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公開番号2025016218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119351
出願日2023-07-21
発明の名称壁構造及び壁下地用面材
出願人ケイミュー株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類E04B 2/56 20060101AFI20250124BHJP(建築物)
要約【課題】壁材を安定して固定することができる壁構造を提供する。
【解決手段】躯体に固定される構造用面材1と、構造用面材1の外側に設けられる壁下地用面材2と、壁下地用面材2の外側に設けられる壁材3と、を備える。構造用面材1と壁下地用面材2との間には、互いに間隔を空けて配置される複数のスペーサ6が設けられている。壁下地用面材2が、面状に保形性を有する板状部材である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
躯体に固定される構造用面材と、
前記構造用面材の外側に設けられる壁下地用面材と、
前記壁下地用面材の外側に設けられる壁材と、を備え、
前記構造用面材と前記壁下地用面材との間には、互いに間隔を空けて配置される複数のスペーサが設けられており、
前記壁下地用面材が、面状に保形性を有する板状部材である、
壁構造。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記壁下地用面材は、外側面において、前記スペーサに対応する箇所にマークを有する、
請求項１に記載の壁構造。
【請求項３】
前記壁下地用面材は、前記スペーサを一体的に有する、
請求項１又は２に記載の壁構造。
【請求項４】
複数の前記壁下地用面材は、前記スペーサが形成された面同士が対向して重なった場合に、前記スペーサが嵌合する凹部を、前記スペーサが形成された前記面に有する、
請求項３に記載の壁構造。
【請求項５】
前記壁下地用面材は耐水性を有する、
請求項１又は２に記載の壁構造。
【請求項６】
複数の前記壁材は、前記壁下地用面材の外側面に鎧張り構造より設けられている、
請求項１又は２に記載の壁構造。
【請求項７】
請求項１又は２に記載の壁構造に使用される壁下地用面材であって、
前記スペーサを一体的に有する、
壁下地用面材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、壁構造及び壁下地用面材に関する。より詳細には、本発明は、構造用面材と壁材とを備える壁構造及びこれに用いる壁下地用面材に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、壁構造が記載されている。この壁構造は、壁下地材と、外壁材と、壁下地シートと、を備えている。壁下地材は、構造材の外面に一体的に配設されている。外壁材は、壁下地材の外面に配設されている。壁下地シートは、壁下地材と外壁材との間に配設一体化されている。
【０００３】
壁下地シートは、外面に多数の凸部が形成された基材シートと、この基材シートの外面に凸部に当接した状態に張設一体化された被覆シートとから構成されている。また壁下地シートの両シート間には、排水用空間部が形成されている。
【０００４】
被覆シートは、不織布、樹脂シートなどで構成されている。また被覆シートは、吸水性を有し、屋外側からの水を吸収して排水用空間部に導き、流下させるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許第４９０１４１５号公報（請求項１、段落００１７、００２２、図１，２等）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特許文献１では、被覆シートが不織布などで構成されているため、外壁材を固定する際、固定具を凸部に対応しない箇所で止めた場合に固定具が安定せず、外壁材の固定強度が不十分となるおそれがある。
【０００７】
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、壁材の固定強度を十分に得ることができる壁構造及び壁下地用面材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の一態様に係る壁構造は、躯体に固定される構造用面材と、前記構造用面材の外側に設けられる壁下地用面材と、前記壁下地用面材の外側に設けられる壁材と、を備える。前記構造用面材と前記壁下地用面材との間には、互いに間隔を空けて配置される複数のスペーサが設けられている。前記壁下地用面材が、面状に保形性を有する板状部材である。
【０００９】
本発明の一態様に係る壁下地用面材は、前記壁構造に使用される壁下地用面材であって、前記スペーサを一体的に有する。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、面状に保形性を有する板状部材である壁下地用面材により、壁材を支持して固定することができ、壁材の固定強度を十分に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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