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公開番号2025015670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024199371,2023104605
出願日2024-11-15,2017-09-05
発明の名称自動車及び自動車用プログラム
出願人みこらった株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250123BHJP(信号)
要約【課題】自動運転車として使い勝手の良いものを提供する。
【解決手段】自律走行を行う自動運転車である。自車の走行用途を提供する走行駆動系を含む走行用途提供部と、自車の走行以外用途を提供する走行以外用途提供部と、無線通信を行うための無線通信手段と、無線通信手段を用いて緊急災害通報を受信した場合に、緊急災害通報に応じた走行用途及び/又は走行以外用途の緊急災害用途を実行する緊急災害用途実行手段とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
自律走行を行う自動運転車であって、
自車の走行用途を提供する走行駆動系を含む走行用途提供部と、
自車の走行以外用途を提供する走行以外用途提供部と、
無線通信を行うための無線通信手段と、
前記無線通信手段を通じて緊急災害通報を受信した場合に、前記緊急災害通報に応じた前記走行用途及び/又は前記走行以外用途の緊急災害用途を実行する緊急災害用途実行手段と、
を備える自動運転車。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記緊急災害用途は、自車の利用用途として乗車者に提供される前記走行用途及び前記走行以外用途に優先する
ことを特徴とする請求項1に記載の自動運転車。
【請求項3】
前記緊急災害用途実行手段は、受信した前記緊急災害通報の通報内容に応じて、前記緊急災害用途の前記走行用途及び/又は前記走行以外用途を選択して実行する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動運転車。
【請求項4】
前記緊急災害用途実行手段は、前記緊急災害用途として、自車内が安全か否かを判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の自動運転車。
【請求項5】
前記緊急災害用途実行手段は、前記緊急災害用途として、走行すべきか否か及び/又は走行する場合はどこへ走行するかを判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の自動運転車。
【請求項6】
前記緊急災害用途実行手段は、前記判定した前記緊急災害用途を、実行すると共に乗車者に提示する
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の自動運転車。
【請求項7】
前記緊急災害用途実行手段は、受信した前記緊急災害通報が緊急地震通報である場合には、前記緊急災害用途における前記走行用途として、路肩に移動し停車又は駐車することを実行する
ことを特徴とする請求項3~請求項6のいずれかに記載の自動運転車。
【請求項8】
前記緊急災害用途実行手段は、受信した前記緊急災害通報が津波通報である場合には、前記緊急災害用途における前記走行用途として、カーナビ機能部で津波から安全な場所を目的地として走行することを実行する
ことを特徴とする請求項3~請求項7のいずれかに記載の自動運転車。
【請求項9】
前記緊急災害用途実行手段は、受信した前記緊急災害通報が土砂崩れ又は火山の噴火の警報である場合には、前記緊急災害用途における前記走行用途として、カーナビ機能部で土石流又は火砕流が及ばない安全な場所を目的地として走行することを実行する
ことを特徴とする請求項3~請求項8のいずれかに記載の自動運転車。
【請求項10】
前記緊急災害用途実行手段は、前記緊急災害用途における前記走行以外用途として、緊急災害通報を視聴するためのテレビ放送の視聴用途又は緊急災害通報を聴取するためのラジオ放送の聴取用途を実行する
ことを特徴とする請求項3~請求項9のいずれかに記載の自動運転車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車及び自動車用のプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車は、走行目的が主であり、一般的に、先ず、乗車者による起動操作を受けて、搭載しているバッテリーからメインの走行駆動系に電源電圧を供給して走行開始可能状態になると共に、カーオーディオ部やカーナビゲーション部などのアクセサリー機能部に電源電圧に提供して、これらアクセサリー機能部も利用可能状態にする。つまり、従来の自動車は、乗車者は、自動車に乗車したら、先ず、走行用途のために起動操作をする。そして、乗車者は、その起動操作による電源投入の後に、アクセサリー機能部の詳細設定、例えばカーオーディオ部において再生する音楽ソースの設定やカーナビゲーション部を用いた目的地設定などを行うようにする。
【0003】
ところで、最近の自動車の走行以外用途であるアクセサリー機能は、例えばテレビ視聴機能やDVD再生視聴機能などに加えて、マッサージ機能(特許文献1参照)などが、自動車に搭載されるようになっており、多種多様な走行以外用途の搭載の可能性が増加してきている。
【0004】
また、近年、運転者が手動運転操作をしなくても自律走行することができる自動運転モードを備える自動車の開発が進んでいる。将来的には、運転者による手動運転操作を全く必要としない完全自動運転車も登場することが期待されている(非特許文献1参照)。このような自動運転モードを備える自動車(自動運転車)の登場により、乗車者は、運転操作に関わらなくて良くなる。
【0005】
このような自動運転車の登場も相まって、自動車の走行に関係なく車内で利用できるアクセサリー機能は、自動車が走行せずに、停車中であっても、利用される可能性が増加することが予想される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-071237号公報
【非特許文献】
【0007】
雑誌「Newsweek ニューズウィーク日本版」2016年10月18日発行、p21-p30
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
以上のような背景から、自動車の利用用途は、走行用途のみではなくなり、走行以外用途として、自動車の室内を、オーディオを楽しむ空間、テレビやDVD再生によるAV視聴を楽しむ空間、ゲームを楽しむ空間、マッサージを受ける空間、睡眠など静かに休養する空間として利用することなどが考えられる。
【0009】
このような背景を考慮すると、乗車者が自動車に乗車したとしても、乗車者の利用用途が自車の走行用途に限らず、走行以外用途のみの場合も存在するために、従来のように、起動操作をして、走行駆動系に電源電圧を供給して起動させた後でないと、アクセサリー機能の選択や設定ができない状況は、非常に不便であり、起動操作による走行駆動系への電源供給は、無駄となってしまうこともある。
【0010】
この発明は、以上のような問題点に鑑み、走行用途と、走行以外用途とを備える自動運転車において、乗車者に取って使い勝手の良い自動運転車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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