TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025014298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116760
出願日2023-07-18
発明の名称画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/00 20060101AFI20250123BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】簡易な方法で確実に転倒を防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置の連結機構9は、下側のペーパーフィーダー5Lの天板5Xに立設された2本のピン11と、2本の前記ピン11に外嵌される筒体21を有し、前記筒体21が前記ピン11のヘッド部11bに当接する上位置と、前記筒体21が前記ヘッド部11bから下方に離間する下位置の間を移動可能なピンガイド13と、上側の前記ペーパーフィーダー5Uの底板5Yに設けられて、2本の前記ピン11が挿入可能な2個の円筒部15と、前記円筒部15に支持されたロック部材17と、を備え、前記上側のペーパーフィーダー5Uが傾斜すると、一方の前記円筒部15と共に一方の前記ロック部材17が上方に移動して、該ロック部材17が、前記ヘッド部11bと前記筒体21との間に入り込むことで前記円筒部15からの前記ピン11の抜け出しが防止される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットに用紙を供給する複数個のペーパーフィーダーと、を備え、連結機構によって上下方向に連結された前記複数個のペーパーフィーダー上に前記画像形成ユニットが載置される画像形成装置であって、
前記連結機構は、
下側の前記ペーパーフィーダーの天板に所定の間隔を開けて立設された、それぞれ軸部と該軸部の上端に設けられたヘッド部とを有する2本のピンと、
2本の前記ピンのそれぞれの軸部に外嵌される筒体と該筒体を接続するバーとを有し、前記筒体が前記ヘッド部に当接する上位置と、前記筒体が前記ヘッド部から下方に離間する下位置の間を上下方向に移動可能なピンガイドと、
上側の前記ペーパーフィーダーの底板に設けられて、2本の前記ピンがそれぞれ挿入可能な2個の円筒部と、
2個の前記円筒部のそれぞれに、該円筒部の軸方向と交差する方向に沿って該円筒部の内側に向けて付勢されるように支持された2個のロック片を有する2個のロック部材と、を備え、
下側の前記ペーパーフィーダーに上側の前記ペーパーフィーダーが積み重ねられて2本の前記ピンが2個の前記円筒部に挿入されると、前記ロック部材によって前記円筒部が前記ピンガイドの前記筒体に係止されて、上側の前記ペーパーフィーダーが下側の前記ペーパーフィーダーに連結され、
前記上側のペーパーフィーダーが前記下側のペーパーフィーダーに対して傾斜すると、一方の前記円筒部と共に一方の前記ロック部材が上方に移動して、該ロック部材の前記ロック片が、前記ピンのヘッド部と前記ピンガイドの筒体との間に入り込むことで前記円筒部からの前記ピンの抜け出しが防止され、前記上側のペーパーフィーダーの前記下側のペーパーフィーダーからの離脱が防止されることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
下側の前記ペーパーフィーダーに上側の前記ペーパーフィーダーが積み重ねられて2本の前記ピンが2個の前記円筒部に挿入された後、前記上側のペーパーフィーダーが前記下側のペーパーフィーダーから持ち上げられると、
前記円筒部と共に前記ピンガイドが上方に移動して該ピンガイドの2個の筒体が2本の前記ピンのヘッド部に当接し、その後、2個の前記ロック部材のロック片が前記筒体から前記ヘッド部に沿って互いに反対方向に移動しながら上方に移動することで、前記ロック部材による前記円筒部の前記ピンガイドの筒体への係止が解除されて、前記上側のペーパーフィーダーが前記下側のペーパーフィーダーから離脱することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ピンのヘッド部は、外径が下方に向かって拡径するように形成され、
前記ピンガイドの筒体の上部は、外径が上方に向かって拡径するように形成され、
前記ヘッド部の最大外径と前記筒体の最大外径は等しいことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ロック部材の2個のロック片の互いに対向する面は、下向きに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上下方向に連結された複数個のペーパーフィーダー上に画像形成ユニットが載置される画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
上下方向に連結された複数個のペーパーフィーダー上に画像形成ユニットが載置される画像形成装置は、所定の高さを有し、さらに、重心が上方にあるため、転倒防止対策が必要になる。従来、上下のペーパーフィーダーは互いに連結部材を介してビスで固定されていたため、作業性が悪いという問題がある。
【0003】
転倒防止対策として、特許文献1に記載の画像形成装置には、ペーパーフィーダーに、本体部(画像形成ユニットに対応)のベースに対して上方に所定の隙間を開けて配置されて、ペーパーフィーダーに対する本体部の上方への移動を規制する係止部が設けられている。この転倒防止対策では、隙間の範囲内で本体部がペーパーフィーダーに対して移動するので、外部から加えられる振動が吸収されるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-247740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1の画像形成装置では、係止部を、本体部の上方への移動を規制する規制位置と、規制を解除する解除位置とに、レバーを手動で操作することで回動させるようになっている。このため、係止部が複数箇所に設けられていたり、ペーパーフィーダーの数が多かったりする場合は、作業性が悪くなるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記事情を考慮し、簡易な方法で確実に転倒を防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットに用紙を供給する複数個のペーパーフィーダーと、を備え、連結機構によって上下方向に連結された前記複数個のペーパーフィーダー上に前記画像形成ユニットが載置される画像形成装置であって、前記連結機構は、下側の前記ペーパーフィーダーの天板に所定の間隔を開けて立設された、それぞれ軸部と該軸部の上端に設けられたヘッド部とを有する2本のピンと、2本の前記ピンのそれぞれの軸部に外嵌される筒体と該筒体を接続するバーとを有し、前記筒体が前記ヘッド部に当接する上位置と、前記筒体が前記ヘッド部から下方に離間する下位置の間を上下方向に移動可能なピンガイドと、上側の前記ペーパーフィーダーの底板に設けられて、2本の前記ピンがそれぞれ挿入可能な2個の円筒部と、2個の前記円筒部のそれぞれに、該円筒部の軸方向と交差する方向に沿って該円筒部の内側に向けて付勢されるように支持された2個のロック片を有する2個のロック部材と、を備え、下側の前記ペーパーフィーダーに上側の前記ペーパーフィーダーが積み重ねられて2本の前記ピンが2個の前記円筒部に挿入されると、前記ロック部材によって前記円筒部が前記ピンガイドの前記筒体に係止されて、上側の前記ペーパーフィーダーが下側の前記ペーパーフィーダーに連結され、前記上側のペーパーフィーダーが前記下側のペーパーフィーダーに対して傾斜すると、一方の前記円筒部と共に一方の前記ロック部材が上方に移動して、該ロック部材の前記ロック片が、前記ピンのヘッド部と前記ピンガイドの筒体との間に入り込むことで前記円筒部からの前記ピンの抜け出しが防止され、前記上側のペーパーフィーダーの前記下側のペーパーフィーダーからの離脱が防止されることを特徴とする。
【0008】
本発明において、下側の前記ペーパーフィーダーに上側の前記ペーパーフィーダーが積み重ねられて2本の前記ピンが2個の前記円筒部に挿入された後、前記上側のペーパーフィーダーが前記下側のペーパーフィーダーから持ち上げられると、前記円筒部と共に前記ピンガイドが上方に移動して該ピンガイドの2個の筒体が2本の前記ピンのヘッド部に当接し、その後、2個の前記ロック部材のロック片が前記筒体から前記ヘッド部に沿って互いに反対方向に移動しながら上方に移動することで、前記ロック部材による前記円筒部の前記ピンガイドの筒体への係止が解除されて、前記上側のペーパーフィーダーが前記下側のペーパーフィーダーから離脱することを特徴としてもよい。
【0009】
本発明において、前記ピンのヘッド部は、外径が下方に向かって拡径するように形成され、前記ピンガイドの筒体の上部は、外径が上方に向かって拡径するように形成され、前記ヘッド部の最大外径と前記筒体の最大外径は等しいことを特徴としてもよい。
【0010】
本発明において、前記ロック部材の2個のロック片の互いに対向する面は、下向きに傾斜していることを特徴としてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
凸版印刷版原版
2か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
1か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
26日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
3か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
12日前
株式会社リコー
画像形成システム
3か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
18日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
18日前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
2か月前
デュプロ精工株式会社
孔版印刷装置
5日前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
補助部材
1か月前
イーデーエム株式会社
熱転写プリンタ
4日前
ブラザー工業株式会社
液体容器
12日前
ブラザー工業株式会社
インク容器
12日前
ブラザー工業株式会社
インク容器
12日前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
2か月前
ブラザー工業株式会社
インク容器
12日前
ブラザー工業株式会社
インク容器
12日前
ブラザー工業株式会社
インク容器
12日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
3か月前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
1か月前
続きを見る