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公開番号
2025014249
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116643
出願日
2023-07-18
発明の名称
制御装置、制御システム、制御方法、及び、プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
12/033 20210101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】セキュア分散データ転送において、シェアの盗聴・復号を防止し、複数のデータ転送経路を設定することが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】複数の無線中継ノードと、複数の送信先ノードを含むデータ転送システムを制御する制御装置が、第1の中継元の無線中継ノードが、第1の電波到達範囲内に、単一の中継先の無線中継ノードが存在する場合には、第1の無線信号出力値と、単一の中継先の無線中継ノードを、表示装置へ表示し、第1の電波到達範囲内に、複数の中継先の無線中継ノードが存在する場合には、第1の無線信号出力値より小さい第2の無線信号出力値と、第2の電波到達範囲内に存在する無線中継ノードを、表示装置へ表示し、第1の電波到達範囲内に、中継先の無線中継ノードが存在しない場合には、第1の無線信号出力値より大きい第3の無線信号出力値と、第3の電波到達範囲内に存在する無線中継ノードを、表示装置へ表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の無線中継ノードと、
複数の送信先ノードを含むデータ転送システムを制御する制御装置が、
前記複数の無線中継ノードの中の、データを閾値秘密分散法により分割した複数のシェアを送信する1つの送信元ノードの指定と、
複数の送信先ノードの中の第1の送信先ノードと第2の送信先ノードの指定と、
前記送信元ノードと前記第1の送信先ノードとの間の1又は複数の前記無線中継ノードを介する第1のデータ転送経路に属する第1の中継元の前記無線中継ノードの指定と、
前記送信元ノードと前記第2の送信先ノードとの間の1又は複数の前記無線中継ノードを介する第2のデータ転送経路に属する第2の中継元の前記無線中継ノードの指定と、
前記第1の中継元の前記無線中継ノードの無線信号出力値の指定と、
前記第2の中継元の前記無線中継ノードの無線信号出力値の指定を受ける、データ入力部と、
前記データ入力部で受けた、前記第1の送信先ノードと前記第2の送信先ノードの指定と、前記第1の中継元の前記無線中継ノードの指定と、前記第2の中継元の前記無線中継ノードの指定と、前記第1の中継元の前記無線中継ノードの前記無線信号出力値の指定と、前記第2の中継元の前記無線中継ノードの前記無線信号出力値の指定に従って、前記無線中継ノードを選択し、選択した前記無線中継ノードの各々に、前記無線信号出力値を設定して、前記第1のデータ転送経路と前記第2のデータ転送経路を設定する、データ転送経路設定部を含み、
前記データ入力部が、前記第1の中継元の前記無線中継ノードの指定又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードの指定を受けると、
前記データ転送経路設定部は、
位置関連情報を参照し、
前記第1の中継元の前記無線中継ノード又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードが第1の無線信号出力値で無線信号を出力した場合の第1の電波到達範囲内に、単一の中継先の前記無線中継ノードが存在する場合には、前記第1の無線信号出力値と、前記単一の中継先の前記無線中継ノードを、表示装置へ表示し、
前記第1の中継元の前記無線中継ノード又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードが前記第1の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第1の電波到達範囲内に、複数の中継先の前記無線中継ノードが存在する場合には、前記第1の無線信号出力値より小さい第2の無線信号出力値と、前記第2の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の第2の電波到達範囲内に存在する前記無線中継ノードを、前記表示装置へ表示し、
前記第1の中継元の前記無線中継ノード又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードが前記第1の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第1の電波到達範囲内に、中継先の前記無線中継ノードが存在しない場合には、前記第1の無線信号出力値より大きい第3の無線信号出力値と、前記第3の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の第3の電波到達範囲内に存在する前記無線中継ノードを、前記表示装置へ表示する、制御装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記位置関連情報は、
前記無線中継ノードの位置と、
前記無線中継ノードの前記第1の無線信号出力値と、前記第2の無線信号出力値と、前記第3の無線信号出力値と、前記第1の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第1の電波到達範囲と、前記第2の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第2の電波到達範囲と、前記第3の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第3の電波到達範囲と、前記複数の送信先ノードの位置を含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
更に、前記位置関連情報を格納する、位置関連情報格納部を含む、請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記位置関連情報格納部に、前記位置関連情報を設定する、位置関連情報設定部を更に含む、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記データ転送経路設定部は、前記送信元ノードが、前記無線中継ノードへ、指向性を有する無線電波により無線信号を送信するように、前記送信元ノードを設定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第1のデータ転送経路と、前記第2のデータ転送経路は、別々の前記シェアを転送する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
複数の無線中継ノードと、複数の送信先ノードを含むデータ転送システムと、
表示装置と、
前記データ転送システムを制御する、請求項1に記載の制御装置
を含む、制御システム。
【請求項8】
前記第1のデータ転送経路と、前記第2のデータ転送経路は、別々の前記シェアを転送する、請求項7に記載の制御システム。
【請求項9】
複数の無線中継ノードと、
複数の送信先ノードを含むデータ転送システムを制御する制御装置が、
前記複数の無線中継ノードの中の、データを閾値秘密分散法により分割した複数のシェアを送信する1つの送信元ノードの指定と、
複数の送信先ノードの中の第1の送信先ノードと第2の送信先ノードの指定と、
前記送信元ノードと前記第1の送信先ノードとの間の1又は複数の前記無線中継ノードを介する第1のデータ転送経路に属する第1の中継元の前記無線中継ノードの指定と、
前記送信元ノードと前記第2の送信先ノードとの間の1又は複数の前記無線中継ノードを介する第2のデータ転送経路に属する第2の中継元の前記無線中継ノードの指定と、
前記第1の中継元の前記無線中継ノードの無線信号出力値の指定と、
前記第2の中継元の前記無線中継ノードの無線信号出力値の指定を受ける、データ入力部と、
前記データ入力部で受けた、前記第1の送信先ノードと前記第2の送信先ノードの指定と、前記第1の中継元の前記無線中継ノードの指定と、前記第2の中継元の前記無線中継ノードの指定と、前記第1の中継元の前記無線中継ノードの前記無線信号出力値の指定と、前記第2の中継元の前記無線中継ノードの前記無線信号出力値の指定に従って、前記無線中継ノードを選択し、選択した前記無線中継ノードの各々に、前記無線信号出力値を設定して、前記第1のデータ転送経路と前記第2のデータ転送経路を設定する、データ転送経路設定部を含み、
前記データ入力部が、前記第1の中継元の前記無線中継ノードの指定又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードの指定を受けると、
前記データ転送経路設定部は、
位置関連情報を参照し、
前記第1の中継元の前記無線中継ノード又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードが第1の無線信号出力値で無線信号を出力した場合の第1の電波到達範囲内に、単一の中継先の前記無線中継ノードが存在する場合には、前記第1の無線信号出力値と、前記単一の中継先の前記無線中継ノードを、表示装置へ表示し、
前記第1の中継元の前記無線中継ノード又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードが前記第1の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第1の電波到達範囲内に、複数の中継先の前記無線中継ノードが存在する場合には、前記第1の無線信号出力値より小さい第2の無線信号出力値と、前記第2の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の第2の電波到達範囲内に存在する前記無線中継ノードを、前記表示装置へ表示し、
前記第1の中継元の前記無線中継ノード又は前記第2の中継元の前記無線中継ノードが前記第1の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の前記第1の電波到達範囲内に、中継先の前記無線中継ノードが存在しない場合には、前記第1の無線信号出力値より大きい第3の無線信号出力値と、前記第3の無線信号出力値で前記無線信号を出力した場合の第3の電波到達範囲内に存在する前記無線中継ノードを、前記表示装置へ表示する、制御方法。
【請求項10】
前記第1のデータ転送経路と、前記第2のデータ転送経路は、別々の前記シェアを転送する、請求項9に記載の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御システム、制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
セキュア分散データ転送に関する文献としては、以下のような文献が挙げられる。
【0003】
特許文献1は、秘密分散法により送信データを複数の断片データに分割し、各断片データをそれぞれの送信経路に送信し、各送信経路から受信された各断片データを、秘密分散法により送信データに復元する、データ転送システムに関するものである。
【0004】
特許文献2は、秘密情報の悪意の通信機器による傍受を抑制する秘密情報送信装置等に関するものである。
【0005】
特許文献3は、分散情報を、安全性と秘密情報の復元性を保ちながら、ネットワークにより転送先ノード群へ分配・転送する、分散情報転送システムに関するものである。
【0006】
特許文献4は、移動ノードの周囲に存在する固定ノードの分布密度の影響を受けずに、移動ノードの現存エリアを高精度に検出できる、マルチホップにより構成された無線センサネットワークシステムにおける無線センサ端末に関するものである。
【0007】
特許文献5は、無線ネットワークの全域について、ほぼリアルタイムでネットワークの状態を観測できる、ネットワーク解析システムに関するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-206345号公報
特開2014-155153号公報
特開2012-100140号公報
特開2010-233011号公報
特開2008-153868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
以下の分析は、本発明者によって与えられたものである。
【0010】
元データを複数の暗号データ(シェア)に分割する暗号化方式として、閾値以上のシェアの取得により、元データを復元することができる、閾値秘密分散法(Threshold Secret Sharing Scheme)が知られている。
(【0011】以降は省略されています)
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