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公開番号2025011959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114435
出願日2023-07-12
発明の名称集束超音波の測定機
出願人個人
代理人
主分類G01H 3/10 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約【課題】術者はHIFUの計測器が無い為、集束超音波の操作画面とカートリッジに表示された集束点深さ(皮膚表面から集束点までの距離)を信ずるしかない。治療に適した正しい計測値が有れば事故発生は解消できる。
【解決手段】集束超音波を水の中で照射して、その水の密度を計測する。水の密度の計測方法は、HIHUのカートリッジから照射される超音波領域にレーザービームを透過させる。
レーザービームと光波長測定器は同軸に配置して、レーザービームの波長変化を計測する。波長変化による水の密度の分布図を自動作成する。水の密度分布から超音波のエネルギー密度の分布図を自動作成し画像化する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水中に出力された超音波にレーザー光を透過させ、その透過後の光の波長変化を記録し、
超音波のエネルギー分布を三次元的に画像化する。超音波のエネルギー分布を三次元的画
像化する為には、出力された超音波を中心にしてレーザー光軸と受光部を同軸にして、一
定速度で水平方向に回転させながら上下に移動し水の密度の変化による光の波長変化を記
録する。水中の位置を座標化して、その座標ごとの光の波長の変化率から出力された超音
波のエネルギー分布を三次元的に画像化する。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、美容医療で使用される高密度焦点式超音波(HIFU(ハイフ):High Intensity Focused Ultrasound)発生装置(以下HIFUと記す)から出力される超音波のエネルギー分布を画像化することができる。画像化により出力された超音波の集束度を評価できる。超音波の画像化には、水中に出力させた超音波にレーザー光を透過させ、透過後の水の密度変化による波長変化を計測する。超音波伝播により水の密度は変化し、その物理的性質を応用する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
HIFUで皮膚のたるみを無くせることが美容クリニックのホームページ等でよく宣伝されている。HIFUは顔の皮膚のたるみを無くし弾力性を増すことができる為、この治療を受ける人も増加している。しかしHIFUによる肌トラブルや火傷の事故もしばしば報告されている。その事故の主な原因は、集束超音波の出力と集束点位置の不適正である。HIFUは、もともとはがん治療のために開発された超音波技術である。美容医療で使用されているHIFUの仕組みは、皮膚の内部に超音波の熱エネルギー(60~70℃)を点状にピンポイントで照射するもので、狙った皮膚の組織のみに照射できる為、他の組織を傷つけることはない。集束点深度の違うカートリッジを変えることで、皮膚の薄い層から深い層まで集束点を変えることができる。皮膚の薄い層にピンポイント照射すると、目元周辺の小じわの原因を解消できる。皮膚の深い層にピンポイント照射すると、皮膚のたるみの原因を解消できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点は、術者は計測器が無い為、集束超音波の操作画面とカートリッジに表示された集束点深さ(皮膚表 面から集束点までの距離)を信ずるしかないという点である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明により治療に適した正しい計測値を得ることができ、事故発生は解消できる。 計測の順路は以下のとおりである
【0005】
レーザービームと波長測定器を同軸に配置して、一定速度で水平方向に回転しながら上下させる。
【0006】
HIFUのカートリッジから照射される超音波領域にレーザービームを透過させる。
【0007】
透過したレーザー光の波長変化を、水中に定めた座標ごとに計測する。
【0008】
波長変化による水の密度の分布図を自動作成する。
【0009】
水の密度分布から、超音波のエネルギー密度の分布図を自動作成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の測定機により、HIFUの集束度を評価できる。超音波のエネルギーと集束点深さを術者は施術前に画像で観察でき、HIFUが施術に適した超音波を出力しているかどうかを確認できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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