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公開番号2025004355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023103984
出願日2023-06-26
発明の名称流量計測装置
出願人コスモ工機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01F 1/00 20220101AFI20250107BHJP(測定;試験)
要約【課題】流体管内の洗浄に用いられた流体の流量を正確に把握し、流体使用量の管理運営を向上させることができる流量計測装置を提供すること。
【解決手段】流量計測装置1は、流路構成部材としての消火栓60の口金62(放出口)から放出される流体の流量を計測するものであって、口金62に接続される接続部11と、該接続部11に連通し略鉛直上方に向けて延設される延設管部12と、を少なくとも備え、延設管部12における内部流体が定常流を成す特定領域E1に、内部流体の流量を計測する計測部としての計測装置14が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流路構成部材の放出口から放出される流体の流量を計測する流量計測装置であって、
前記放出口に接続される接続部と、該接続部に連通し略鉛直上方に向けて延設される延設管部と、を少なくとも備え、前記延設管部における内部流体が定常流を成す特定領域に、前記内部流体の流量を計測する計測部が設けられていることを特徴とする流量計測装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記延設管部は、前記特定領域よりも下方に、前記延設管部の管径の10倍以上の延長を有する上流領域を備えることを特徴とする請求項1に記載の流量計測装置。
【請求項3】
前記延設管部は、前記特定領域よりも上方に、前記延設管部の管径の5倍以上の延長を有する下流領域を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の流量計測装置。
【請求項4】
前記延設管部の上端に、側方に向けて延設されるベンド管部が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の流量計測装置。
【請求項5】
前記計測部は、前記延設管部の前記特定領域に固定された流速検知部と、該流速検知部に対し着脱可能に接続される表示部と、を少なくとも有することを特徴とする請求項1に記載の流量計測装置。
【請求項6】
前記表示部の表示画面を撮像可能な撮像部を有することを特徴とする請求項5に記載の流量計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流路構成部材の放出口から放出される流体の流量を計測する流量計測装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、水道管等の既設流体管の管路における所定適所で、流体管の新設または更新工事を行った場合や管路内面の塗装が劣化した場合等において、錆や砂、あるいは切断工事に伴い発生した鉄片などの夾雑物が流体に混入することがある。
【0003】
そこで、既設流体管の管路の所定箇所に設けられている消火栓の放出口に排水装置を接続し、この消火栓を利用して、流体管内の夾雑物を放出水とともに外部に放出して流体管内の洗浄を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-286339号公報(第3頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
尚、水道事業者では、管路の維持管理上、上記排水装置等を用いて流体管内の清浄を目的に放出した分量を利用者に請求することはできないため、正確な積算流量の把握が必要であるが、従来においては、時間を測定しながら容器などに排水を溜めて分量を測定していたため、積算流量が不明確になる虞があった。
【0006】
また、上記特許文献1に記載の排水装置にあっては、流量計により放出水の流量を測定しているが、流量計がスタンドパイプと消防用ホースとの接続位置より下方に配置された水平管に設置されていることで、管内での乱流の発生や空気の滞留が発生し、正確な積算流量を測定できないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、流体管内の洗浄に用いられた流体の流量を正確に把握し、流体使用量の管理運営を向上させることができる流量計測装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の流量計測装置は、
流路構成部材の放出口から放出される流体の流量を計測する流量計測装置であって、
前記放出口に接続される接続部と、該接続部に連通し略鉛直上方に向けて延設される延設管部と、を少なくとも備え、前記延設管部における内部流体が定常流を成す特定領域に、前記内部流体の流量を計測する計測部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、放出口から放出された流体が略鉛直上方を向く延設管部において定常流をなす特定領域にて流量を計測することで、流体管内の洗浄に用いられた流体の流量を正確に把握できるようになるため、流体使用量の管理運営を向上させることができる。
【0009】
前記延設管部は、前記特定領域よりも下方に、前記延設管部の管径の10倍以上の延長を有する上流領域を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、延設管部における計測部よりも上流側にて非定常流があっても、その影響を受けることなく流量を安定して計測することができる。
【0010】
前記延設管部は、前記特定領域よりも上方に、前記延設管部の管径の5倍以上の延長を有する下流領域を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、延設管部における計測部よりも下流側にて非定常流があっても、その影響を受けることなく流量を安定して計測することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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