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公開番号2025014879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117809
出願日2023-07-19
発明の名称金属膜片形成布およびその製造方法
出願人星和電機株式会社,学校法人 工学院大学
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類A01N 59/20 20060101AFI20250123BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】衣類、建築資材、その他各種布類に対して金属製膜した場合であっても、意匠性や風合いを阻害することなく、良好な抗菌効果を得ることができ、しかも簡単かつ安価に製造することができる金属膜片形成布およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属錯体および金属塩からなる群から選ばれる少なくとも1種とアンモニアおよびアミンから選ばれる少なくとも1種との反応生成物を有する金属前駆体液と、有機還元剤と、が含有されてなる金属膜片形成用組成物に、布を浸漬した後、乾燥させることで、少なくとも布2を構成する各フィラメントの表面に、金属膜片3を分散状態で形成してなり、25mm角の範囲で縦3列横3列の均等間隔の9点で測定した色差の平均が1.3以上6.5以下となされた金属膜片形成布1である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
金属錯体および金属塩からなる群から選ばれる少なくとも1種とアンモニアおよびアミンから選ばれる少なくとも1種との反応生成物を有する金属前駆体液と、有機還元剤と、が含有されてなる金属膜片形成用組成物に、布を浸漬した後、乾燥させることで、布を構成する各フィラメントの表面に、金属膜片を分散状態で形成してなり、
25mm角の範囲で縦3列横3列の均等間隔の9点で測定した色差の平均が1.3以上6.5以下となされたことを特徴とする金属膜片形成布。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
25mm角の範囲で縦3列横3列の均等間隔の9点で測定した色差の平均が1.3以上3.0以下となされた請求項1に記載の金属膜片形成布。
【請求項3】
平面の2点間での電気抵抗が100MΩ以上となされたことを特徴とする請求項1に記載の金属膜片形成布。
【請求項4】
30mm×30mmの大きさに切断し、殺菌処理した後、滅菌済みのシャーレに入れ、NBRC3972大腸菌をリン酸緩衝液で9×10

~3×10

cfu/mlの濃度に調製した試験菌液を0.1ml滴下し、35±1℃で48時間培養後、9.9mlのSCDLP培地を用いて十分に洗い出しを行った後、段階希釈により1:10000希釈水まで希釈し、各希釈菌液を寒天平板培養法により35±1℃で24時間培養した結果、抗菌活性値が2.0以上となる請求項1に記載の金属膜片形成布。
【請求項5】
金属がCuとなされた請求項1ないし4の何れか一に記載の金属膜片形成布。
【請求項6】
布は、天然繊維または合成繊維からなる請求項1に記載の金属膜片形成布。
【請求項7】
金属錯体および金属塩からなる群から選ばれる少なくとも1種とアンモニアおよびアミンから選ばれる少なくとも1種との反応生成物を有する金属前駆体液と、有機還元剤と、が含有されてなる金属膜片形成用組成物に、布を浸漬する工程と、
当該浸漬後の布を乾燥させる工程と、
によって、少なくとも布を構成する各フィラメントの表面に、金属膜片を分散状態で形成する金属膜片形成布の製造方法であって、
浸漬時間、浸漬温度を調整することで、25mm角の範囲で縦3列横3列の均等間隔の9点で測定した色差の平均を1.3以上6.5以下とすることを特徴とする金属膜片形成布の製造方法。
【請求項8】
浸漬時間、浸漬温度を調整することで、25mm角の範囲で縦3列横3列の均等間隔の9点で測定した色差の平均を1.3以上3.0以下とする請求項7に記載の金属膜片形成布の製造方法。
【請求項9】
浸漬時間、浸漬温度を調整することで、平面の2点間での電気抵抗が100MΩ以上となるように、少なくとも布を構成する各フィラメントの表面に金属膜片を分散状態で形成する請求項7に記載の金属膜片形成布の製造方法。
【請求項10】
25mm×25mmの大きさに切断し、殺菌処理した後、滅菌済みのシャーレに入れ、NBRC3972大腸菌をリン酸緩衝液で9×10

~3×10

cfu/mlの濃度に調製した試験菌液を0.1ml滴下し、35±1℃で48時間培養後、9.9mlのSCDLP培地を用いて十分に洗い出しを行った後、段階希釈により1:10000希釈水まで希釈し、各希釈菌液を寒天平板培養法により35±1℃で24時間培養した結果、抗菌活性値が2.0以上となるように、浸漬時間、浸漬温度を調整する請求項7に記載の金属膜片形成布の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、織布または不織布に、金属を分散状態で付与してなる金属膜片形成布とその製造方法とに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、繊維フィルタにCuなどの金属を製膜することで、消臭や殺菌などの効果を奏するようになされた消臭性繊維シートや殺菌性フィルタが知られている(例えば、特許文献1~3参照)。
【0003】
従来より、このようなシートやフィルタに金属製膜を行う方法として専用の溶液に浸漬して乾燥させることで製膜することが行われており、電気伝導性および熱伝導性が良好となるように製膜することが行われていた(例えば、特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭52-44458号公報
特開昭58-8530号公報
特開2006-14965号公報
特開2021-70873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の製膜方法の場合、金属製膜した殺菌性シートを衣類、建築資材、その他各種布類として使用するような場合、金属色が付きすぎてしまうので、意匠性が低下してしまうといった不都合を生じることとなる。
【0006】
また、上記従来の製膜方法のように、電気伝導性および熱伝導性が良好となるように製膜すると、製膜した基材表面の金属膜中では、広範囲の金属膜中を電子が自由に行き来することができる。すなわち、上記従来の製膜方法で製膜した金属膜は、金属および金属酸化物の表面から電子が放出され空気中の酸素と反応して超酸化物が発生し、その超酸化物が空気中の水分と反応して活性酸素が発生し、その活性酸素が抗菌性を発揮することとなるが、金属製膜した殺菌性シート全体が一つの導体となっているので、外的要因で金属膜の特定部位に電位差を生じるようなことがあると、自由電子の動きが制限されて電子の放出に偏りが生じやすくなり、当該金属膜全体が均等に抗菌作用を発揮し難くなってしまう。特に、この金属製膜した殺菌性シートを、衣類、建築資材、その他各種布類として使用するような場合、少量の金属膜片しか付着させないので、その影響が顕著となり、優れた抗菌性能が得られなくなってしまう。
【0007】
本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、衣類、建築資材、その他各種布類に対して金属製膜した場合であっても、意匠性や風合いを阻害することなく、良好な抗菌効果を得ることができ、しかも簡単かつ安価に製造することができる金属膜片形成布およびその製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明の金属膜片形成布は、金属錯体および金属塩からなる群から選ばれる少なくとも1種とアンモニアおよびアミンから選ばれる少なくとも1種との反応生成物を有する金属前駆体液と、有機還元剤と、が含有されてなる金属膜片形成用組成物に、布を浸漬した後、乾燥させることで、少なくとも布を構成する各フィラメントの表面に、金属膜片を分散状態で形成してなり、25mm角の範囲で縦3列横3列の均等間隔の9点で測定した色差の平均が1.3以上6.5以下となされたものである。また、この色差の平均が1.3以上3.0以下となされたものであってもよい。
【0009】
上記金属膜片形成布は、平面および表裏の2点間での電気抵抗が100MΩ以上となされたものであってもよい。
【0010】
上記金属膜片形成布は、20mm×20mmの大きさに切断し、殺菌処理した後、滅菌済みのシャーレに入れ、NBRC3972大腸菌をリン酸緩衝液で9×10

~3×10

cfu/mlの濃度に調製した試験菌液を0.1ml滴下し、35±1℃で48時間培養後、9.9mlのSCDLP培地を用いて十分に洗い出しを行った後、段階希釈により1:10000希釈水まで希釈し、各希釈菌液を寒天平板培養法により35±1℃で24時間培養した結果、抗菌活性値が2.0以上となるものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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