TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025016134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119208
出願日
2023-07-21
発明の名称
鞍乗り型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
B62J
23/00 20060101AFI20250124BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】意匠性の向上や走行時の飛び石等の対策を図りつつ、ロアカバーの取付剛性を確保しながら、ロアカバーの大型化を抑制すると共に、走行風を接続体に導き易くする。
【解決手段】鞍乗り型車両は、ダウンフレーム(33)とピボットフレーム(32)とを接続する接続体(12)と、ロアカバーステー(90)と、を備え、ロアカバー(54)は、センターロアカバー(60)と右側と左側のサイドロアカバー(70、80)とを有し、ロアカバーステー(90)は、フレーム締結部(92)と左右一対の接続体締結部(97、98)とを有し、ロアカバーステー(90)の凹形状(90a)とロアカバー(54)の凹形状(54a)とが車体正面視において開口形状(S1)を形成し、フレーム締結部(92)が接続体締結部(97、98)よりも上方に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドパイプ(18)から後方に延びるメインフレーム(31)と、前記ヘッドパイプ(18)から下方に延びるダウンフレーム(33)と、前記メインフレーム(31)の後端から下方に延びるピボットフレーム(32)とを有するバックボーンフレーム(11)にロアカバー(54)が取り付けられる鞍乗り型車両において、
前記ダウンフレーム(33)と前記ピボットフレーム(32)とを接続する接続体(12)と、
前記ロアカバー(54)と車体(11、12)とを接続するロアカバーステー(90)と、を備え、
前記ロアカバー(54)は、センターロアカバー(60)と、右側のサイドロアカバー(70)と、左側のサイドロアカバー(80)と、を有し、
前記ロアカバーステー(90)は、前記ダウンフレーム(33)に締結されるフレーム締結部(92)と、前記接続体(12)に締結される左右一対の接続体締結部(97、98)と、を有し、
車体正面視において、前記ロアカバーステー(90)は上方に凹んだ凹形状(90a)を成し、前記ロアカバー(54)は下方に凹んだ凹形状(54a)を成し、前記ロアカバーステー(90)の凹形状(90a)と前記ロアカバー(54)の凹形状(54a)とが車体正面視において閉じた開口形状(S1)を形成し、
前記フレーム締結部(92)が前記接続体締結部(97、98)よりも上方に設けられる
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
車体正面視において、前記開口形状(S1)の内側には、前記接続体(12)の底面部(12a)が位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記接続体(12)は、パワーユニット(12)である
ことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記パワーユニット(12)は、内燃機関(12)である
ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記センターロアカバー(60)は、車体側面視で、前記サイドロアカバー(70、80)の前縁(72a、82a)より後方に位置し、
前記センターロアカバー(60)は、車幅方向中央部の前面(61)が車体後方に進むに連れて上方に傾斜し、
前記センターロアカバー(60)は、車体下方に進むに連れて幅狭に形成され、
左右の前記サイドロアカバー(70、80)は、車体下方に進むに連れて車幅方向内側に傾斜する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鞍乗り型車両において、ダウンフレームとピボットフレームとが離間するバックボーンフレームにおいて、ダウンフレームとピボットフレームとの間を接続する接続体を覆うロアカバーを、ダウンフレームに支持させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ダウンフレームとピボットフレームとに接続体としてのエンジンが支持されており、ダウンフレームの下端部に、ロアカバーに対応するアンダーカウルが支持されている。特許文献1のアンダーカウルは、左右の側方部と、左右の側方部を前側で連結する連結部と、を備えており、連結部がブラケットでダウンフレームの下端部に固定され、側方部がステーを介してエンジンの底面部に固定される。特許文献1のアンダーカウルの連結部の上端は、正面視では、エンジンの底面部よりも上方に位置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5455509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、鞍乗り型車両におけるロアカバーは、意匠性の向上や走行時の飛び石等の対策のために設けることが望ましいが、それと共に、ロアカバーの取付剛性を確保することや、ロアカバーの大型化を抑制すること、接続体に走行風を導くことが望まれる。特に、接続体が高温となり易い場合には、走行風を接続体に十分に導くことが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、バックボーンフレームにロアカバーが取り付けられる鞍乗り型車両において、意匠性の向上や走行時の飛び石等の対策を図りつつ、ロアカバーの取付剛性を確保しながら、ロアカバーの大型化を抑制すると共に、走行風を接続体に導き易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームと、前記メインフレームの後端から下方に延びるピボットフレームとを有するバックボーンフレームにロアカバーが取り付けられる鞍乗り型車両において、前記ダウンフレームと前記ピボットフレームとを接続する接続体と、前記ロアカバーと車体とを接続するロアカバーステーと、を備え、前記ロアカバーは、センターロアカバーと、右側のサイドロアカバーと、左側のサイドロアカバーと、を有し、前記ロアカバーステーは、前記ダウンフレームに締結されるフレーム締結部と、前記接続体に締結される左右一対の接続体締結部と、を有し、車体正面視において、前記ロアカバーステーは上方に凹んだ凹形状を成し、前記ロアカバーは下方に凹んだ凹形状を成し、前記ロアカバーステーの凹形状と前記ロアカバーの凹形状とが車体正面視において閉じた開口形状を形成し、前記フレーム締結部が前記接続体締結部よりも上方に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
バックボーンフレームにロアカバーが取り付けられる鞍乗り型車両において、意匠性の向上や走行時の飛び石等の対策を図りつつ、ロアカバーの取付剛性を確保しながら、ロアカバーの大型化を抑制すると共に、走行風を接続体に導き易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
実施の形態に係る車体フレームの斜視図である。
実施の形態に係るパワーユニットの周辺部の正面図である。
実施の形態に係るパワーユニットの周辺部の左側面図である。
実施の形態に係るパワーユニットの周辺部の底面図である。
実施の形態に係るロアカバーとロアカバーステーとの分解斜視図である。
実施の形態に係るロアカバーとロアカバーステーとの平面図である。
実施の形態に係るロアカバーとロアカバーステーとの後方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
折り畳み自転車
2か月前
個人
重量物移動台車
9か月前
個人
自転車用傘捕捉具
3か月前
個人
車両用横転防止装置
10か月前
個人
自転車用荷台
6か月前
個人
体重掛けリフト台車
2か月前
井関農機株式会社
作業機
10か月前
個人
キャンピングトライク
10日前
三甲株式会社
保護具
10か月前
個人
アタッチメント
3か月前
個人
クリアレインシェード
10か月前
個人
自転車用荷物台
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
8か月前
個人
ステアリングの操向部材
5か月前
株式会社ホシプラ
台車
9か月前
株式会社クラベ
面状ユニット
8か月前
個人
ステアリングの操向部材
14日前
株式会社CPM
駐輪機
3か月前
株式会社北誠商事
被覆構造体
12か月前
個人
スライドレインプルーフ
8か月前
三甲株式会社
台車
10か月前
三甲株式会社
台車
5か月前
三甲株式会社
台車
5か月前
帝人株式会社
車両構造体
8か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
2か月前
祖峰企画株式会社
平台車
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
3か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
3か月前
個人
足踏みペダル式自転車
8か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
3か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
3か月前
学校法人千葉工業大学
車両
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
10か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
3か月前
学校法人千葉工業大学
車両
1か月前
井関農機株式会社
走行車両
11か月前
続きを見る
他の特許を見る