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公開番号
2025016065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119084
出願日
2023-07-21
発明の名称
レールカバー
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
F16C
29/08 20060101AFI20250124BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】案内レールへの装着作業性に優れるレールカバーを提供すること。
【解決手段】相対移動可能にスライダ30が跨架される案内レール10の上面11に装着されるレールカバー20であって、レールカバー20は、上面11を覆うカバー本体21と、カバー本体21の端部21aが挿入されて端部21aを挟持するスリット23が設けられるとともに、案内レール10における軸方向の端面14に取り付けられるカバー押え22と、を有し、カバー本体21は、カバー押え22が端面14に取り付けられる際、スリット23に挟持された端部21aが折り曲げられて構成される折り曲げ部21bを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
相対移動可能にスライダが跨架される案内レールの上面に装着されるレールカバーであって、
前記上面を覆うカバー本体と、
前記カバー本体の端部が挿入されて前記端部を挟持するスリットが設けられるとともに、前記案内レールにおける軸方向の端面に取り付けられるカバー押えと、を有し、
前記カバー本体は、
前記カバー押えが前記端面に取り付けられる際、前記スリットに挟持された前記端部が折り曲げられて構成される折り曲げ部を有する、
レールカバー。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記カバー押えは、
前記端面への取り付け用の締結部材が挿通可能な孔部を有する、
請求項1に記載のレールカバー。
【請求項3】
前記カバー押えは、
前記端面に対応する形状を有する、
請求項1又は請求項2に記載のレールカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、案内レールに装着されるレールカバーの改良に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、直線状の案内レールと、案内レールに相対移動可能に跨架されたスライダと、を備えて、案内レール及びスライダに形成された転動体転動溝間を循環する複数の転動体(例えば、ボール)を介して、スライダが案内レール上を軸方向に相対移動可能に構成される、直動案内軸受装置が提案されている。このような直動案内軸受装置は、案内レールに上面から下面まで貫通する取付穴が設けられ、取付穴にボルトを挿入し、ボルトのねじ軸を基台等のねじ孔に締め付けることによって基台等に取り付けられる。
【0003】
上述した直動案内軸受装置は、工作機械などに用いられるため、切粉や溶接スパッタ等の異物が発生する環境下で使用されることがあり、案内レールやスライダ内に異物が侵入するおそれがある。これにより、直動案内軸受装置を破損させるおそれがある。このため、異物対策として、スライダの両端部にそれぞれ設けられるエンドキャップにサイドシール等が設けられたり、案内レールの上面を覆うようにレールカバーが装着されたり等している(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-128383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した特許文献1に記載のレールカバーは、案内レールからの外れを抑制すべく、レールカバーの軸方向の端部が折り曲げられて、案内レールの軸方向の端面にねじ等によって取り付けられている。ここで、レールカバーの端部を折り曲げるには、ハンマー等の治具を使用する必要があり、案内レールへのレールカバーの装着作業が煩雑化してしまっていた。このように、従来のレールカバーは、作業性の観点から改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上述した問題点に着目してなされたものであり、案内レールへの装着作業性に優れるレールカバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
したがって、本発明の上記目的は、レールカバーに係る下記(1)~(3)の構成により達成される。
(1)
相対移動可能にスライダが跨架される案内レールの上面に装着されるレールカバーであって、
前記上面を覆うカバー本体と、
前記カバー本体の端部が挿入されて前記端部を挟持するスリットが設けられるとともに、前記案内レールにおける軸方向の端面に取り付けられるカバー押えと、を有し、
前記カバー本体は、
前記カバー押えが前記端面に取り付けられる際、前記スリットに挟持された前記端部が折り曲げられて構成される折り曲げ部を有する、
レールカバー。
(2)
前記カバー押えは、
前記端面への取り付け用の締結部材が挿通可能な孔部を有する、
(1)に記載のレールカバー。
(3)
前記カバー押えは、
前記端面に対応する形状を有する、
(1)又は(2)に記載のレールカバー。
【発明の効果】
【0008】
上記(1)の構成のレールカバーによれば、案内レールの上面を覆うカバー本体の端部が、カバー押えのスリットに挿入されて挟持される。そして、カバー本体は、カバー押えが端面に取り付けられる際、スリットに挟持された端部が折り曲げられて構成される折り曲げ部を有する。このように、レールカバーを案内レールに装着する際、カバー押えを案内レールの端面に取り付ける作業によって、スリットに挟持されたカバー本体の端部が容易に折り曲げられる。これにより、本構成のレールカバーは、従来のレールカバーのように、ハンマー等の治具を用いることなく案内レールへ装着可能なため、案内レールへの装着作業性に優れている。
【0009】
上記(2)の構成のレールカバーによれば、カバー押えは、案内レールの端面への取り付け用の締結部材が挿通可能な孔部を有している。これにより、本構成のレールカバーは、孔部に挿通された締結部材によって案内レールに固定される。このように、本構成のレールカバーは、案内レールへの装着作業性に優れている。
【0010】
上記(3)の構成のレールカバーによれば、カバー押えは、案内レールの端面に対応する形状を有している。これにより、本構成のレールカバーは、案内レールの型に合わせてカバー押えを製造可能であり、製造コストの観点からも優れている。
(【0011】以降は省略されています)
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