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公開番号
2025015075
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118180
出願日
2023-07-20
発明の名称
車両の運転支援装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
インフォート弁理士法人
,
弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250123BHJP(信号)
要約
【課題】 ドライバが側方からの衝突可能性物を認識し難い状況または認識し易い状況を判断して有効な警告を実行する車両の運転支援措置の提供。
【解決手段】 車両の運転支援装置1は、自車両50の前方環境情報25を取得する前方環境認識装置2と、自車両50の側方環境情報26、27を取得する側方環境認識装置6,7と、ドライバ200に警報、警告表示などによって注意を促す報知装置13と、前方環境情報25および側方環境情報26,27の周辺環境情報が入力され、報知装置13を駆動する制御ユニット10と、を備え、制御ユニット10は、周辺環境情報から抽出したドライバの認知視野領域30内に検出されるオブジェクトからドライバ200の認知負荷値Dを演算し、認知負荷値Dに応じて、側方環境情報26,27に衝突可能性物が検出されたときに駆動する報知装置13の警告レベルの高低を可変設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両の前方環境情報を取得する前方環境認識装置と、
前記自車両の側方環境情報を取得する側方環境認識装置と、
ドライバに警報、警告表示などによって注意を促す報知装置と、
前記前方環境情報および前記側方環境情報の周辺環境情報が入力され、前記報知装置を駆動する制御ユニットと、
を備え、
前記制御ユニットは、前記周辺環境情報から抽出した前記ドライバの認知視野領域内に検出されるオブジェクトから前記ドライバの認知負荷値を演算し、前記認知負荷値に応じて、前記側方環境情報に衝突可能性物が検出されたときに駆動する前記報知装置の警告レベルの高低を可変設定することを特徴とする車両の運転支援装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記制御ユニットは、前記ドライバの認知視野領域内に検出されるオブジェクト毎の基礎負荷値に認知負荷影響因子に基づくゲイン調整した基準負荷値の総和を走行環境に応じて補正した前記認知負荷値を演算することを特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
【請求項3】
前記自車両の車速を検出する車速センサと、
前記ドライバの視線方向を検出する車載カメラユニットと、
を有し、
前記制御ユニットは、前記車速および前記視線方向が入力され、前記車速および前記視線方向に応じた前記認知視野領域を前記周辺環境情報から抽出することを特徴とする請求項2に記載の車両の運転支援装置。
【請求項4】
前記制御ユニットは、前記警告レベルが高設定時に前記警報の音量および前記警告表示が大きくなるように前記報知装置を駆動し、前記警告レベルが低設定時に前記警告表示を行わず、前記高設定時よりも前記警報の前記音量を小さくなるように前記報知装置を駆動または前記報知装置を駆動しないことを特徴とする請求項3に記載の車両の運転支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバに他車両などの衝突可能性物体を警告する車両の運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の先進運転支援システムでは、車載センサの増加、広角化などにより検知範囲が拡大している。そのため、先進運転支援システムは、前方だけでなく、側方から接近する横断車両などのドライバが見落とし易い物体を検知することができる。
【0003】
側方物検知の機能として、例えば、特許文献1に開示される。特許文献1の発明は、ドライバの視線検知システムとHUDなどの視線誘導装置が用いられている。特許文献1の発明は、ドライバの視線範囲外から衝突危険物が接近していることを検知した場合に、その物体の方向に視線誘導を行う技術である。
【0004】
また、ドライバが障害物を見易い状況において、警告を行わないようにしてドライバが警告を煩わしく感じないようにする先行事例として、例えば、特許文献2に開示される。特許文献2の発明は、撮像画像と対象物テンプレートとの一致の度合いが基準値以上である状態をドライバが対象物を視認し易い状況であると想定し、警告実施要否を判断する技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-234409号公報
特開2013-171389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の発明は、ドライバの視線が衝突危険物の方向に向いていなくても、ドライバの周辺視野によりドライバの意識が衝突危険物を認識している場合がある。その場合、ドライバは、視線誘導装置による視線誘導を煩わしく感じることがある。特に、側方接近物が頻繁に出現するような状況においては、ドライバへの視線誘導も頻発し、利便性の高い安全制御ではないという課題がある。
【0007】
また、特許文献2の発明は、ドライバが見落とし易い状況に影響する要素を、テンプレートマッチングの一致度合いのみとしている。そのため、特許文献2の発明は、ドライバの心理的負荷状態を複合的に判断できていないという課題がある。また、特許文献2の発明は、画像のテンプレートマッチング度合いが高いとしても、ドライバ視野内の対象物の数、種別、環境状態などに応じて、ドライバが障害物を見落とし易い状態に陥る可能性がある。
【0008】
そこで、ドライバが側方からの衝突可能性物を認識し難い状況または認識し易い状況を判断して有効な警告を実行する車両の運転支援措置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様の車両の運転支援装置は、自車両の前方環境情報を取得する前方環境認識装置と、前記自車両の側方環境情報を取得する側方環境認識装置と、ドライバに警報、警告表示などによって注意を促す報知装置と、前記前方環境情報および前記側方環境情報の周辺環境情報が入力され、前記報知装置を駆動する制御ユニットと、を備え、前記制御ユニットは、前記周辺環境情報から抽出した前記ドライバの認知視野領域内に検出されるオブジェクトから前記ドライバの認知負荷値を演算し、前記認知負荷値に応じて、前記側方環境情報に衝突可能性物が検出されたときに駆動する前記報知装置の警告レベルの高低を可変設定する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ドライバが側方からの衝突可能性物を認識し難い状況または認識し易い状況を判断して有効な警告を実行する車両の運転支援措置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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