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公開番号2025012987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116221
出願日2023-07-14
発明の名称作業装置
出願人コスモ工機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16L 55/00 20060101AFI20250117BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】弁座に滞留している異物を確実に外部に排出することができる作業装置を提供すること。
【解決手段】流体管2を密封状に外嵌する筐体3と、筐体3内を開閉可能な弁体4c(弁体)及び凹溝部4d(弁座)と、を少なくとも有し、筐体3内の穿孔機7による流体管2の穿孔に関連する作業が可能であって、筐体3は、流体管2の管軸S1に対し交差する筒状部3aを有し、筒状部3aは、凹溝部4dに対し軸方向に離れた位置にスリーブ部10を有し、スリーブ部10は、筒状部3a内に挿入される作業具としての排出装置30、撮像装置50、検出装置60等を接続可能であるとともに、排出装置30、撮像装置50、検出装置60を凹溝部4dに向けて傾斜する方向に案内する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
流体管を密封状に外嵌する筐体と、前記筐体内を開閉可能な弁体及び弁座と、を少なくとも有し、前記筐体内の穿孔機による前記流体管の穿孔に関連する作業が可能な作業装置であって、
前記筐体は、前記流体管の管軸に対し交差する筒状部を有し、
前記筒状部は、前記弁座に対し軸方向に離れた位置にスリーブ部を有し、
前記スリーブ部は、前記筒状部内に挿入される作業具を接続可能であるとともに、該作業具を前記弁座に向けて傾斜する方向に案内することを特徴とする作業装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記スリーブ部は、前記筒状部の周壁に対し斜めに固定されたスリーブにて構成されることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項3】
前記筒状部は、略水平方向に延設され、
前記スリーブ部は、前記作業具を前記弁座における底部に向けて傾斜する方向に案内することを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項4】
前記スリーブ部は、前記作業具が案内される前記弁座の特定位置に対し径方向の対向側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項5】
前記スリーブ部は、前記流体管と前記弁座との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項6】
前記スリーブ部は、前記作業具を接続可能な接続部を有することを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項7】
前記スリーブ部は、前記接続部よりも内径方向に突出する雌ネジ部を有することを特徴とする請求項6に記載の作業装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体管に外嵌された筐体内の流体管の穿孔に関連する作業が可能な作業装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水やガス等が流れる既設の流路を他の流路と接続する作業等を行う場合において、例えば、既設流体管に対しケースを密封状に取付け、該ケースの先端に、内部を開閉可能とする作業弁装置を取付けるとともに、該作業弁装置にカッタ及び駆動部を有する穿孔機を設置し、作業弁を開放した状態で駆動部によりカッタを進入させて、不断流状態でケース内において流体管の一部を穿孔するものがある。
【0003】
このような穿孔装置にて既設流体管の一部を穿孔した場合、作業弁装置の先端に取付けた穿孔機に替えて、穿孔の際に生じた切粉を排出するための排出機を筐体に取付け、排出機の排出管を作業弁装置及びケースの内部に挿入し、内部に散在している切粉を吸引して流体とともに外部に排出できるようにしたもの等がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/49922号(第4頁、第6図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の穿孔装置にあっては、排出管は、作業弁装置及びケースに対しフレキシブル筒を介して接続されていることで、作業弁装置及びケースに対し排出管を自在に傾斜させることで、排出管の先端を内部の所望の位置に移動させることができるため、作業弁装置及びケース内に切粉が散在しても排出することが可能である。
【0006】
しかし、排出管の先端を作業弁装置及びケース内にて自在に移動させやすいが、一方で、切粉が入り込むことで弁体が損傷したり内部の閉鎖に影響が及びやすい弁座に向けて、排出管の先端を確実に移動させることが困難であるため、弁座に滞留した切粉等の異物を十分に排出することができないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、弁座に滞留している異物を確実に外部に排出することができる作業装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の作業装置は、
流体管を密封状に外嵌する筐体と、前記筐体内を開閉可能な弁体及び弁座と、を少なくとも有し、前記筐体内の穿孔機による前記流体管の穿孔に関連する作業が可能な作業装置であって、
前記筐体は、前記流体管の管軸に対し交差する筒状部を有し、
前記筒状部は、前記弁座に対し軸方向に離れた位置にスリーブ部を有し、
前記スリーブ部は、前記筒状部内に挿入される作業具を接続可能であるとともに、該作業具を前記弁座に向けて傾斜する方向に案内することを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部において弁体による弁座の閉鎖に影響しない離れた位置から作業具を内部に挿入できるとともに、作業具をスリーブ部より挿入することで弁座に向けて略直線状に案内できるので、弁座に滞留した異物を確実に筐体外へ排出することができる。
【0009】
前記スリーブ部は、前記筒状部の周壁に対し斜めに固定されたスリーブにて構成されることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部にスリーブを斜めに固定するだけで、スリーブ部を容易に形成することができる。
【0010】
前記筒状部は、略水平方向に延設され、
前記スリーブ部は、前記作業具を前記弁座における底部に向けて傾斜する方向に案内することを特徴としている。
この特徴によれば、弁座の底部に沈下した切粉に向けて作業具を確実に案内することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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