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公開番号
2025016062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119078
出願日
2023-07-21
発明の名称
取付構造、およびコントロールケーブルアセンブリ
出願人
株式会社ハイレックスコーポレーション
代理人
個人
,
個人
主分類
F16C
1/10 20060101AFI20250124BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】振動などによって長尺部材が移動する場合であっても長尺部材の破損を防止することが可能な長尺部材の取付構造を提供すること。
【解決手段】取付構造14におけるプロテクタ31の筒状部41は、コントロールケーブル11が挿通される貫通孔31aを有する。第1突条部42および第2突条部43は、筒状部41の表面から突出し、周方向に沿って形成され、互いに対向して配置される。取付構造14における取付用クランプ33のプロテクタ側取付部51は、筒状部41が挿通され、第1突条部42と第2突条部43の間に配置され、筒状部41と摺動可能である。取付構造14の固定用クランプ32は、第1突条部42の第2突条部43とは反対側においてプロテクタ31の周囲に配置される。筒状部41の軸方向に沿った方向において、第1突条部42と第2突条部43の間の長さL0は、プロテクタ側取付部51の長さL1よりも長い。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺部材を対象物に取り付ける取付構造であって、
前記長尺部材の周囲に配置されるプロテクタと、
前記プロテクタを前記長尺部材に固定する固定部材と、
前記プロテクタを前記対象物に取り付ける取付部材と、を備え、
前記プロテクタは、
前記長尺部材が挿通される貫通孔を有する筒状部と、
前記筒状部の表面から突出し、周方向に沿って形成され、互いに対向して配置された第1突条部および第2突条部と、を有し、
前記取付部材は、
前記筒状部が挿通され、前記第1突条部と前記第2突条部の間に配置され、前記筒状部と摺動可能な第1取付部と、
前記対象物に固定される第2取付部と、を有し、
前記固定部材は、前記第1突条部の前記第2突条部とは反対側において前記プロテクタの周囲に配置され、
前記筒状部の軸方向に沿った方向において、前記第1突条部と前記第2突条部の間の長さは、前記第1取付部の長さよりも長い、
取付構造。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第1取付部の内径は、前記筒状部の外径よりも大きい、
請求項1に記載の取付構造。
【請求項3】
前記筒状部の軸方向に沿った方向において、
前記第1取付部の長さをL1とし、
前記第1取付部を前記第1突条部と前記第2突条部の中央に配置した際の前記第1取付部から前記第1突条部までの長さおよび前記第1取付部から前記第2突条部までの長さの各々をL2とすると、
2×L2>L1である、
請求項1に記載の取付構造。
【請求項4】
L1>L2である、
請求項3に記載の取付構造。
【請求項5】
コントロールケーブルと、
前記コントロールケーブルの周囲に配置されるプロテクタと、
前記プロテクタを前記コントロールケーブルに固定する固定部材と、
前記プロテクタを対象物に取り付ける取付部材と、を備え、
前記プロテクタは、
前記コントロールケーブルが挿通される貫通孔を有する筒状部と、
前記筒状部の表面から突出し、周方向に沿って形成され、互いに対向して配置された第1突条部および第2突条部と、を有し、
前記取付部材は、
前記筒状部が挿通され、前記第1突条部と前記第2突条部の間に配置され、前記筒状部と摺動可能な第1取付部と、
前記対象物に固定される第2取付部と、を有し、
前記固定部材は、前記第1突条部の前記第2突条部とは反対側において前記プロテクタの周囲に配置され、
前記筒状部の軸方向に沿った方向において、前記第1突条部と前記第2突条部の間の長さは、前記第1取付部の長さよりも長い、
コントロールケーブルアセンブリ。
【請求項6】
前記取付部材を前記対象物に固定した状態において、前記第1取付部は、前記第2突条部よりも前記第1突条部寄りに配置されている、
請求項5に記載のコントロールケーブルアセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付構造およびコントロールケーブルアセンブリに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車体には、操作部材の操作を従動部材へ伝達するコントロールケーブルが設けられている。このようなコントロールケーブルは、車両走行時の振動などが伝達することによるケーブルの破損を防止するために余裕を持った長さに設定されているが、ケーブル長が長いため、車両の振動などにより移動し易くなっている。
【0003】
このため、例えば、特許文献1では、支持部材を用いてコントロールケーブルの中間部分を車体に支持する構成が提案されている。特許文献1の支持部材は、コントロールケーブルを車体に固定するためのブラケットと、アウターケーシングを挿通するプロテクタとを備えている。ブラケットは、車体への固定部と、プロテクタを挿通する挿通部を有している。プロテクタは、アウターケーシングを被覆し、ブラケットの挿通部に挿通して配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-249903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、ブラケットの挿通部がプロテクタに形成された一対の環状壁部の間に挟み込まれている。そのため、コントロールケーブルに振動が伝達された際に、コントロールケーブルが移動できないことによる、破損を回避するため、コントロールケーブルに十分な余裕を持たせる必要があり、振動が発生しやすくなる場合がある。
【0006】
本発明の目的は、振動などによって長尺部材が移動する場合であっても長尺部材の破損を防止することが可能な長尺部材の取付構造およびコントロールケーブルアセンブリを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様にかかる取付構造は、長尺部材を対象物に取り付ける取付構造であって、プロテクタと、固定部材と、取付部材と、を備える。プロテクタは、長尺部材の周囲に配置される。固定部材は、プロテクタを長尺部材に固定する。取付部材は、プロテクタを対象物に取り付ける。プロテクタは、筒状部と、第1突条部および第2突条部と、を有する。筒状部は、長尺部材が挿通される貫通孔を有する。第1突条部および第2突条部は、筒状部の表面から突出し、周方向に沿って形成され、互いに対向して配置される。取付部材は、第1取付部と、第2取付部と、を有する。第1取付部は、筒状部が挿通され、第1突条部と第2突条部の間に配置され、筒状部と摺動可能である。第2取付部は、対象物に固定される。固定部材は、第1突条部の第2突条部とは反対側においてプロテクタの周囲に配置される。筒状部の軸方向に沿った方向において、第1突条部と第2突条部の間の長さは、第1取付部の長さよりも長い。
【0008】
本発明の第1の態様にかかるコントロールケーブルアセンブリは、コントロールケーブルと、プロテクタと、固定部材と、取付部材と、を備える。プロテクタは、コントロールケーブルの周囲に配置される。固定部材は、プロテクタをコントロールケーブルに固定する。取付部材は、プロテクタを対象物に取り付ける。プロテクタは、筒状部と、第1突条部および第2突条部と、を有する。筒状部は、コントロールケーブルが挿通される貫通孔を有する。第1突条部および第2突条部は、筒状部の表面から突出し、周方向に沿って形成され、互いに対向して配置される。取付部材は、第1取付部と、第2取付部と、を有する。第1取付部は、筒状部が挿通され、第1突条部と第2突条部の間に配置され、筒状部と摺動可能である。第2取付部は、対象物に固定される。固定部材は、第1突条部の第2突条部とは反対側においてプロテクタの周囲に配置される。筒状部の軸方向に沿った方向において、第1突条部と第2突条部の間の長さは、第1取付部の長さよりも長い。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、振動などによって長尺部材が移動する場合であっても長尺部材の破損を防止することが可能な長尺部材の取付構造およびコントロールケーブルアセンブリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態1のコントロールケーブルアセンブリを示す斜視図である。
コントロールケーブルアセンブリの取付構造を示す側面図である。
図2のAA間の断面図である。
本実施形態2のコントロールケーブルアセンブリの一部を示す側面図である。
本実施形態2のコントロールケーブルアセンブリを車体に取り付ける際の取付用クランプの位置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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