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公開番号2025014985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118010
出願日2023-07-20
発明の名称飲料及びその製造方法
出願人森永乳業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A23L 11/60 20250101AFI20250123BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】植物由来原料が持つクセのある風味が抑制され、コクがある飲料及びその製造方法の提供。
【解決手段】ひよこ豆由来成分と、大豆由来成分と、アーモンド由来成分と、食物繊維と、植物油脂と、を含む飲料。ひよこ豆由来原料と、大豆由来原料と、アーモンド由来原料と、食物繊維と、植物油脂と、溶解水と、を混合する工程と、前記混合する工程で得られた混合液を均質化する工程と、を含む、飲料の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ひよこ豆由来成分と、
(B)大豆由来成分と、
(C)アーモンド由来成分と、
(D)食物繊維と、
(E)植物油脂と、
を含む飲料。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
(F)オーツ麦由来成分をさらに含む、請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
前記(D)食物繊維が、難消化性デキストリン、イヌリン、ポリデキストロース及びグアーガム分解物からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の飲料。
【請求項4】
前記(E)植物油脂が、菜種油、ひまわり油、大豆油、こめ油、ヤシ油、パーム油、アーモンド油からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の飲料。
【請求項5】
前記飲料全体に対するタンパク質の含有量が、0.5~5質量%である、請求項1又は2に記載の飲料。
【請求項6】
前記飲料全体に対する前記(E)植物油脂の含有量が、0.5~5質量%である、請求項1又は2に記載の飲料。
【請求項7】
ひよこ豆由来原料と、大豆由来原料と、アーモンド由来原料と、食物繊維と、植物油脂と、溶解水と、を混合する工程と、
前記混合する工程で得られた混合液を均質化する工程と、
を含む、飲料の製造方法。
【請求項8】
前記混合する工程において、オーツ麦由来原料をさらに混合する、請求項7に記載の飲料の製造方法。
【請求項9】
前記ひよこ豆由来原料が、ひよこ豆タンパク質及びひよこ豆粉からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項7又は8に記載の飲料の製造方法。
【請求項10】
前記食物繊維が、難消化性デキストリン、イヌリン、ポリデキストロース及びグアーガム分解物からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項7又は8に記載の飲料の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、健康志向の高まりから、大豆等の植物由来原料を用いた飲料が求められている。
特許文献1には、ひよこ豆タンパク質の精製品及び米タンパク質の精製品のうち少なくとも1つを含む飲料が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-72945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、植物由来原料は素材自体に独特の風味があり、植物由来原料を含む飲料にも同様の風味がある。また、植物由来原料を含む飲料はコクが不足しているものが多い。
本発明は、植物由来原料が持つクセのある風味が抑制され、コクがある飲料及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の態様を有する。
[1](A)ひよこ豆由来成分と、
(B)大豆由来成分と、
(C)アーモンド由来成分と、
(D)食物繊維と、
(E)植物油脂と、
を含む飲料。
[2](F)オーツ麦由来成分をさらに含む、[1]に記載の飲料。
[3]前記(D)食物繊維が、難消化性デキストリン、イヌリン、ポリデキストロース及びグアーガム分解物からなる群から選択される少なくとも1種である、[1]又は[2]に記載の飲料。
[4]前記(E)植物油脂が、菜種油、ひまわり油、大豆油、こめ油、ヤシ油、パーム油及びアーモンド油からなる群から選択される少なくとも1種である、[1]~[3]のいずれかに記載の飲料。
[5]前記飲料全体に対するタンパク質の含有量が、0.5~5質量%である、[1]~[4]のいずれかに記載の飲料。
[6]前記飲料全体に対する前記(E)植物油脂の含有量が、0.5~5質量%である、[1]~[5]のいずれかに記載の飲料。
[7]ひよこ豆由来原料と、大豆由来原料と、アーモンド由来原料と、食物繊維と、植物油脂と、溶解水と、を混合する工程と、
前記混合する工程で得られた混合液を均質化する工程と、
を含む、飲料の製造方法。
[8]前記混合する工程において、オーツ麦由来原料をさらに混合する、[7]に記載の飲料の製造方法。
[9]前記ひよこ豆由来原料が、ひよこ豆タンパク質及びひよこ豆粉からなる群から選択される少なくとも1種である、[7]又は[8]に記載の飲料の製造方法。
[10]前記食物繊維が、難消化性デキストリン、イヌリン、ポリデキストロース及びグアーガム分解物からなる群から選択される少なくとも1種である、[7]~[9]のいずれかに記載の飲料の製造方法。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、植物由来原料が持つクセのある風味が抑制され、コクがある飲料及びその製造方法を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本明細書において、数値範囲に用いられる記号「~」は、その前後に記載された数値を下限値および上限値として含むことを意味する。
本発明の飲料全体に含まれる各成分の含有量は以下のとおり測定する。
タンパク質の含有量(質量%)は、燃焼法により測定する。
脂質の含有量(質量%)は、レーゼ・ゴットリーブ法により測定する。
灰分の含有量(質量%)は、直接灰化法により測定する。
水分の含有量(質量%)は、直接加熱乾燥法により測定する。
炭水化物の含有量(質量%)は、全ての成分の合計から前記4成分(タンパク質、脂質、灰分及び水分)の合計を減じて決定する(算出式:100-(タンパク質、脂質、灰分及び水分の4成分の合計値))。炭水化物の含有量には、脂質及びタンパク質以外の有機物(イソフラボン等)の含有量が包含される。
固形分は、水分以外の成分である。固形分の含有量(質量%)は、水分以外の含有量として、直接加熱乾燥法により測定された水分の含有量から算出する(算出式:100-水分の含有量=固形分の含有量)。
【0008】
〔飲料〕
本発明の一実施形態に係る飲料(以下、「本飲料」とも記す。)は、下記成分(A)~(E)を含む。
(A)ひよこ豆由来成分
(B)大豆由来成分
(C)アーモンド由来成分
(D)食物繊維
(E)植物油脂
【0009】
<(A)ひよこ豆由来成分>
「ひよこ豆由来成分」とは、ひよこ豆由来の固形分である。
ひよこ豆由来成分は、ひよこ豆タンパク質を含むことが好ましい。ひよこ豆由来成分は、ひよこ豆タンパク質以外の他の成分をさらに含んでいてもよい。
【0010】
本飲料は、典型的には、ひよこ豆由来成分の供給源として、ひよこ豆由来原料を含む。ひよこ豆由来原料はひよこ豆タンパク質以外の他の固形分を含んでいてもよい。
ひよこ豆由来原料としては、例えば、ひよこ豆タンパク質、ひよこ豆粉が挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよく2種以上を併用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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