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公開番号2025014152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116432
出願日2023-07-18
発明の名称工作機械
出願人DMG森精機株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B23B 23/00 20060101AFI20250123BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】ワークの加工精度を向上させることが可能な回転テーブルユニットと、そのような回転テーブルユニットを備える工作機械と、を提供する。
【解決手段】回転テーブルユニット100は、所定軸101を中心に回転可能な回転テーブル21と、所定軸101の軸方向において、回転テーブル21と対向して配置される心押し台41と、回転テーブル21を支持する第1支持部36と、心押し台41を支持する第2支持部32と、第1支持部36および第2支持部32を接続する接続部38とを有し、回転テーブル21および心押し台41を保持し、回転テーブル21の回転時に所定軸101の周方向に固定されている保持部材31とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワークが配置され、所定軸を中心に回転可能な回転テーブルと、
前記所定軸の軸方向において、前記回転テーブルと対向して配置される心押し台と、
前記回転テーブルを支持する第1支持部と、前記心押し台を支持する第2支持部と、前記第1支持部および前記第2支持部を接続する接続部とを有し、前記回転テーブルおよび前記心押し台を保持し、前記回転テーブルの回転時に前記所定軸の周方向に固定されている保持部材とを備える、回転テーブルユニット。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記心押し台は、
前記所定軸の軸上で延びるセンターと、
油圧が供給されることによって、前記センターを前記所定軸の軸方向にスライドさせるスライド機構と、
前記スライド機構に対する油圧の非供給時、前記センターを前記回転テーブルに配置されたワークと当接する位置に固定するロック機構とを有する、請求項1に記載の回転テーブルユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の回転テーブルユニットと、
前記回転テーブルユニットを加工エリアの内外の間で搬送する搬送装置とを備える、工作機械。
【請求項4】
前記加工エリア内に設けられるベース部材と、
前記ベース部材に前記回転テーブルユニットが載置された場合に、前記ベース部材および前記回転テーブルユニットの間で流体通路を接続するカプラーと、
前記ベース部材に前記回転テーブルユニットが載置された場合に、前記ベース部材および前記回転テーブルユニットの間で係合し、前記ベース部材に対する前記保持部材の回転動作を規制する回り止め機構とをさらに備える、請求項3に記載の工作機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、回転テーブルユニットおよび工作機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
たとえば、特開2017-13140号公報(特許文献1)には、移動自在な刃物台部と、鉛直方向に延びる回転中心軸を中心に回転可能な回転テーブルとを備え、刃物台部に保持された旋削工具で回転テーブルに載置固定されたワークを旋削加工する立旋盤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-13140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1に開示されるように、ワークを回転させながら固定工具でワークを加工する旋削加工を、5軸加工機等の回転テーブルを備える工作機械で実施することが知られている。このような工作機械で長尺のワークを旋削加工する場合、回転テーブルの回転中心に対するワークの振れ量が大きくなるため、ワークの加工精度が低下するおそれがある。
【0005】
そこでこの発明の目的は、ワークの加工精度を向上させることが可能な回転テーブルユニットと、そのような回転テーブルユニットを備える工作機械とを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に従った回転テーブルユニットは、所定軸を中心に回転可能な回転テーブルと、所定軸の軸方向において、回転テーブルと対向して配置される心押し台と、回転テーブルを支持する第1支持部と、心押し台を支持する第2支持部と、第1支持部および第2支持部を接続する接続部とを有し、回転テーブルおよび心押し台を保持し、回転テーブルの回転時に所定軸の周方向に固定されている保持部材とを備える。
【0007】
この発明に従った工作機械は、上記の回転テーブルユニットと、回転テーブルユニットを加工エリアの内外の間で搬送する搬送装置とを備える。
【発明の効果】
【0008】
この発明に従えば、ワーク加工の精度を向上させることが可能な回転テーブルユニットと、そのような回転テーブルユニットを備える工作機械とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の実施の形態における回転テーブルユニットを示す斜視図である。
図1中の回転テーブルユニットを備える工作機械の内部構造を示す上面図である。
図2中のIII-III線上の矢視方向に見た工作機械を示す断面図である。
図3中の工作機械(回転テーブルユニットの搬送時)を示す断面図である。
心押し台の内部構造(ワークのクランプ時)を模式的に示す図である。
心押し台の内部構造(ワークのアンクランプ時)を模式的に示す図である。
保持部材の回り止め機構を説明するための工作機械の断面図である。
保持部材の回り止め機構を説明するための工作機械の別の断面図である。
図7中の回り止め機構の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)

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