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公開番号
2025014131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116380
出願日
2023-07-18
発明の名称
超音波センサ
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
H04R
17/00 20060101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】金属板を用いずに、配線付けを可能とする。
【解決手段】圧電体111、当該圧電体111のうちの一方向における一面に設けられた第1の電極112、および、圧電体111のうちの一方向における他面に設けられた第2の電極113を有し、縦変位以外の変位を行う圧電素子11と、第1の電極112に対して電気的に接続された第1の配線12と、第2の電極113に対して電気的に接続された第2の配線13と、一面が、圧電素子11のうちの一方向に垂直な方向における一面に接続された音響整合層14とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圧電体、当該圧電体のうちの一方向における一面に設けられた第1の電極、および、圧電体のうちの一方向における他面に設けられた第2の電極を有し、縦変位以外の変位を行う圧電素子と、
前記第1の電極に対して電気的に接続された第1の配線と、
前記第2の電極に対して電気的に接続された第2の配線と、
一面が、前記圧電素子のうちの前記一方向に垂直な方向における一面に接続された音響整合層と
を備えた超音波センサ。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記第1の配線は、前記第1の電極に半田付けされ、
前記第2の配線は、前記第2の電極に半田付けされた
ことを特徴とする請求項1記載の超音波センサ。
【請求項3】
前記音響整合層における一面に設けられ、前記第1の電極に電気的に接続された第1の金属薄膜と、
前記音響整合層における一面に設けられ、前記第2の電極に電気的に接続された第2の金属薄膜とを備え、
前記第1の配線は、前記第1の金属薄膜に導電性接着材により接続され、
前記第2の配線は、前記第2の金属薄膜に導電性接着材により接続された
ことを特徴とする請求項1記載の超音波センサ。
【請求項4】
前記圧電素子は、横変位を行う圧電素子である
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の超音波センサ。
【請求項5】
前記圧電素子は、すべり変位を行う圧電素子である
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の超音波センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、圧電素子を用いた超音波センサに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
圧電素子を用いた超音波センサでは、電極に挟まれた圧電体に電圧を印加させることで超音波を発生させる。
この従来の超音波センサ1bの構成例について、図3を参照しながら説明する。
【0003】
従来の超音波センサ1bは、例えば図3に示すように、圧電素子11b、金属板15b、第1の配線12b、第2の配線13b、および、音響整合層14bを備えている。
【0004】
圧電素子11bは、縦変位(一般的に33方向とも呼ばれる)を行う圧電素子である。この圧電素子11bは、図3に示すように、圧電体111b、第1の電極112b、および、第2の電極113bを有している。
第1の電極112bは、圧電体111bのうちの上面に設けられた膜状の電極である。
第2の電極113bは、圧電体111bのうちの下面に設けられた膜状の電極である。
【0005】
金属板15bは、一面が、圧電素子11bにおける一方の電極(図3では、第2の電極113b)に接続された金属製の板部材である。
【0006】
第1の配線12bは、第1の電極112bに対して電気的に接続される。
図3では、第1の配線12bは、一端が第1の電極112bに直接半田付けされることで、第1の電極112bに対して電気的に接続されている。なお、図3において、符号121bは半田を示している。
【0007】
第2の配線13bは、第2の電極113bに対して電気的に接続される。
図3では、第2の配線13bは、一端が金属板15bにおける一面に半田付けされることで、この金属板15bを介して第2の電極113bに対して電気的に接続されている。なお、図3において、符号131bは半田を示している。
【0008】
音響整合層14bは、一面が、金属板15bにおける他面に接続された部材である。
【0009】
このように、従来の超音波センサ1bでは、縦変位を行う圧電素子11bを用いている。この場合、上記縦変位の方向と超音波の発生方向とが同じ方向となり、すなわち圧電素子11bにおける電極がある方向と超音波の発生方向とが同じ方向となる。よって、この場合、超音波センサ1bでは、超音波発生面に対する配線付けが必要となる。なお、図3において、太線の矢印は超音波の発生方向を示している。
ここで、第1の電極112bに対する配線付けについては問題なく実施可能である。一方、第2の電極113bに対する配線付けでは、第2の電極113b側には音響整合層14bを取り付ける必要があり且つ第2の電極113bが膜状(例えば100um程度)であるため、第2の電極113bに対して直接配線付けを行うことは困難である。そのため、従来の超音波センサ1bでは、圧電素子11bと音響整合層14bとの間に金属板15bを設け、この金属板15bに対する配線付けを行っている。なお、図3において、破線の矢印は、半田付け箇所から第2の電極113bへの電気パスを示している。
【0010】
例えば特許文献1では、金属板でキャップを作り、このキャップに接続した端子板から電圧を印加する構成を採用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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