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公開番号
2025014205
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116541
出願日
2023-07-18
発明の名称
センサユニット及びセンサユニット付き飛行体
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
G08B
17/10 20060101AFI20250123BHJP(信号)
要約
【課題】早い段階で火災位置を特定しやすくできるセンサユニット及びセンサユニット付き飛行体を提供する。
【解決手段】複数のプロペラ14の回転によって飛行する飛行体10に設置されるセンサユニット20であって、前記飛行体10は、前記複数のプロペラ14が前記飛行体10の下面方向に送風することで飛行し、前記飛行体10の上面に取り付けられる取付体21と、前記取付体21の側面22に固定されるセンサと、を備え、前記センサは、煙を検知する煙センサ31及び匂いを検知する匂いセンサ41のうち少なくとも一方であり、前記プロペラ14より上方に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体に設置されるセンサユニットであって、
前記飛行体は、前記複数のプロペラが前記飛行体の下面方向に送風することで飛行し、
前記飛行体の上面に取り付けられる取付体と、
前記取付体の側面に固定されるセンサと、を備え、
前記センサは、煙を検知する煙センサ及び匂いを検知する匂いセンサのうち少なくとも一方であり、前記プロペラより上方に配置されている、センサユニット。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記煙センサ及び前記匂いセンサのうち少なくとも一方のセンサは、前記取付体の全周に4つ以上配置され、
前記取付体を取り囲む方向に隣接するセンサのそれぞれと前記取付体の上下方向に直交する断面の重心とを結んだ線分のなす角度は、すべての隣接するセンサにおいて90度以下である、請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記煙センサ及び前記匂いセンサの両方を備え、
前記煙センサ及び前記匂いセンサは、前記取付体の上下方向において同一の位置に設けられ、前記取付体を取り囲む方向に交互に配置されている、請求項2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記取付体の上下方向に直交する断面の形状は円形状である、請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記取付体に固定された赤外線カメラを備えている、請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項6】
複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体であって、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のセンサユニットが設置されているセンサユニット付き飛行体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサユニット及びセンサユニット付き飛行体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体にカメラを設置し、カメラで撮影した映像を利用して、火災の位置を特定する技術が知られている。例えば下記特許文献1には、カメラで撮影した撮影データの炎や煙の動きに基づいて火災を検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-180374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
炎や煙をカメラで撮影できる段階では、火は燃え広がっているおそれがある。このため、上記のような構成では、早い段階で火災位置を特定しにくいという問題があった。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、早い段階で火災位置を特定しやすくできるセンサユニット及びセンサユニット付き飛行体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のセンサユニットは、複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体に設置されるセンサユニットであって、前記飛行体は、前記複数のプロペラが前記飛行体の下面方向に送風することで飛行し、前記飛行体の上面に取り付けられる取付体と、前記取付体の側面に固定されるセンサと、を備え、前記センサは、煙を検知する煙センサ及び匂いを検知する匂いセンサのうち少なくとも一方であり、前記プロペラより上方に配置されているものである。
【0007】
本発明のセンサユニット付き飛行体は、複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体であって、前記センサユニットが設置されているものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、プロペラより高い位置に配置されたセンサは、プロペラの風に邪魔されずに煙又は匂いを検知できる。これによって、カメラで撮影できる段階よりも早い段階で火災位置を特定しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施例におけるセンサユニット付き飛行体を示す一部断面図
センサユニット付き飛行体を示す断面図であって、図1のA-A位置における断面に相当する断面図
センサユニット付き飛行体を示す断面図であって、図1のB-B位置における断面に相当する断面図
他の実施例(1)におけるセンサユニット付き飛行体のセンサユニットを拡大して示す一部拡大断面図
他の実施例(2)におけるセンサユニット付き飛行体を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の好ましい形態を以下に示す。
[1]本発明のセンサユニットは、複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体に設置されるセンサユニットであって、前記飛行体は、前記複数のプロペラが前記飛行体の下面方向に送風することで飛行し、前記飛行体の上面に取り付けられる取付体と、前記取付体の側面に固定されるセンサと、を備え、前記センサは、煙を検知する煙センサ及び匂いを検知する匂いセンサのうち少なくとも一方であり、前記プロペラより上方に配置されている。このような構成によれば、プロペラより高い位置に配置されたセンサは、プロペラの風に邪魔されずに煙又は匂いを検知できる。これによって、カメラで撮影できる段階よりも早い段階で火災位置を特定しやすくできる。
[2]上記[1]に記載のセンサユニットにおいて、前記煙センサ及び前記匂いセンサのうち少なくとも一方のセンサは、前記取付体の全周に4つ以上配置され、前記取付体を取り囲む方向に隣接するセンサのそれぞれと前記取付体の上下方向に直交する断面の重心とを結んだ線分のなす角度は、すべての隣接するセンサにおいて90度以下であるものでもよい。このような構成によれば、取付体の全方位に配置されたセンサによって煙又は匂いを検知し、煙又は匂いが発生している方向を判断できるから、早い段階で火災位置を特定しやすくできる。
[3]上記[1]又は[2]に記載のセンサユニットにおいて、前記煙センサ及び前記匂いセンサの両方を備え、前記煙センサ及び前記匂いセンサは、前記取付体の上下方向において同一の位置に設けられ、前記取付体を取り囲む方向に交互に配置されているものでもよい。このような構成によれば、煙センサと匂いセンサとの両方を備えているから、例えば初期火災で煙が出ていなくても匂いを検知することで火災位置を特定しやすくできる。煙センサ及び匂いセンサは、取付体の上下方向において同一の位置に設けられているから、煙センサと匂いセンサとの両方を高い位置に配置できる。煙センサ及び匂いセンサは、取付体を取り囲む方向に交互に配置されているから、取付体の全方位で煙及び匂いの両方を検知できる。
[4]上記[1]から[3]のいずれかに記載のセンサユニットにおいて、前記取付体の上下方向に直交する断面の形状は円形状であるものでもよい。このような構成によれば、飛行によって取付体に作用する空気抵抗を減らすことができるから、飛行体の燃費の悪化を抑制できる。
[5] 上記[1]から[4]のいずれかに記載のセンサユニットは、前記取付体に固定された赤外線カメラを備えているものでもよい。このような構成によれば、温度変化を可視化できるから、煙や匂いが弱い場合でも火災位置を特定しやすくできる。
[6]本発明のセンサユニット付き飛行体は、複数のプロペラの回転によって飛行する飛行体であって、上記[1]から[5]のいずれか一項に記載のセンサユニットが設置されているものでもよい。このような構成によれば、センサユニット付き飛行体は、地上を走行して到達しにくい場所や人が近づきにくい場所に行きやすい。プロペラより高い位置に配置されたセンサは、プロペラの風に邪魔されずに煙又は匂いを検知できる。したがって、地上を走行して到達しにくい場所や人が近づきにくい場所でも早い段階で火災位置を特定しやすくできる。
(【0011】以降は省略されています)
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