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公開番号2025013680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024198007,2023112765
出願日2024-11-13,2020-10-05
発明の名称管穿孔装置
出願人コスモ工機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16L 55/00 20060101AFI20250117BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】首部内面に形成された凹状弁座部が、穿孔により生じた切り粉の進入で不具合を生じることなく、清浄な状態で作業弁体と接触し、高い密封性を維持することができる管穿孔装置を提供すること。
【解決手段】流体管101を密封状に外嵌する分割構造の筐体105と、筐体105の首部105d内に設けられた凹状弁座部105iに接離する作業弁体131を備え首部105dに着脱可能に構成された作業弁103と、筐体105内に挿入され流体管101を不断流状態で穿孔する切断刃を有するカッタ172及びカッタ172を進退させる進退機構173を備えた穿孔機107と、を少なくとも有する管穿孔装置であって、首部105dに、筐体105内の流体とともに切り粉を排出する吸引管280が設けられている。
【選択図】図30
特許請求の範囲【請求項1】
流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、前記筐体の首部内に設けられた凹状弁座部に接離する作業弁体を備え前記首部に着脱可能に構成された作業弁と、前記筐体内に挿入され前記流体管を不断流状態で穿孔する切断刃を有するカッタ及び該カッタを進退させる進退機構を備えた穿孔機と、を少なくとも有する管穿孔装置であって、
前記首部に、前記筐体内の流体とともに切り粉を排出する吸引管が設けられていることを特徴とする管穿孔装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記吸引管は、前記首部内に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の管穿孔装置。
【請求項3】
前記吸引管は、前記凹状弁座部に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の管穿孔装置。
【請求項4】
前記吸引管は、前記凹状弁座部の開口に沿って被覆可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の管穿孔装置。
【請求項5】
前記吸引管に、該吸引管内を開閉可能なバルブが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の管穿孔装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、この筐体の内部を開閉する作業弁体を備えた作業弁と、この筐体内にて不断流状態で流体管を穿孔、切削若しくは切断する穿孔機と、を有する管穿孔装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の管穿孔装置は、既設の流体管に分割構造の筐体(割T字管)を密封状に外嵌し、この筐体を構成する首部の開放端部に穿孔機を接続して、この穿孔機によって筐体内部の流体管を穿孔した後、この筐体に設けられた作業弁によって、筐体の首部内を一時的に密封状に閉塞し、穿孔後の穿孔機に替えて管接続部材を筐体の開放端部に接続するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-28058号公報(第3頁、第3図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1にあっては、穿孔機により流体管の管壁を穿孔する際に発生する切り粉が、筐体の首部内に進入し、当該首部を開閉するための作業弁体に接する首部内面の弁座部に滞留してしまい、当該切り粉が作業弁体と弁座部との接触部分に干渉することで、作業弁による密封性を維持できない等の不具合の問題があった。特に、作業弁体との高い密着性を得るべく、首部の内面に作業弁体の周縁部を挿入可能な凹形状の弁座部を形成する場合があり、このような凹形状の弁座部には切り粉が滞留し易く、密封性を損なう虞が高まっていた。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、首部内面に形成された凹状弁座部が、穿孔により生じた切り粉の進入で不具合を生じることなく、清浄な状態で作業弁体と接触し、高い密封性を維持することができる管穿孔装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明の管穿孔装置は、
流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、前記筐体の首部内に設けられた凹状弁座部に接離する作業弁体を備えた作業弁と、前記筐体内に挿入され前記流体管を不断流状態で穿孔するカッタを備えた穿孔機と、を少なくとも有する管穿孔装置であって、
前記首部内の前記凹状弁座部の開口を開閉可能に移動する筒状部を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、筐体の首部内の凹状弁座部の開口を筒状部により閉塞することで、筐体内の流体管の穿孔により生じる切り粉が凹状弁座部内に進入することを防止できるため、この筒状部を開放した清浄な凹状弁座部に作業弁体を接触させることができ、筐体を密封することができる。
【0007】
前記筒状部は、前記首部の内面に沿ってスライド可能に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部を首部の内面に沿ってスライドさせることで、この筒状部の移動の精度を向上させ、凹状弁座部を確実に開閉できる。
【0008】
前記凹状弁座部よりも前記流体管側とは反対側の前記筒状部の外周部に、前記首部の内面との間をシールする密封材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部の外周部と首部の内面との隙間を密封材によりシールすることで、不断流状態での穿孔を行うことができる。
【0009】
前記筒状部の開口端近傍の内周部に、内径方向に突出した突出部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部の内周部に滞留した切り粉を落下させることなく、突出部によって滞留させることができる。
【0010】
前記穿孔機は、前記カッタを収容するとともに前記筐体の前記首部に着脱される収容筒を有し、該収容筒の先端部が前記筒状部であることを特徴としている。
この特徴によれば、首部に収容筒を着脱すると同時に、その先端の筒状部によって凹状弁座部の開口を開閉することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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