が可能である。また、ホールガード下部面にボルトの下部横部が挿入される係止溝または下部横部を回転して固定する突出溝および突出部を形成することによって、下部横部の固定型または回動型形態ともにホールガード100に直立して固定されるようにすることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
産業施設の設備の下に位置し、締結のためのホールが形成されている下部構造物;
前記下部構造物のホールに挿入されて固定されるホールガード;
螺糸山が形成された上部縦部、前記上部縦部の下部から前記上部縦部を中心に両側に所定の長さを有するように形成された下部横部からなり、前記ホールガードに挿入されて固定されるT型ボルト;および
リング状で前記T型ボルトに締結され、前記T型ボルトが前記下部構造物の下部に墜落することを防止するために前記ホールガードに支持される墜落防止ワッシャーを含む、ホールガードを利用したボルト締結構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ホールガードは、
前記下部構造物の上部に配置される支持部;
前記支持部の下部に配置され、前記下部構造物のホールに挿入されるホール挿入部;および
前記T型ボルトが挿入されるように前記支持部と前記ホール挿入部を貫通して形成されたボルトホールを含む、請求項1に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項3】
前記ホール挿入部の外径は、前記下部構造物に形成されたホールの内径と同じ大きさを有するように形成されるものである、請求項2に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項4】
前記ホール挿入部の下部面には、前記ホールガードに挿入された前記T型ボルトが前記ホールガードに固定されるようにする溝状の係止溝を含む、請求項2に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項5】
前記係止溝は、前記ホール挿入部の下部面から前記ボルトホールを中心に両側にそれぞれ形成されるものである、請求項2に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項6】
前記係止溝の幅は、前記下部横部の厚さよりも大きい幅を有するものである、請求項4に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項7】
前記ボルトホールは、
前記T型ボルトの前記下部横部が前記ホールガードに挿入される時、前記下部横部が前記ホール挿入部を通過するように長孔形態を有するものである、請求項2に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項8】
前記ホール挿入部の下部面の一側には、前記ホールガードに挿入された前記T型ボルトが前記ホールガードに固定されるように突出した形態を有する突出部を含む、請求項2に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項9】
前記ホール挿入部の下部側面には、前記ホール挿入部に挿入された前記下部横部が前記ホール挿入部側面から突出するように形成された突出溝を含む、請求項2に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
【請求項10】
前記下部横部は前記上部縦部と一体に形成され、前記上部縦部を中心に両側に同じ長さを有するように形成されるものである、請求項1に記載のホールガードを利用したボルト締結構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボルト締結構造に関し、より詳細には、様々な大きさのホールに装着可能なホールガードを利用したボルト締結構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に生産施設では、グレーティングプレート(grating plate)のような下部構造物上に設備を固定して設置する。普通グレーティングプレートは、地面から所定の高さに設置され、グレーティングプレートの下には配管、配線などが設置される。このように棚のような形態を構成するために多数のグレーティングプレートを所定高さに配置することになり、その高さはおよそ4m~10m程度に達する。このように設置されたグレーティングプレート上に生産設備を固定して設置する。固定設置は、ブラケットを利用して該当設備とグレーティングプレートを締結する通常の方式で行われる。ただし、固定されて設備が載せられたグレーティングプレート上にグレーティングプレートの位置を変更せずに、ブラケットを利用して設備を該当グレーティングプレートに固定する作業は難しい。上述したように、グレーティングプレートが棚状で所定の高さに設置されているため、グレーティングプレートの下から他の作業者がボルト/ナットなどの締結具を締めるためにいちいち助力しなければならない。そのため、時間がかかり、グレーティングプレートの下の作業者には危険が伴う。
【0003】
一方、生産現場で前記のように棚状に設置されたグレーティングプレートの一部を持ち上げる場合、作業者が落下するなどの重大な安全事故が発生している。
【0004】
また、ボルトが締結されるグレーティングプレートのホールが破損してホールの大きさが一定でなくなったり、破損したホールによってボルト/ナットのような締結具の利用が不可能になり、グレーティングプレート自体を交換しなければならない問題が発生することもある。
【0005】
一方、生産現場の床は、ホールが形成されたグレーティングプレートの他に、格子状のホールが形成されたグレーティングプレートや平板状のスチールパッドなど、様々な形態の支持板が利用されることもある。このような格子状のホールが形成されたグレーティングプレートまたはスチールパッドに形成されたホールは、大きさが一定ではなく、グレーティングプレートに形成されたホールよりも大きい大きさを持ったり、格子状または長孔の形態を有する。従って、一般ボルトの大きさでは、様々なホールにそれぞれ対応して装着することができないため、それぞれのホールの大きさに合わせて締結できるボルト締結構造が要求される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国登録特許10-0730721
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述した従来技術の問題を勘案したもので、様々な大きさのホールを有するグレーティングプレートまたはスチールパッドなどの下部構造物を変更することなく、迅速かつ強固に設備を固定できるホールガードを利用したボルト締結構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための本発明のホールガードを利用したボルト締結構造は、産業施設の設備の下に位置し、締結のためのホールが形成されている下部構造物、前記下部構造物のホールに挿入されて固定されるホールガード、螺糸山が形成された上部縦部、前記上部縦部の下部から前記上部縦部を中心に両側に所定の長さを有するように形成された下部横部からなり、前記ホールガードに挿入されて固定されるT型ボルトおよびリング形で前記T型ボルトに締結され、前記T型ボルトが前記下部構造物の下部に墜落することを防止するために前記ホールガードに支持される墜落防止ワッシャーを含む。
【0009】
前記ホールガードは、前記下部構造物の上部に配置される支持部、前記支持部の下部に配置され、前記下部構造物のホールに挿入されるホール挿入部および前記T型ボルトが挿入されるように前記支持部と前記ホール挿入部を貫通して形成されたボルトホールを含むことができる。
【0010】
前記ホール挿入部の外径は、前記下部構造物に形成されたホールの内径と同じ大きさを有するように形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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